乙一のレビュー一覧

  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    あの不思議で不気味な雰囲気がまた味わえてよかった。
    ページ数が少ないので本当にさくっと読み終わってしまってちょっと寂しくなった。

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    2024年09月12日
  • 銃とチョコレート

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    子ども用の読み物だと思っていたら、裏切られた。読みごたえがあり、しっかりした作品だった。何度かどんでん返しもあり、なかなかのものだった。

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    2024年09月10日
  • ZOO 1

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    ある番組で紹介されていたので読みました。全体的に重いし暗い話だった。でも「陽だまりの詩」は良かった。

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    2024年09月06日
  • 失はれる物語

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    短編集なので、どのお話もテンポよく進みます。
    表題作の「失はれる物語」は、夫婦のお互いを思いやる気持ちに感動しました。
    右腕の感覚しかない音も光もない世界は、恐怖以外の何者でもなく、そんな状況でも奥さんの気持ちを慮る主人公は立派だと思いました。

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    2024年09月02日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    乙一さんの作品はホラーしか読んだことがなかったので、表紙を見てどうかなと思いながら読みましたが、さすがの読みやすさと心情描写でした。

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    2024年08月19日
  • GOTH 僕の章

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    殺人を犯す人々に興味をもつ僕と異常者を引き寄せてしまう森野の周囲で起こる猟奇事件を描いたGOTHの下巻。
    猟奇事件を犯す人々と自分のなかに類似点を見出している僕を中心として展開されている下巻も、ミステリー要素と残酷さ,そして人の暗黒面が興味深く面白かったです。
    江戸川乱歩が好きな人は好きなんだろうなという感じでした。
    主人公である僕の淡々とした様子は怖くもあり面白くもありました。

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    2024年08月17日
  • GOTH 夜の章

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    高校生くらいのときに読んだのを再読。
    人間の暗黒面を覗きたくなるあの暗い好奇心を持っていた頃を思い出せた。
    ミステリーのタネを知っていてもついつい読んでしまうのも、暗い好奇心を持つキャラクターたちが魅力的に描かれているからなのかもしれません。

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    2024年08月15日
  • 夏と花火と私の死体

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    再読(2025.09)
    内容は覚えていたので、冷静に楽しめました。
    表題作より『優子』が読みたかったので。
    どちらも映像が浮かんでくるよいな文章の書き方。想像して読ませてくれるので、飽きない。

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    ●『夏と花火と私の死体』

    わたし(五月)と橘兄妹。
    橘家の裏にある森。木登りした上が3人の秘密基地。妹の弥生は兄が好きなこと、兄は従姉の緑さんが好きなこと。五月まで兄が好きだと言い出して…。木の上から落ちてわたしは死んだ。

    ■健(兄)の珍行動
    ・死体をみても冷静に妹に笑いかける
    ・死体を隠す方法を考え、すぐ実行に移す
    ・自分の顔を殴ってでも死体発見を妨げる

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    2025年09月25日
  • 夏と花火と私の死体

    購入済み

    夏だから

    夏と花火、そして死体が語り手となっている展開。健くんと妹の弥生ちゃんの悪戦苦闘の4日間。ドタバタなコントのようでもあった。それを見守る五月ちゃんの俯瞰目線が柔らかく、変にあたたかい。先が気になって一気に読んだ。想像していた結末とは全然、違っていた。伏線があったのに、気がつかなかったのが残念。

    #ドロドロ #じれったい

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    2024年07月31日
  • さよならに反する現象

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    中学生の時にハマっていた乙一さんを見かけて久しぶりに手に取ってみた。昔よりだいぶマイルドな内容だった。最終話、おそ松さんを知らなかったのでよく分からなかった。

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    2024年07月26日
  • 暗黒童話

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    とにかく怖かった。最後のどんでん返しはまんまと作者の手のひらの上で転がされてしまった。世界観や登場人物、特に犯人の思想が奇怪過ぎて現実世界と根っこが違う世界線の話だと割り切って読んでみるとどこか日常との繋がりを感じる描写もあるので割り切りきれない。不思議な感覚だった。

