乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ好きだった女の子の幽霊と、線香花火という組み合わせ、夏休みの終わりのような切なさがあってたまらない。
彼女の幽霊は成長せず、でも日常の続きのように会話できる。
彼女に会うための線香花火は無限ではなく、終わりがどんどん近づいていく。会える手段があるから、割り切ることができない。
それは幸せだったのかな。結末はかなしいけれど爽やか。
特定の線香花火だけでしか、でてこれないゆうなのために、
その花火を探すところが一途で好きです。
結構思ったよりも切ない話でした。
持ち主のいない部屋を勝手に漁らせるなよとは思ったけど……ユウナの弟かわいかったな、お姉ちゃん大好きなんだろうなと感じてほっこりしました。
線香花火のエモさと現と此岸を隔てるアイテム、という相性がよくて、線香花火をするたびにこの本のことを思い出しそう。
乙一作品といえば読めない展開や感情表現の仕方、ダークな世界観ちはまた違う雰囲気の作品でした。