乙一のレビュー一覧

  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    死体が見つかるかもしれない緊張感と最恐のオチが魅力的な作品でした。

    ストーリーの本筋とは関係ないと思い込んでいた
    “誘拐事件”の真相と”五月ちゃんの死体の結末”が
    あんな風に繋がるなんて、、、

    五月ちゃんの『かごめかごめ』がしたいという願いが
    最後に”不気味な形”で叶えられて、
    短い作品ながら、きれいな流れで話がまとまるので
    読み応えバツグンです!

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    2025年09月01日
  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    ドキドキハラハラででも続きがどうしても気になって一気読みした。テンポが良い。が、何も解決してなくて、小さな彼ら彼女らの世界での出来事で完結してしまっていることが悔しい。五月がいたたまれない。そしてイヤミス。ページ数は少ないが記憶に残る一冊

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    2025年08月31日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    ネタバレ

    ★★★★★とても良かった。人との関わりを拒む会社員大石アキヒロと視力を失ってから外に出ることを怖がるミチル。事件をきっかけに気配を消してミチルの家に潜むアキヒロ。日に日に2人の関係に変化がありドキドキした。夏と花火と、、よりはこっちの方が好きです。ほかの作品もまた読んでみたいと強く思いました

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    2025年08月30日
  • ZOO 1

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    映像化もされた5作の短編集。
    双子の姉視点から語られる「カザリとヨーコ」、閉じ込められた姉弟が脱出を試みる「SEVEN ROOMS」、ある日を境に仲良し家族がズレていく「SO-far そ・ふぁー」、アンドロイドが死を知るまでを描く「陽だまりの詩」、主人公のある点に変化をもたらす表題作「ZOO」。

    全体的に良い薄暗さ。
    穏やかな印象をもったのは「陽だまりの詩」。

    また、文庫版限定で映画化に携わった古屋兎丸氏と著者の対談が掲載。

    個人的に1番刺さったのは「SO-far」。未だ症状が出続けているところにぞっとした。

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    2025年08月29日
  • GOTH 僕の章

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    人間は殺される側と殺す側に分かれる
    主人公やその周りの人たち、関わってく人たちはその後者に当てはまる。この本を読めばそちら側の世界にどっぷりと浸かることができる。
    さらに一人称がずっとぼくで進んでいくうちに、あるトリックにハマっていく感覚が味わえる。
    短編であり読みやすく、それでいて物語に入り込みやすい小説であると思う。

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    2025年08月25日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    ネタバレ

    フィクションの中に現実味が詰まっていて面白かった。死んだ幼馴染に再会できたとしても易々と気持ちを伝えられる訳ではない。線香花火が軸にある作品だし、そんな風にするりと終わりが来るのも正しいのかもしれない。

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    2025年08月23日
  • 銃とチョコレート

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    数年ぶりに読んだが、変わらず楽しめた。子供向けというにはハードな仕上がり。さりげなく差し込まれた描写が伏線回収され、その鮮やかさに毎回驚いている。

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    2025年08月16日
  • 天帝妖狐

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    これぞ乙一ワールドだ〜!!
    これで二冊目?とかすごいな、まだ十代とか???
    一作目の薄気味悪いA MASKED BALL もゾワゾワした終わり方で最高だったし、表題の天帝妖狐も悲しい雰囲気が最高だった。
    以前読んだ"陽だまりの詩"が凄く好きだったんだけど、表題の方はその雰囲気を感じた。

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    2025年08月11日
  • さよならに反する現象

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    そしてクマになる、とても良かった。
    悠川さんと、家政婦は乙一さんにしてはラストがくっきりしすぎてたのが残念だった。

    それにしてもクマが飛び抜けて好きすぎたので⭐︎5

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    2025年08月10日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    暗闇に潜む何者かの気配。本当であれば怖すぎる状況でこの静かで優しい物語が動き出す。息を殺し、暗闇を見つめ、五感を敏感にして追う物語。孤独に怯え苦しみ、心を通わせ触れた温もり。静かな感動が押し寄せました。乙一さんの文章の上手さ!

