乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々の乙一さん
タイトルは、気になってたんやけど…
こんな状況、何か怖いな…
目が見えん人の一人暮らしに、異音が…
えっ!誰かおるんとちゃうの?
まぁ、一般的には、幽霊を想像するけど、目が見えん人やから。
それに、幽霊の方が普通は、安全かもしれん!生身の人間が、コソッとおる方が怖いで〜!
その2人が、人付き合いが苦手で、そのうち心を通わせる…
まぁ、2人共、心がキレイな人やから大丈夫やったけどね。普通は、もっと怖い事が起こるしな。
私は、チャレンジャーとしか思えんけどね。
2人の心を通じ合わせる過程は、なんか良い感じ。
後半に、怒涛の勢いで、真実が明かされていく〜!
前半と後半のスピード感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編が4作品収録されていて、どれも違う舞台なのですが、4作品ともすごく面白かったです!
わたしは温泉が好きなので刺青は入れたくないのですが、ポッキーだったら可愛すぎて入れてもいいなぁと思いました。温泉に入る時は足の裏なんかに移動してもらえばバレないでしょうし。でも怖がりなので入れる時に痛いのはいやですね…。
あと『BLUE』に出てくる動くぬいぐるみ達もぜひ我が家に来て欲しいです。でもわたしが出掛けている間にほかのぬいぐるみにジュースをかけたり燃やそうとしたら困りますね(^_^;)とりあえずマッチは、どこか見つからない場所に隠しておきます。
『はじめ』の迷路みたいな下水道も、冒険みたいでわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ乙一さんの短編集。
個人的にはZooにも引けを取らないくらい面白かった!
•自分の頭の中の携帯で他人と電話をする摩訶不思議な話「calling you」
•事故により右手指しか動かせなくなり、感覚は右腕の触角のみとなった主人公の物話「失はれる物語」
まるで乙一さんが経験したかのような繊細な描写が凄すぎた…個人的ベスト!
•他人の傷を吸い取るアサトと”オレ”の物語「傷」
痛みをはんぶんこする2人の友情にジンときた。
•叔母のカバンから宝石を奪おうと、旅館の壁に穴を開けて外から盗もうとする主人公。
しかし、その手で掴んだのはなんと人の手で?!「手を握る泥棒の物語」
•家主が亡くなった家に住むことに -
Posted by ブクログ
同著者の『暗いところで待ち合わせ』の感想を読んでいて、『ZOO』も面白かったというコメントを見て手に取りました。
コメント通り、本当に面白くて読み耽ってしまいました(๑˃̵ᴗ˂̵)و
全5作品が収録されている短編集でしたが、『SEVEN ROOMS』がわたしは一番面白かったです。
どのようにこの状況を切り抜けるのかずっと気になりながら読んでいて、最後のシーンは驚きで心に残りました。
映画もあるみたいで、弟さんが通っていた溝がどんな感じの造りなのか気になっていたので、映画を見てぜひ確認してみたいです。
あと、2もあるみたいなので絶対読みます!
『SEVEN ROOMS』のような作品をまた読め -
ネタバレ 購入済み
暗闇の中でひっそりとただずむミチルと、ミチルに気づかれないよう気配を消すアキヒロの生活が緊張感があり先が気になってページをめくる手が止まらなかった。そして、軽いどんでん返しもあり非常に面白い。また、視覚障がい者の大変さを知ることができる。生活する上での困難さなど改めて考えさせられた。
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Posted by ブクログ
子ども向けに簡単な表現と漢字やふりがなで綴られた、もしかしたら青い鳥文庫で発売されていてもおかしくないくらいの体裁なのに乙一節炸裂!!!というお触れ込みを聞いていたせいで
学生時代に貪るように乙一作品を読んでいた私としてはかなりドギマギしました。
しかし実際は思ったより白乙一!
差別や暴力が横行し貧富の差が激しい時代背景だからダークな面も多くなっているけれど
主人公の少年と、その周りの子ら、学校の乱暴者、憧れの名探偵と鮮やかな手口の怪盗、冒険の数々。
これはドゥバイヨルの口調と行動さえなんとかマイルドにしたら、NHKのアニメーションになっていてもおかしくない。かもしれない。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ3人の死にたい高校生が夏にだけ現れる「サマーゴースト」に会いに行き、遺体を探す話。
登場人物の命や恋愛模様、線香花火や夏といったパーツにいたるまで、すべてがどこか儚い美しさを抽出して書かれています。
そうした儚く脆いものが生きていくための「つながり」につながっていくというところがキャラクターのあたたかみにも、作品の土台のようなものにもなっていると感じました。
ラストも見たいところがきちんと見られて、起こり得ない奇跡とあるかもしれない事象のバランスが絶妙で、夏や幽霊といった言葉を本当に大事にして書かれた物語でした。
短い作品であるため生や死について深く掘り下げられてはいませんが、だからこそ思春