大森望のレビュー一覧

  • 息吹

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    凄まじいSF短編集だった。短編集はあまり良い出会いが無く、長編の方が没入できるし感動できるなぁと思い込んでいた自分の価値観を見事にひっくり返された。
    特に「商人と錬金術師の門」「偽りのない事実、偽りのない気持ち」「不安は自由のめまい」には心が打たれた。
    誰しも過去のあの時に戻れたら、見れたら、もし変えたら今の自分はどうなるか、とか人生に悩む時に空想してしまうが、それをSFの世界観の中で、高い解像度と抜群のリーダビリティで描かれていて、色々と考えさせられる。

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    2025年09月05日
  • 三体3 死神永生 上

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    暗黒森林に続き、本巻でもどんどんとスケールが大きくなり、ページを捲る手が止まらなかった。
    梯子計画、万有引力と藍色空間、人類大移住とどの展開も自分が今まで映画やアニメで見たことのある物語よりも一回りスケールが大きく、未知の世界を疑似体験するというフィクションの醍醐味を存分に味わえた。
    特に「四次元のかけら」が登場する場面では、四次元空間についての説明を読みながら、私なりの四次元空間が脳内に展開された。この本を読んでいなければ、決して想像できなかったであろうイメージを体感できる。SFって凄いと毎巻思わされる。


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    2025年09月04日
  • 三体3 死神永生 下

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    漸く読み終えた……。
    難しい部分が多く気力も体力もごりごり削られたが、その分しっかりおもしろかった。

    直面する絶望が毎回、空間的にも時間的にも壮大なので幸運の兆しが見え始めるとそれが宇宙規模で裏切られるのが怖くてつい文字から目を背けてしまう。結局先が気になってすぐに読み始めるが、心臓はバクバクしっぱなし……。
    このスケールの物語で何をもって終わりとするのか不思議だったが、綺麗な終わり方だったと思う。この結末を見届けることができて良かった。
    宇宙の物語であると同時に、愛の物語でもあった。

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    2025年09月03日
  • 時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

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    科学の力は想像力をここまで広げるか、それとも作者の類稀なる想像力が科学をここまで魅力的にするのか、
    いずれにせよ劉慈欣の作品は単なるsf作品の枠を超えてエンタメ作品としての最前線を突き進んでいることは確かだ。

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    2025年09月03日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    とうとう読み終わってしまった。
    本当に面白い三部作だった。
    空間的にも時間的にも圧倒的なスケール。

    人類を虫ケラに思わせるほど発展した三体文明も、さらに超高度文明にとってみれば変わりない。
    そんなわけで一瞬で滅ぼされてしまった。
    しかも実行者はその文明内ではヒエラルキーの下位に位置する者らしい。
    恒星を破壊する活動は誰でもできるお仕事として扱われている。

    物語中、程心にのしかかる責任は半端なく大きい。
    太陽系を救うこと、滅亡を受け入れて遺すこと、生き残ること、宇宙を消滅から救うこと。
    どれも想像がつかないほどの重みだった。

    物語には教訓がつきものだったりするが、三体のスケールはそんなもの

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    2025年09月01日
  • 三体3 死神永生 上

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    「人類をひとり、敵の心臓に送り込む」

    「あぁそうなのか」と一度受け入れてしまうが、よくよく考えると随分残酷な展開。もう終わりでいいじゃないか、幸せになってくれよ、と思いながらもページを捲る手は止められない。

    人類の安寧はまだ先らしい。

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    2025年08月30日
  • 三体3 死神永生 下

    購入済み

    年代スケールが桁違い

    年数表でも分かりように、時の概念から桁違いに凄かった。とうとう読み終えてしまった。これを読み終えると、次に手に取る小説に困ってしまうほど面白かった。いつか、三体Ⅳとして続きを読んでみたい。

    #ドキドキハラハラ #切ない #アツい

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    2025年08月30日
  • 息吹

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    短編集の中で息吹が最も心に残った。
    探検家と呼ぶ同志、宇宙に存在する者に対して遠くから応援されているような感覚になった。

    今、自分がここに刻む、一呼吸が奇跡であると。息吹なんだと。

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    2025年08月25日
  • 息吹

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    ネタバレ

    SF × 哲学の魅力
    単なるSFではなく、哲学的な問いや人間の根源的な悩みと自然につながっている点が素晴らしかった。高度な設定を土台にしながらも、難解さより「人間の感情」に重心があり、読んでいて心に残る。自分はSFに身構えていたけれど、むしろ哲学小説として楽しめた。

