乙一のレビュー一覧

  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    やっと出会えました。
    探していたけれど中々見つからず。

    GOTHですねー笑
    しっかりとGOTHでした!

    まだまだ読みたいです。

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    2023年03月29日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    乙一さんが好きだったから10年前にも一度読んでる。ジョジョを知らない当時もそれなりに楽しめたけれど、アニメ全部見た今だからこそ一人ひとりのキャラクターや荒木先生の世界観に想いを寄せられる。乙一ファンとしてもジョジョファンとしても納得出来る作品。仗助達と10年越しに出逢えて嬉しい。
    ザ ブック(自分の体験を記録される本型スタンド。ページを開くことで追体験できる。)自分は忘れっぽいから、あったら便利だろうな。だけど、同じ事柄でも時間が経つことで客観視出来ることもあるから、何度も追体験をしていたらかなり自閉的な性格になりそう。同じようなスタンドなら岸辺露伴のヘブンズドアーを使えるようになってみたい

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    2023年07月04日
  • 死にぞこないの青

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    ネタバレ

    小学生の少年がクラス担任から"いじめ"を受け、自分の分身とともに復讐を企てる話

    小学校という狭くて閉鎖的な環境で、しかも10歳か11歳の子どもの経験値からして
    「先生はいつも正しい、間違っているのは生徒」と思い込んでしまうのは誰にとってもあることなのだろうなと思った

    先生の仕打ちはとにかく胸糞悪いが
    社会科の授業で「えた、ひにん」の学習をして、自分がこのクラスにおけるそれだと気づけたこと
    先生のしていることとはいえ、このやり方はおかしいと思える賢さを少年が持ち合わせていたことが救いだった

    子どもに対して「学校で何かあったら相談してね」と言うことは簡単だが
    その&quo

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    2023年03月08日
  • 平面いぬ。

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    不思議なお話を四遍収録した短編集。
    どれもちょっと切なくて、面白かった。
    BLUEと平面いぬ。が好きです。

    昔19時台にやってた不思議なミステリーのアニメみたいな感じ?(伝わる?)
    登場人物たちの感情にあまりリアリティがなくて、「おはなし」の中の人でしかないんだけど、それが読みやすくて良かった。
    設定を楽しむためのお話だと思う。

    ホラーはそんなに得意ではないので、これは乙一さんの中でもかなりファンタジー寄りで、読みやすかったです。

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    2023年02月07日
  • 暗黒童話

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     乙一さん初期の長編作品。グロ系苦手な方にはお勧めしない。事故で左眼を失った少女・菜深がショックで記憶も失くしてしまい、事故前の彼女とは性格が別人のようになってしまう。皆から愛されていた菜深が周りに失望され、孤独になっていく様が辛い。乙一さん作品では孤独な主人公が多く、読者が見ていられなくなるような気持ちにさせられるほど孤立状態の描写が巧い。
     移植された眼球が観せるドナーの記憶と行方不明の女子中学生監禁事件の謎や、グロテスクなホラー描写に加え白乙一さん要素もあるが、気持ち悪さが強いのであまり好きではない。

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    2023年01月22日
  • ZOO 2

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    乙一ワールド。と世間では言うらしい。この青い表紙の方は「神の言葉」が良かった。後半なんだかよく分からなくなったが、何だか好き。「血液を探せ!」これもバカバカしくて好き。三谷作品の「ザ・マジックアワー」的な感じを思い出した(雰囲気レベル)。
    このところ短編ばかりだったので、読み応えがなかった。次は長いのを読もうと思う。

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    2022年12月24日
  • 天帝妖狐

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    表題作は、なんともやるせない気持ちになった。
    特に最後の言葉には、胸が締めつけられる。
    孤独な人生の中に見えた僅かな希望さえも打ち砕く惨たらしい現実が、何より恐ろしかった。

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    2022年12月01日
  • 暗黒童話

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    ネタバレ

    途中何度読むのをやめようと思ったことか。

    小説の面白さを評価するよりも、
    グロテスクな表現が頭にこびりついて離れない。
    このような内容だと知っていたら、読まなかったと思う。

    最近、何気なく手に取る小説やなんとなく見るドラマに
    やたらと主人公と別な人格が関わるものが出てくる。
    これは何かの啓示なのだろうか。
    たとえば今の私は、実は以前の私とは別な人格で
    そのことを忘れているということを無意識に教えてくれている。みたいな。

    そんな突拍子もない現実逃避をしなければならないほど
    暴力的な描写が所々出てくる。
    特に血生臭い内臓系の話が苦手な方は読まない方がいい。

    乙一さんの本を読むのはこれで三作

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    2022年10月24日
  • ZOO 2

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    『ZOO1』よりは面白いと感じる作品が少なかっ
    た。「冷たい森の白い家」は童話のようだったけど、幼い頃酷い扱いを受けた少年が捨てられて徘徊したあげく、死体で家を作るという描写はなんとも幻想的なイメージを抱いた。

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    2022年08月22日
  • 山羊座の友人

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    犯人だと思ってた人が実は違った。いじめられてた子が理不尽で可哀想だったがそこに救いはあったかな。いじめっ子が全て悪い、がそこを中心として描かないからなかなか珍しい着地点だった

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    2022年08月22日
  • 山羊座の友人

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    引きずるタイプなので、「読み返せないくらい切なかったらどうしよう」と思っていましたが、許容範囲内でした(いじめの描写はショックだけど…)。
    勿論切ないんだけど、個人的には納得の結末かな…これでもか!と切ないのはつらいので。あと、皆さん仰るように絵が綺麗。
    ただ、今回小説版を読んでから読み返したら、“乙一さんの書く文章表現”が好きな私としては、「やっぱり小説の方が良いかな」とも思ってしまいました。

