乙一のレビュー一覧

  • さよならに反する現象

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    うーーん。
    感想、書きにくい。

    ひんやり怖い話が詰まっている。
    生きていて起きる出来事には、感情が伴う。
    ような気がする。

    つまりは、人の心が怖いということ。なのかな。
    うーーん。やっぱり大したことない感想になった。

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    2026年03月04日
  • 天帝妖狐

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    学生時代に好きだった乙一の、当時は怖くて読めなかった黒乙一を読もう企画を、1人で勝手に進行中。
    ちなみに『暗いところで待ち合わせ』に続いて第2弾。

    トイレの落書きの話『A MASKED BALL』と、
    乙一版の美女と野獣『天帝妖狐』の中編2作を収録。


    特にA MASKED BALLが好きだった。トイレの落書きがチャット欄のように機能して、匿名で話が進んでいく感じ。誰が誰なのかを当てていくミステリー感もいい。
    あとがきで我孫子武丸さんが
    “みんながパソコン通信やインターネットを舞台に物語を描くこの時代に、あえてアナログな落書きで〜”
    みたいなことを書かれていて、ほんとそれ!ってなった。
    2001年に出た文庫なのに、今読んでも全く古く感じなくてすごい。落書きだからこそ、今の時代でも同時代的に読めちゃうし、今からでも映像化して欲しいくらい面白かった。


    天帝妖狐は、じわじわ進んでいく救いのないホラー。
    天帝って結局だれだったんだ?早苗?夜木?
    読んでる時は気付かなかったけど、あとから
    『乙一版の美女と野獣なのでは?』と思った。
    美女と野獣は、野獣が美女と出会って自分を取り戻す。
    天帝妖狐は、野獣が女と出会ってどんどん自分を失っていく話。(この女は早苗か杏子か…)

    夜木と杏子が、もし恋愛に発展してたらどうなってたかな?って考えちゃった。杏子は少なくとも気が合ったと思うのよね。最低限、気にはなってた。それを夜木が遠ざけてるように感じた。
    夜木が結局、まともな人すぎた!いい人すぎるよ。
    夜木がもっとクズ男だったら救われる未来もあったかも知れない…

    って、読み終わってからの妄想がたのしかったです。笑

    我孫子武丸さんのあとがきは、天帝妖狐も欲しかったなぁ〜ぜひ読みたかったなぁ。

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    2026年03月03日
  • さよならに反する現象

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    作家30周年記念の短編集!めでたい!

    小学生の頃、長編が読めなくて乙一さんの短編ばかり読んでたなぁ。子供時代を寄り添ってくれた作家さんなので感慨深い。
    乙一作品に出てくる人物って繊細なイメージだけど、近年の作品は強かさも感じられて、読んでて胸がスっとする(˘꒳˘ )
    この作品だと『家政婦』と『悠川さん~』がその辺顕で著で好きです。

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    2026年03月03日
  • 暗黒童話

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    ネタバレ

    想像したくないけど想像してしまうあの肉塊。手術の様子。手術と言っていいのか、、?カーテン開けたら下にあれがもしいてこっちを見上げてたら、、なんて想像してしまって眠れません。巣の状態で外出るのも怖いですもう。空なんてもう見ることできません。

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    2026年03月03日
  • さよならに反する現象

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    乙一さんの作品はふたつめ。ちゃんと怖くてぞわぞわするのに笑わせてくる感じ、クセになりました。再接続と家政婦が好きでした。

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    2026年02月27日
  • さよならに反する現象

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    「悠川さんは写りたい」、「再接続」が好みでした。
    少し切ない話が多めで、昔の作品ほどエグさはないけど乙一さんらしさを感じる1冊でした。

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    2026年02月26日
  • GOTH 僕の章

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    何十年ぶりかの再読。あの当時の衝撃はもう薄れてはいるけれど、同窓会のような懐かしさを感じた。いわゆる厨二病的な高校生特有の自意識の塊は20歳か25歳か覚えていないけれど、初読の時は生々しくて嫌悪と恥ずかしさにぎゃーっと思ったし、同時に目が離せなくて読み続けてしまう己の無駄に旺盛な好奇心に苛立ちめいたものを感じた。多分。久々に読み終えて思い出したのは僕の章ではなく夜の章から読んだ方が面白いかったはず。ということで、夜の章買うか…。

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    2026年02月25日
  • さよならに反する現象

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    ホラーなのかなっ?切なくて怖くて優しい
    書き下ろしとのこと。
    『家政婦』が特に好きだだけど、
    どのお話しも引き込まれる。

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    2026年02月25日
  • ZOO 2

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    ネタバレ

    凡作。
    面白い。
    島本理生による解説にも、書かれていたが、本当に1人の人間が書いているのか疑ってしまうぐらい、それぞれの話の作風が違う。そのため、「次はどんな話かな」と最後まで楽しみながら読める。

    『血液を探せ!』
    ナンセンスコメディ×サスペンス
    ボケ老人医師のボケ加減や主人公の痛覚が無い等のキャラ設定が結構吹っ切れていて、スタートからナンセンスギャグ小説を読む準備が出来るところが良かった。

    『冷たい森の白い家』
    ホラー×童話
    淡々と書かれている文章は、最初から最後まで不穏な空気を纏った、紛れもない「ホラー」だが、読後感は不思議なことに、子どもの頃に読んだ「童話」を彷彿とさせる不思議な話。