    短編集ならではの多様さ
    長編のように構えて読む必要がなく、それぞれの物語に個性があってリズムよく読めた。とくに冒頭とラストは印象が強く、最短の「予期される未来」にも思想の鋭さがあり、「短さ=軽さ」ではないことを痛感した。一方で「デイシー式の進化論」は難解すぎて、自分にはまだ理解が追いつかなかった。再読したら違う景色が見えるのかも

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    2025年12月01日
  • 時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

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    教養と科学的思考と想像力で、人はここまで考え、創ることが出来るのか。
    彼とその作品群は、現代文明の到達点のうちの一つだと思う。

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    2025年08月21日
  • 三体3 死神永生 上

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    新しい主人公と新しい文明社会。拮抗状態である三体文明と地球。面壁者ルオジーが前巻で必死に対策した世界で執剣者としてチェンシンが引き継ぐ。
    宇宙艦隊、冬眠、科学技術、大移動、全てが最初から最後まで展開が動き続けている。
    最初のチェンシンとティエンミンの話からずっと引き込まれてしまった。ルオジーがあんなに頑張って守ったのに、、、あんまりルオジーは出てこなかったけど大事な場面でしっかりと出てきた!もうお疲れ様だよ!!!ずっと面白い!!

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    2025年08月18日
  • 三体3 死神永生 下

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    三体読破!かなり時間かかった!!
    絶対人に薦めたいので、まずはメモ
    ・話の裾野が広がり続けて収束しない
    (SFなので物理的にも広がっていく)
    ・SFに留まらず人物造形や美しい文章表現が卓越してる
    ・ヒューマンドラマとして一部だけ読んでも楽しめるようになってるから、合間に別の本挟んでも大丈夫
    ・羅輯と史強好きすぎる(Ⅲに史強はでない)

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    2025年08月16日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    前作に引き続き相変わらず知識は追いついていませんがめちゃくちゃおもしろかったです

    登場人物一人一人にとっての幸せや考えがあって、この一冊の中に一つの世界があった
    読んでいる間この壮大な世界にずっと圧倒されていました

    大史がいるだけで安心感がすごい
    羅輯が夢の中の恋人と一緒に過ごすシーンと、彼女について大史と二人で話すシーンが特に好き

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    2025年08月19日
  • 三体3 死神永生 上

    購入済み

    Ⅱを上まる世界観

    Ⅱで完了かと思っていたが、その先にこのような
    物語の展開が待っていようとは‥
    三体人とのやりとり、駆け引きに手に汗握る展開。そして、また深い宇宙の謎があって。こんな面白い小説読んだことがない。
    あと、個人的には、程心と雲天明の宇宙的規模のラブストーリーも良かったです。

    #シュール #深い #ドキドキハラハラ

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    2025年08月11日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    SFの短編集は初だったが、読みやすくて面白くてよかった。
    好きなのは、郷村教師、繊維、詩雲、円円のシャボン玉、月の光、人生、円。多いな…(笑)。
    上位の知性が登場する話が好きだ。

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    2025年08月06日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    三体でおじいさんの丁儀の印象が残ったままだったので、若いひねくれサイエンティストで登場して、ちょっと印象が変わった。面白かった。

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    2025年08月05日
  • 息吹

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    すげぇ本。
    下手な学術書を軽く凌駕する含蓄。
    「偽りのない真実、偽りのない気持ち」が特に刺さった。真実によって変わる人と、真実を呑み込む人と。

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    2025年08月05日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    前作と同様、徐々に上がっていくスピード感と広がっていくスケールに、後半は一気に読みきった。
    下巻も楽しみに読みたい。

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    2025年08月03日
  • 三体3 死神永生 上

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    ネタバレ

    三体Ⅱより会話劇が多い印象

    重量オーバーで軽くするために脳みそだけ飛ばす発想は面白い

    なぜ他の国じゃなくてオーストラリアに大移動することになったのかは気になる

    迷彩服の智子、急な態度の変わり方怖い

    程心、重力波のボタン10分もあるんだから想定してなくても押してほしかった
    失明したのなんでだっけ

    4次元空間、気になる

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    2025年07月19日
  • 三体3 死神永生 下

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    相変わらずスケールの大きい話でこれを読むと日常生活がちっぽけに感じる
    物理学を専攻している身としては面白い話がいっぱいあってモチベーションが上がる
    このレベルにたどり着けるのは何万年、何億年もかかるだろうけどね
    SF小説として最高傑作レベルだと思った この作者さんの他の作品も読んでみたい

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    2025年07月17日