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    2022年08月21日
  • ZOO 2

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    ZOO1のSEVEN ROOMSがトラウマだったけど、2は心穏やかに読める作品が多くてよかった。
    「血液を探せ!」と「落ちる飛行機の中で」がラーメンズのコントみたいに進んでいき、どちらも深刻な話なのに面白おかしかった。
    世にも奇妙な物語にぴったりな世界観の話が多い。
    無駄な言葉を削ぎ落とした、シンプルな文章だから、スラスラと読めてしまう。
    グロテスクな描写が多いのに、透明な清潔感があって不快に感じない。
    終わりのない後味がある文章を書く、それが乙一さんだと思った。

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    2022年08月12日
  • ZOO 2

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    5つからなる短編と1つのショートショート
    コミカルあり、ホラーあり、ミステリーありと色々な要素が凝縮されている1冊
    自分的なオススメは血液を探せ!とCloset
    血液を探せ!はあのユーモラス溢れるワシや周りの人間から織り成す展開が自分に刺さった
    Closetは50ページと短いながらしっかりとミステリー然としており、あの結末は良かった
    個人的にはZOO 1よりこちらが好き

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    2022年08月10日
  • 迷 まよう

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    アンソロジーの中に「アミの会(仮)」というものがあるのを知ったのは、この【迷 まよう】だった。

    アミの会(仮)のアンソロジー企画は『捨てる』『毒殺協奏曲』『隠す』
    そして、第4弾が『迷』と『惑』


    ところで「アミの会(仮)」って何?
    と疑問に思ったら、「アミの会」には公式ページ "Facebook" があり、
    活動も2015年からだと知って驚いた。
    それによると、「アミの会(仮)」は女性作家の集まりで、会の目的はアンソロジーを出すこと。
    たまに集まってお茶を飲んだり、ご飯を食べたり(お酒を飲んだり)すること。

    2015年、GWの東京で、5人の作家が集まって食事会をして

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    2022年08月07日
  • 小説 シライサン

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    久しぶり乙一。漫画版がてんでダメだったから、小説版にもちょっと手が伸びなかったんだけど、自分的・夏のホラー特集の一環として着手。これはでも、こちらを先に読めばよかったというか、こちらだけ読めば良かった。でも冷静に考えると、本作のような呪いの伝播って、目新しい訳でもないだろうし、起こる悲劇もそんなに突拍子もない訳でもなし。ということは、これだけ楽しめたのも、語りの巧みさが一番の理由なんだな。さすが。

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    2022年07月11日
  • 死にぞこないの青

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    親が羽田より気持ち悪い、トラウマを思い出させる。羽田の方がまだ良い。
    家でゴミ扱いされて自信もなくなったし陽気から極度の内気になった。学校やら色んなところで褒められて天才扱いされて少し直ったけど、一生親を許すことはない。向こうは悪いことした気はないし本気で全てこっちのせいだと思い込んでるし親孝行しろとか言うのも気持ち悪い。それでも真っ直ぐ生きてきた自分に感謝。復讐とか考えたことなかったけどした方が自覚させられるかもしれない、しないけど

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    2022年06月27日
  • さみしさの周波数

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     全体的に切ない話が多かったです。個人的には、フィルムの中の少女と失はれた物語が好きです。

     「フィルムの中の少女」は文体の影響もあり、ホラー展開かと予想して読み始めましたが…どうにも切ないです。やり切れないけど、誰かに気付いて欲しくて、主人公が引き寄せられた…主人公は少女と似ていて共鳴しやすいのかもしれません。

     「失はれた物語」は辛いですね…閉じ込め症候群の方は同じように感じ、生きているのだろうかと思いました。中には主人公のような選択をする人もいるかもしれません。 
     この完全な孤独に人は耐えられるのだろうか…人は繋がりがないと絶望してしまうのではないかと感じたお話でした。生きていると

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    2022年04月14日
  • 失踪HOLIDAY

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     高校生の頃ハマっていた乙一さん。角川スニーカー文庫はすべて未読だったため、まずは表題作を知らない本書から。『しあわせは子猫のかたち』は『失はれる物語』で読んだため割愛。
     これは子どもの間に読んでおきたかった。展開に無理がある部分にツッコミを入れてしまうため、純粋に入り込めなかった。黒乙一の場合を考えて身構えていたので、いつクニコが不幸に見舞われるかとハラハラしながら読んだ。全体的に呆気なく終わり、少し物足りないが、読書し始めの頃に読むと良いかも。コタツに入りながら読めたので雰囲気はバツグンだった。

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    2022年03月23日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    3冊目の番外編。

    サクッと読めました。
    『友達』なんだね。
    2冊読んできて嬉しくなってしまった!
    あえて『僕』と言っておこう、
    その彼の賢さが際立ってました。

    3冊通して、あとがきの面白さがまた絶妙に効いてます。

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    2022年03月21日
  • 小説 シライサン

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    とある怪談をしてたグループが次々と亡くなっていく。事故なのか事件なのかと調べていくうちに、その怪談を聴くことで呪われ亡くなっていることがわかっていく。呪いが噂やSNS、娯楽として伝播していくホラーミステリー。

    乙一さんの描写がより恐怖をかきてます。
    だだ全体的に山場は少なめ。
    それでも、呪いはどうなったのか、何処から始まったのか、誰か生き残れるのだろうかと続きが気になってすぐ読み終わってしまう、乙一さんらしい本です

    『次はおまえだ』

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    2022年03月18日