乙一のレビュー一覧

  • ZOO 1

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    ある芸人さんがおすすめしていたので読んでみた。読みやすい文章だった。
    短編集で、ジャンルが広く驚いた。
    この中では「陽だまりの詩」が良かった。
    虐待、ホラーサスペンスは少し描写がリアルで読んでいて辛かった。
    タイトルのZOOの話も、主人公の心理に驚いた。

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    2025年02月26日
  • サマーゴースト

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    アニメ映画のノベライズで『一ノ瀬ユウナが浮いている』の姉妹作。
    短くてさらっと読めるので、中高生にオススメ。生と死がテーマですが重くなく読後感も良かった!

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    2025年02月17日
  • ZOO 1

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    様々なジャンルで多岐にわたり、叙述トリックも駆使しながら、いろんな方向に書かれている短編集。著者の非凡なセンスもあり、また、短編だからこそ読んでいてソワソワする感覚が間延びせずにスッキリと読める形の小説をを作り出しているのだと思う。

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    2025年02月17日
  • 箱庭図書館

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    ボツを拾い集めてひとつの作品にする企画、ひとつひとつのお話にアクセントがあってそれでいて繋がりがある展開、すてきですね
    ひたひたと忍び寄る怖さもほんのりと暖かい愛も感じて、乙一さん初めて読みましたが心惹かれました

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    2025年02月12日
  • 死にぞこないの青

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    ホラーというよりも深い哀しみを伴う物語でした。怖いというよりは物哀しい。先生が超絶胸糞野郎で、本当に現実にこういう人はいるからアオよりもそこにゾッとしてしまった。アオの見た目はグロいし言ってる事もすごく残酷なのになぜかすごく可哀想に思えてくる。マサオの心の奥底の闇を映し出してはいるけど、それは彼が経験していて吐き出すことのできない悲しみや痛みからくるものだからなのかな。
    最後にマサオはどうするのか、こんなクソ師殺してしまえとも思いつつもこんなクソ野郎のために道を外さないでしいという気持ちもあり、後半はずっとドキドキしながら読めました。

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    2025年01月29日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    ネタバレ

    乙一さんの小説をまた読みたくなったのと、ジョジョがどんな話なのか気になっていたから読んでみた。

    ジョジョに関する知識がほぼなかったけど楽しめた!一見関係の無い3つの話が進んでいくにつれてどんどん繋がっていくのが面白い。明里がたくまの母親だと知った時は自分の中の疑問が一気に晴れてめちゃめちゃ気持ちよかった。
    スタンドを使った戦闘シーンもジョジョ見たことないけど頭の中で映像化できた。アニメも観てみたいな。
    千帆とたくまの子どもが幸せになれますように!

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    2025年01月21日
  • ZOO 1

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    またまた
    考えさせられる
    短編集ばかり
    その上 恐いし
    ただ読んだのが2025年なので
    なんか近い話や、なんかこんな映画なかったけってな 話があったから......
    ⭐3で

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    2025年01月10日
  • ZOO 1

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    中学生?ぐらいのときに読んだけど、いまだに内容覚えてるぐらい怖かった。
    刺激強すぎて夢にもでてきた。
    読んですっきりするような話でもないからもう一度読み返したいとは私はならないけど、でも面白かった

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    2024年12月29日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    昔読んだことがあるのだけれど、違う表紙で出てたから思わず買ってしまった。
    ミミズクと一緒であの頃と同じには読めないけれど、何十年経っても素敵な小説でした。スマホがまだ一般的には普及してない時代、リアルタイムにこれを読めてよかった。

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    2024年12月08日
  • ZOO 1

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    「短編工場」に収録されていた「陽だまりの詩」が良かったのでこちらの短編集を読んでみた。ちょっと凄惨な描写もあるけど、全体的には怖いというより「どうなるんだろう」とドキドキする感じ。主人公がかなり特殊な環境に置かれる場合が多くて、若干設定に違和感を感じることもあるけど、どの話もラストに意外な展開があるのは上手いなと思う。個人的にはやっぱり「陽だまりの詩」が一番良かった。

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    2024年11月26日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    ネタバレ

