大森望のレビュー一覧

  • トータル・リコール

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    普段読んでいるPKディックの長編は大抵幻覚みたいな読み味で作者が正気なのかじきに不安になってくる。
    この短編を読んで驚いた!めちゃくちゃ面白い!
    ギャグっぽい喜劇があり、わかりやすいどんでん返しのエンタメっぽい話があり、もちろん幻覚もある。
    長編と本当に同じ作者かと疑うレベルでしっかりした話が続く。本当に恐ろしい。ユービックと同じ作者の作品なのか…?これが…

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    2026年10月04日
  • 三体3 死神永生 上

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    プロローグ

    昔よく言われた
    “お天道様は見てるよ!”と…

    そんな使い古されたフレーズだか、本作には
    正にいい得て妙である

    おてんとさまならぬ“智子”(ソンフォ)である

    ふと、夜空を見上げると無数の星が輝いている
    これが全部“眼”だったらと思うと……


    怒涛の上巻600頁
    レビューは、下巻にて…



    あとがき

    今日、本読んで朝寝して、走って、本屋行って
    最後は、神宮球場にてドラゴンズ戦のナイター観戦だー

    まぁ、消化試合だけどね(* ̄(エ) ̄*)8v♪

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    2026年10月03日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    面壁者という同じ役職に就いた四人がそれぞれ全く異なる信念から作戦を組み立て行くところが面白いと感じた。特にルオジーの行動は自己中だけど賢いと思った。面壁者vs破壁者の対決も見ていてアツかった
    呪文作戦がなんなのか楽しみ

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    2026年09月27日
  • 三体

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    ネタバレ

    断片的に時系列や場所が変わり、慣れない中国人の名前が山ほど出てくるので、全体像を掴むのが難しかった。

    文化大革命で物理学者の父を同じく物理学者の母が告発し、処刑されるところを目の当たりにした葉文潔。その後も田舎の労働所?で働かされ、心を通わせかけた人にも裏切られ、人類への圧倒的な絶望感を募らせていく。半ば幽閉に近い形で仕事することになった天文軍事基地では、太陽を電波を増幅させる鏡のように使い、他の文明に地球を変革してほしいと訴えるメッセージを送ってしまう。
    絶望感が、なぜ国に向かず人類全体への憎悪に直結するのか、謎。学もあるんだから、普通は国を出る発想になりそうだが‥
    石油会社の御曹司ながら環境過激派のエヴァンズの場合は、その辺りがなんとなく理解できた。

    もう1人の主人公はナノマテリアル研究者の王ミャオ。基礎研究の有力科学者達の自殺が相次ぐ中、王ミャオもある日突然、目の前にカウントダウンのような数字が見えるようになる。
    並行して、3つの太陽により過酷な環境で文明を発達させる奇妙なゲーム、「三体」に参加することになる。三体世界では、気候や温度が安定せず、文明はは比較的温暖な恒紀(ただし、いつ終わるかは誰にもわからない)で発達し、突然訪れる乱紀には滅亡し、を繰り返していた。乱紀には、個体は死滅するか脱水して倉庫に入れられることを繰り返し、200回近く勃興を繰り返しながらも着実に進化を遂げていく。
    やがて、ゲームの「三体」は、葉文潔が発信した電波を受け取り、環境の安定した楽園のような地球を乗っ取ることを目論む三体文明を模したものであり、三体文明によって人類を管理してもらう/滅ぼしてもらうことを望むETOという組織が、同じ志を持つ者を集めるためのものだったことがわかる。ETOの象徴的人物が葉、資金源と実働上のリーダーがエヴァンズ。

    三体文明との交信はETOのみを通じて行われ、その拠点は洋上に浮かぶ巨大な船「審判の日」号にあった。地球を守りたい勢は、交信内容を奪取するための大胆な作戦に出る。王ミャオのナノマテリアルワイヤーを、審判の日が通る日にパナマ運河0.5メートル間隔に仕掛け、乗務員もろとも輪切りにし、データを奪取する。
    そこには、
    葉のメッセージを受け取った三体文明は地球をはるかに凌駕する文明を築いていること、
    それでも乱紀に怯え新たな移住先の惑星を探していること、
    三体文明が地球に到達するまでの400年間に地球文明が三体文明を追い越さないように陽子に11次元のスーパーコンピュータを埋め込んだ智子(ソフォン)を送り込み、地球の文明の発達を妨げさせていること
    三体人は思考を隠すことができず、人類の「嘘をつく」という能力を恐れていること
    などが記録されていた。

    三体人はもはや自らの存在を隠そうとせず、全人類の網膜にこう表示させる「お前達は虫ケラだ」
    王ミャオらエリート達が絶望する中、無学だが勘も頭もよく回る警察官「大史(ダーシー)」はイナゴの害に苦しむ畑を見せる。「人間と虫ケラの知性は隔たっているが、それでもなお人間は虫ケラに悩まされている」