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    2025年08月09日
  • 箱庭図書館

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    舞台は同じな短編集。読者から募集した物語を著者がリメイクしたらしい。青春絶縁体のこういうイタイ、ひねくれた(ここでいうひねくれたは、人と違うというか逆張りというかただ自分と似たような考えというか(自分と似たようなというのは憚られるが))主人公の話は好きだ。よかった。

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    2025年08月05日
  • 失はれる物語

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    星6くらいつけたい。いろんな短編があったけど一番好きなのは、しあわせは子猫のかたちだった。悲しい終わり方だったけど、主人公が以前より少しだけ前を向いて生きていくのがいい。短編なのが勿体無いくらいだった。もっと読みたかった。

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    2025年07月14日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    ネタバレ

    まず登場人物も少ないし、言葉も難しくなくて読みやすかった。あきひろとみちるの感じる孤独感は少なからず感じるなぁと。表紙が怖いのだけなんとかしてください。

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    2025年06月27日
  • 小説 シライサン

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    ネタバレ

    原因不明の死の原因を調査している内に自分たちも呪われ、呪いの回避法と根源を探していくというよくある設定ではあるけど、瑞紀たちの話と交互に過去の溝呂木の話が差し込まれ、シライサンがどのように生まれたのかが少しずつ明らかになっていくワクワク感が凄くよかった

    間宮幸太は深追いしなければ助かった可能性あるよね

    ネットに流れたシライサン怪談によってはシライサン大忙しなのちょっと笑ってしまった

    老女・石森ミブと蔵の女は同一人物なのか、溝呂木に語った話はミブによる創作なのかが曖昧なまま話が終わるのもとてもよかった

    蔵の女(石森ミブ?)が村人の命と引き換えに我が子を取り戻した、その血を引き同じく我が子

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    2025年06月24日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    久々の乙一さん
    タイトルは、気になってたんやけど…

    こんな状況、何か怖いな…
    目が見えん人の一人暮らしに、異音が…
    えっ!誰かおるんとちゃうの?
    まぁ、一般的には、幽霊を想像するけど、目が見えん人やから。
    それに、幽霊の方が普通は、安全かもしれん!生身の人間が、コソッとおる方が怖いで〜!
    その2人が、人付き合いが苦手で、そのうち心を通わせる…
    まぁ、2人共、心がキレイな人やから大丈夫やったけどね。普通は、もっと怖い事が起こるしな。
    私は、チャレンジャーとしか思えんけどね。
    2人の心を通じ合わせる過程は、なんか良い感じ。

    後半に、怒涛の勢いで、真実が明かされていく〜!
    前半と後半のスピード感

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    2025年06月22日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    既読はseven roomsだけでした(中学時代に読んでとてつもない衝撃を受けました!)。
    こんなに面白いとは思いませんでした。短編の構成が見事で満足度が高すぎました。文句なしの星5です。

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    2025年06月12日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    台所の床に立ちすくんだまま覚った。一人で生きていけるというのは、嘘だった。

    はたして自分のいていい場所はどこなのだろうかと、考えたこともあった。しかし必要だったのは場所ではなかった。必要だったのは、自分の存在を許す人間だったのだと思う。

    一人きりで生きれば孤独さえなくなると、そう考えたのは間違いだった。ただ、自分の孤独にさえ気づかなくなるだけだった。


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    2025年06月03日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    いつか!誰か!書いてくれると信じてたネタ!
    Wi-Fiにも幽霊あるんだなー。うん。無料Wi-Fiに気軽に接続するのは気をつけます。
    いや、ほんっと面白かった。現代の怪談の解決方法が凄すぎる。時代にあってるというふうか。霊能力者とかいなくても最近はなんとかなるんだな。

    このほかには「seven rooms」「首無し鶏、夜をゆく」「子供を沈める」が好きです

    あと、山白朝子さんと乙一さんって同一人物なんですか…知らず何冊か読んでた。

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    2025年05月30日
  • 平面いぬ。

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    ネタバレ

    短編が4作品収録されていて、どれも違う舞台なのですが、4作品ともすごく面白かったです!

    わたしは温泉が好きなので刺青は入れたくないのですが、ポッキーだったら可愛すぎて入れてもいいなぁと思いました。温泉に入る時は足の裏なんかに移動してもらえばバレないでしょうし。でも怖がりなので入れる時に痛いのはいやですね…。

    あと『BLUE』に出てくる動くぬいぐるみ達もぜひ我が家に来て欲しいです。でもわたしが出掛けている間にほかのぬいぐるみにジュースをかけたり燃やそうとしたら困りますね(^_^;)とりあえずマッチは、どこか見つからない場所に隠しておきます。

    『はじめ』の迷路みたいな下水道も、冒険みたいでわ

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    2025年05月24日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    乙一さんの本を久しぶりに読んだら、山白朝子さんという新しいPNでも書かれていたことを知って、
    へーという驚きもあり、内容も濃かった。
    昔読んだことのある懐かしい話から、書き下ろしの
    WiFi幽霊まで、怖さをギュッとつめこんだ作品集。
    どれもこれも後味に絶妙なさびしさや、かなしさ、
    空虚感があるのが乙一さんの味だなぁと久々に堪能しました。

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    2025年05月03日