    『closet』
    倒叙ミステリー×どんでん返し
    最高。ラストの3行で「え!今まで読んでいたものは、そういうこと?」となる、どんでん返し特有の感覚が短編で味わえるのは素晴らしい。

    『神の言葉』
    純文学×スリラー
    滔々と連なる自分語りは、一種の「恐怖」を想起させるが、「こういう人って実際、実はいそう」と思わせる。

    『落ちる飛行機の中で』
    復讐劇×ワンシチュエーション
    ラストの展開以外、「落下中の飛行機の中」という舞台で繰り広げられるコントを観ているよう。
    「独特な芸風の芸人さんが考えたネタ」と言われれば信じる、不思議な会話が楽しい。

    『むかし夕日の公園で』
    なんじゃこりゃ。
    ジャンルで言えば、怪談的なホラーを感じ、満足度が高い。しかし、このお話の一番恐ろしいところは、「驚異の4ページ!」

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    2026年02月19日
  • 平面いぬ。

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    作家の乙一さんが大好きなんですが、たまたま読む機会に今まで恵まれてこなかった平面いぬ、ようやく読めました。短編集ですね。
    初期乙一の良さがあった気がする。まだ少し荒削りだけど、動き出す犬の刺青の愛らしさとか、期待していたことが見当違いな説教をされることで叶わなかったりする点とか、楽しく読めました。
    個人的にはブルーが好きかな。ぬいぐるみも青も好きなので…印象に残りました。
    まだ洗練された雰囲気はないかも。芯だけ冷たくて暖かい作品集。クルクル回る電子レンジ。

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    2026年02月16日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    ネタバレ

    The Bookの能力とか設定は面白いのだが、ストーリーがモヤっとした。壮絶な過去を持つ主人公の復讐劇にするなら、仗助との対決より男親との対決とかをもっと色濃く描いて欲しかった。

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    2026年02月13日
  • ZOO 2

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    前作同様色んなジャンルの短編集。
    騙され、恐怖し、コメディ的な要素もあって次はどんな話なのか楽しみしながら読めた。
    シリアスな状況下マイペースな人達が多かったかな(笑)

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    2026年02月08日
  • ZOO 1

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    ダークあり、感動あり色々なタイプの話が詰まった短編集。
    セブンスルームなどはなぜ、誰が、何の目的とかハッキリしてない分怖いものがあった。全てを明らかにしない短編ならではの良さがあったと思う。

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    2026年02月05日
  • 銃とチョコレート

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    ネタバレ

    ネットでミステリー入門作品という推薦を見て手に取った。
    児童書?にあたるのか漢字が少なく子供にとっては読みやすいのだと思うが、私からすると少し読みづらいと感じてしまった。キャラクターがチョコレートに纏わる名前をしていたのは読みやすく覚えやすかった。

    ロイズに見せられたものがGODDIVAだった時から何かの伏線とは思っていたが、まさか父がゴディバであり母はそれに気づいていたとは思わなかった。

    子供な読書慣れしていない人に薦めるのに良い作品かもしれない。

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    2026年02月01日
  • ZOO 1

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    乙一節が効いた短編集です。
    かなりダークな物語ばかりですが、その世界に引き込まれてしまいました。
    だいぶ不幸多めの幸と不幸の境界線を上手く表現していて、明らかに不幸なのに、まるで幸せを手に入れたような錯覚すら感じてしまいます。
    どの作品も面白かったです。

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    2026年01月22日
  • GOTH 夜の章

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    よい点としては、薄いので旅行などに持ち運びやすい点。
    内容は厨二病全開で、斜に構えてる主人公たちに若干イラついた。しかし中学の頃に読んだら多大な影響を受けただろう。「犬」の回は面白かった。

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    2026年01月19日
  • GOTH 僕の章

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    『リストカット事件』
    手首を切り落とし、それを保存する犯人が登場する。

    『土』
    倒錯した嗜癖を持って生まれた人間は可哀想だと思っていたが、この犯人の男は自らの生まれを呪い、被害者を差し置いて過度に自身を可哀想な存在として扱っている点に苛立ちを感じた。

    上巻の『GOTH 夜の章』にも当てはまることだが、語り手といい森野といい、思春期を拗らせた厨二病さが全開で、痛々しさがむしろ良い。

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    2026年01月16日
  • GOTH 夜の章

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    ネタバレ

    残虐なものに心惹かれる語り手と、その同級生の森野が事件に関わっていく、全三編からなる短編集。

    二作目の『犬』では、語り手ではない犯人側の視点が度々挿入されるが、「吠える」「噛み付く」といった単語から、その語り手が犬であると連想させられる。
    しかしラストで、語り手が犬ではなく女の子の方だったと明かされたときの衝撃は強かった。

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    2026年01月16日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    イヤミス系かと思ったら違った。
    目の見えない女性のアパートに、駅で起きた殺人事件の容疑者が潜り込む話。
    息を殺して女性にバレないように潜む描写が目に見えて勝手に少し息苦しくなった。
    非常にテンポ良くさくっと読める一冊

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    2026年01月08日
  • 死にぞこないの青

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    ネタバレ

    序盤から終盤までとても嫌な気持ちで読み進めたが、ラストはそこまでスッキリしなかった。胸糞悪いまま終わってしまった。

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    2025年12月29日