    乙一さんの作品が大好きで、当時出版されてたものは
    全部持ってたけど、それからもう書いてないと思って
    いたので、書店でぶらぶらしている時にこの本を見つ
    けて驚きました。
    早々にユウナが亡くなってしまったので、タイトルか
    らどんなお話になるのか期待してましたが、少し期待
    外れでした。
    一般的には切ない…のかな?
    私が親になってしまったからなのか、切なさは感じず、
    ユウナの出現は一度だけで終わり、大地には前に進ん
    で欲しかった。(その後に又思いがけず…というのはア
    リだと思うけど)
    ずるずると何度もは誰のためにもならない。(現実的)
    十年は長すぎる。
    平凡なお話で終わったという印象。
    ただ、乙一さん

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    2024年11月22日
  • 箱庭図書館

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    短編集のなかでも好きな短編集です。作品全体の繋がりもあり、特に最後の「ホワイト・ステップ」はとても素敵な作品だと思います。「ホワイト・ステップ」を読んで、新海誠監督の「君の名は」を思い出しました。

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    2024年11月20日
  • 箱庭図書館

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    2024.10.28
    短編集だったけど、全部文善寺町が舞台になっていて登場人物たちが少しずつリンクしていた!
    素人が書いた話をリメイクしているらしい。
    どの話も良かったけど、「ホワイトステップ」が印象的。

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    2024年11月13日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    あの花を思い出すような青春もの。さくさくテンポよく読めた。全体的に爽やかでとても可愛い。夏に読み直したくなる。

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    2024年10月29日
  • サマーゴースト

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    自殺願望を持つ高校生3人と「サマーゴースト」と呼ばれる幽霊との邂逅の物語。
    ほっこりした読後感の王道のファンタジー青春小説だが、死を扱う小説としてはちょっと薄っぺらいなと感じてしまった。

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    2024年10月27日
  • GOTH 僕の章

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    夜の章が良かったので、読みました。昔は綾辻さんの殺人鬼すらハラハラドキドキ読めたのに、正直読むのがしんどかった。歳かもと少し凹む作品になりました。内容は叙述トリックでどれも秀逸と思います。後書きの通り、みなさんの読書習慣のきっかけになればいいな。

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    2024年10月14日
  • 失はれる物語

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    独特の世界観で描かれた短編集です、ホラー要素は特になくむしろ透明感のある比較的爽やかな印象でした。
    なんとなくの印象ですが男性より女性向けかも知れません。

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    2024年10月03日
  • 花とアリス殺人事件

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    映画は未鑑賞。
    なんだかちょっと乙一さんっぽくない気がする。
    岩井監督要素が強い。
    少し前の本だから、というのあるのかもしれない。

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    2024年09月29日
  • 失踪HOLIDAY

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    「しあわせは子猫のかたち」と、表題作「失踪HOLIDAY」の二編を収録。

    ちょっと変わった設定を用いて魅力的な物語を創造する、作者の才能の片鱗が窺える作品集だと思います。

    それぞれ違った良さがありますが、個人的には「しあわせは子猫のかたち」が好みです。切なさの中にほのぼのとした温かみを感じる、とても優しい物語でした。

    一方、小生意気な女子中学生が企てる狂言誘拐の顛末を描いた表題作は、杜撰で穴だらけの計画が実行されることに終始ハラハラ。
    使用人のクニコさんのキャラクターも印象深く、主人公とのやり取りも面白かったです。

    期待を裏切らないあとがきも含めて、最後まで楽しめる一冊でした。

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    2024年09月22日
  • サマーゴースト

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    どなたかのレビューを読んで買ったと思っていたのだが、今、見るといいね!をつけたレビューもなく、何で見たんだったのだろうなあ…。

    ともあれ、、、夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと現れるという“サマーゴースト”と、自殺系サイトで知り合った3人の高校生の物語。
    映画の脚本を担当した作者自らがノベライズした作品というのは後で知ったが、確かに、まあ、そんな感じ。
    160頁に満たない短い話で、ほぼ想像した通りに進んでいく話だが、現世に未練を残すゴーストと人生を終わらそうと考える高校生たちの、それぞれの心情が夏の終わりの季節と相まって醸し出す切なさはなかなかに沁みる。(友也の母親の押しつけがましさ

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    2024年09月16日