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    2024年07月19日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    読者のボツ投稿を作者がリメイクした短編集。
    一つ目の作品の「小説家の作り方」と最後の作品の「ホワイト・ステップ」が好きだった。
    ホワイトステップは特に好きで、設定から結末までオシャレだった。途中の作品がハマらなくて読むのをやめようとも思ったけど、最後にホワイトステップが読めて良かった。

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    2024年07月09日
  • GOTH 夜の章

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    暗黒系


    森野
    僕とはあいさつを交わす習慣はない。喫茶店で拾った事件のことが書かれている手帳を渡してきた。

    楠田光恵
    十六歳。隣の県に住む女子高生。T山の森の奥で何者かに解剖された。身体の部位が木の幹に固定されていた。猟奇殺人の「最初の」被害者。

    中西香澄
    専門学校生。二人目の被害者。H山の小屋に体を各パーツに分けられて、床一面に配置されていた。

    水口ナナミ
    隣の県に住む高校生。S山の神社の奥の森に首を切断され、裸で座っていた。

    喫茶店の主人
    森野が常連として通っていた喫茶店の主人。手帳の持ち主。





    ユカ



    森野

    ママ

    ママが連れてくる男
    ママがいないとき、ひ

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    2024年07月09日
  • 失はれる物語

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    再読。何歳の頃にこの本と出会ったのだろうか。
    とあるインフルエンサーの紹介で懐かしくなり買い直して読んでみた。
    読み返すと一編猛烈に記憶に残っているものがあった。「しあわせは子猫のかたち」である。
    読みながら、小さい頃過ごした家を、部屋を、椅子を、空気を思い出した。読書には当時の環境まで思い起こさせる力があるなんて今まで知らなかった。夏の匂いを覚えている。不思議なことに、今もまた夏だった。

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    2024年07月06日
  • 失はれる物語

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    「さみしさの周波数」を読んだことがあり、それに収録されている作品が何個か入っていた。

    世間とうまく馴染むことができない主人公の短編が多かった。
    ちょいちょいファンタジーも混じっている不思議なお話も。

    私は「さみしさの周波数」にも入っている「手を握る泥棒の話」がこの中だと好きかなぁ。
    主人公と少女。お互いが影響し合って良い方向に運命を変えた特殊な関係性が良かった。少女は語り合ったことをきっかけにその後の生き方が変わるが、主人公のことは覚えていないかもなと思っていた。なので最後会いにきた主人公に即気付き、他人には見せない素の顔を曝け出した少女を嬉しく感じた。

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    2024年07月06日
  • ZOO 2

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    ZOOの続きです。
    全体的にホラー感強めなのが良かったです!
    気に入ったのは、落ちる飛行機の中でが好きでした!

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    2024年06月28日
  • 失はれる物語

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    ショートショートや短編小説は膨らますのにとても想像力を要すると思います。
    私にはむずかしかったです。

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    2024年06月09日
  • GOTH 僕の章

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    とにかく「夜の章」に負けずグロい作品。手首だけを切り取って冷蔵庫に収集する異常者など、こんなことよく思いつくよなぁーと怖いけど感心するほどの狂気的な物語。そして幾度となく巻き込まれる「僕」。ちょっと怖くて再読はできそうにないくらいだけど、物語の構成は読者をグッと惹きつける短いけど読み応えのあるものだった。

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    2024年06月09日
  • 箱庭図書館

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    ファンが描いた没作を乙一がリメイクすると言う企画短編集。
    乙一らしさも随所に感じられる反面、雰囲気が違うなという作品もちょこちょこあり楽しかった。

    ホワイトステップスが好き

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    2024年06月01日
  • GOTH 夜の章

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    グロい表現が多くて読んでいると、頭の中でその描写が浮かびそうでゾクゾクする。そして、あとがきで作者が書いてあったようにこの物語と現実とを重ねてはあまりにも残酷すぎる。ここに出てくる人物は怪物である、そのために殺人に至った理由を細かく描いていないのであると言うところでは、現実味がなく狂気的な物語としてスッと入っていったんじゃないかと思った。

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    2024年05月16日