Posted by ブクログ 2019年08月22日
何でかわからないけど、無意識に何度も読み返す本あるじゃないですか。
私にとってはこの本がそれに該当するわ
初めて読んだのは中二でそれから、何度も読み返してる。
何故だかわからない
「うわー面白い!」とかではなく なのに読み返したくなる
全ての物語からは登場人物の息づかいやご飯の味、空気感が読むた...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月08日
表題作よりも悲しいトイ・ストーリー『BLUE』が心に残っている4編から成る短編集。テッドの元に最後戻ってきたが、また一緒に遊べる未来であって欲しかった。『石ノ目』のじっとりとした怖さと物悲しさも良い。黒乙一もあるかと思ってたら、全部白乙一作品だった。基本的に長編が好きなのだが、やはり短編は乙一さん...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月07日
白寄りの灰色乙一短編集。
世にも奇妙な物語の中にたまにある、感動回みたいな話の詰め合わせで、読み終わった後どの話も変な感動が残った。
石ノ目…最後までずっと不気味な準メデューサの話。
はじめ…2人の少年がつくりだした想像の女の子が、この世に実現する話。
BLUE…トイストーリーの黒いところを集めた...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
不思議な語り口、言葉選びですね。
独特な世界観…(*´꒳`*)
本当にミステリー・ホラー・ファンタジーです。
だいぶ前に「ZOO」を読んだのですが、ちょっとエグくて(姉弟が何故か牢屋の中に閉じ込められていて血が流れてきて…という話)疎遠になっていたのですが、ブク友さんの〝乙一ラブ〟という想いを知っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月03日
初めての乙一作品。
BLUEに心揺さぶられました。自分の心はなんて黒いんだと情けなくなる。。
前の2作が和風だったこともあり、その背景のギャップに勝手にマイナスの印象からスタートしてしまいましたが、いつの間にかのめり込んでいました。
特に平面いぬ。で感じたことですが、呼称の固定観念を利用して作品...続きを読む