【感想・ネタバレ】花とアリス殺人事件のレビュー

あらすじ

乙一×岩井俊二。伝説のノベライズ文庫化。

石ノ森学園中学校に転校してきた有栖川徹子(通称:アリス)は、転校早々クラスメイトから嫌がらせを受けるようになる。どうやら彼女の席には呪われた噂があるようだ。
そんなある日、アリスは、自分の隣の家が「花屋敷」と呼ばれ、話題にのぼっていることを知った。彼女は、ある目的をもって花屋敷に潜入する。家のなかには、長期不登校中のクラスメイト・荒井花(通称:花)がいた。そこで花はアリスに、驚くべきことを口にする。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『花とアリス殺人事件』の文庫版となります。

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Posted by ブクログ

思春期の青春だな~!
おもしろかった!

思い込み激しめで引きこもりになる子、いじめられっ子から一念発起して降霊しクラスのカリスマとなる子、ママは夢見がちな小説家離婚したパパは刑事の転校生(主人公)

キャラの設定の濃さがすごい、大渋滞しそうなのにキャラもストーリーもおもしろい

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2023年03月31日

Posted by ブクログ

岩井俊二監督の映画を原作にしたノベライズ作品。
映画の初項と決定稿と、乙一のオリジナルのブレンドで、
映画とはまた別の作品として仕上がっている。と思う(^ ^;
済みません、映画の方は見てないので(^ ^;

登場人物が、みな濃ゆい(^ ^;
主人公も、クラスメイトも、親も(^ ^;

親の離婚で転校して来た中学生が主人公。
クラスでは、何故か皆から距離を置かれてしまう。
いじめっ子やら、クラスを支配する謎のオカルト少女やら、
隣家からずっと覗いてくる引きこもり少女やら、
四クセも五クセもある連中に囲まれてもがいている間に、
徐々に全貌が見えてくる「学校で起きた事件」。

その事件の謎を暴き、引きこもり少女を救うべく
行動を起こす主人公アリス。
が、所詮は中学生だし、解決の「手法」が
びっくりするほどもどかしい(^ ^;
肝心なところで大ドジかましたりするし(^ ^;

結論から言うと、トラブルは解決し、
引きこもりも学校に戻ってくるし、
アリスも自分の居場所をきちんと手に入れるし(^ ^

これは原作映画があるから、なのかも知れませんが、
全体を通して文章が非常に「映像的」な印象。
その分、読み物としてだけ捉えてみると、
ストーリーの「ひねり」が今ひとつか(^ ^;

乙一氏がゼロから書いた作品だったら、
もう二ひねりくらいぶち込んでくるかな、と(^ ^;
その分、星一つ減(^ ^;

0
2018年05月08日

Posted by ブクログ

映画は未鑑賞。
なんだかちょっと乙一さんっぽくない気がする。
岩井監督要素が強い。
少し前の本だから、というのあるのかもしれない。

0
2024年09月29日

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