    人間と三体人が簡単に言葉の壁を超えてコミュニケーションを取れてしまう点や
    11次元の陽子に全地球を監視できるほどのスパコンを詰め、わずか数年で地球に到達させられるほどの文明なら、とっくに三体世界を脱出できるのでは‥と多くの違和感があったが、細かい点は気にせずぐんぐん読み進めるタイプの作品。話のスケール感やダーシーの人物造形など、日本や欧米の作家ではない異質性を強く感じた。
    文系なのでどこまでがサイエンスでどこまでがフィクションなのか、次元の話など何を言っているのかさっぱりわからないところもあったが、大筋がわかれば気にしなくてOK。
    続きが楽しみ。

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    2026年09月21日
  • 三体

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    夢中にさせてくれます。三体問題について全く知らなかったけど、時々分からない言葉とか出てくるけど、気にせず楽しめました。続きが楽しみです。

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    2026年09月20日
  • トータル・リコール

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    これらが半世紀以上前に書かれていたとは…
    やはりフィリップKディックは凄い!
    どの短編も引き込まれて、一冊あっという間に読み終わった。

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    2026年09月17日
  • 三体3 死神永生 下

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    いよいよ最終巻!最後はそうくるかーというほど、壮大な世界、いや宇宙観。もう完全に自分の常識の範囲を超えていました。最初は、たしか地球の人々対三体世界だったはずでしたが、そんなのは、ほんのちっぽけな出来事。最後は壮大なスケールで終わり、なんともすごいものを読まされた気分になりました。これぞSFの世界です。

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    2026年09月13日
  • 三体3 死神永生 下

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    たくさんの登場人物が出てくるけど
    どの人が残してきた足跡も全てが無駄じゃないことが読んでて嬉しかった

    四次元からみた三次元の様子
    惑星が死んでいく風景
    とんでもないスピードで移動する宇宙船からの視界
    時間も空間も超えた愛の表現が生命の大きさを物語っていた

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    2026年09月12日
  • 三体

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    物理学、歴史、宗教、科学、宇宙…ありとあらゆる教養と知識が散りばめられた壮大すぎる物語。物理って学校で学ぶとつまんないものだったのが、三体でこんなに複雑で奥深いものなのだと実感した。忠実に宇宙の状況を描きながらもSFを描けるのすごい。今までよしとされていたことが数年後には悪とされたり、急に誰かが英雄になったりする展開がちゃんと『人類』を描けている。人類からしたら重要なことなのにそれを端(宇宙)からみたらどうでもよかったりするのが面白い。

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    2026年09月05日
  • 三体

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    終わりです。

    読んだら終わります。
    おもしろ過ぎて発狂しました。

    「傑作」「金字塔」でも生ぬるい。
    もはや本作を形容する言葉がありません。

    「終わり」です。

    ハードSFなので万人には刺さらないと思いますが、イケた人は必ず『三体II 黒暗森林』までは読んで下さい!!
    そして発狂して下さい!!、!

    一生続く「三体ロス」という名の幸福な発狂を。

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    2026年09月05日
  • 三体3 死神永生 上

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    ネタバレ

    こんな本に出会えるなら人生捨てたもんじゃないし、人生って最高。
    程心の人間らしさや愛を大事にするところが美しいし、チー牛のティエンミンのビッグラブが最高よ。
    人間の良いところが最後のテーマになっていて痺れた。
    ホモサピが生き延びたのは生死に関係のないコスメティクスを大事にしていたからだとも言うからね。
    程心の地球愛、人間愛故に宇宙が終わってもええか。
    超個人的なものこそ価値があると思った。

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    2026年09月03日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    こんな本に出会えるなら人生捨てたもんじゃないし、人生って最高。
    程心の人間らしさや愛を大事にするところが美しいし、チー牛のティエンミンのビッグラブが最高よ。
    人間の良いところが最後のテーマになっていて痺れた。
    ホモサピが生き延びたのは生死に関係のないコスメティクスを大事にしていたからだとも言うからね。
    程心の地球愛、人間愛故に宇宙が終わってもええか。
    超個人的なものこそ価値があると思った。

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    2026年09月03日
  • 三体3 死神永生 下

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    全シリーズ続けて読みました。
    本当、素晴らしいSF!まるで本当の世界のような物語と思わせてくれる細やかな設定含めて本当に面白い作品でした。

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    2026年08月29日
  • 三体3 死神永生 上

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    いや…これ面白すぎる…展開が意外すぎるのと宇宙のスケールが大き過ぎるので、読んでいて次が気になって仕方ない…
    面壁計画とか執剣者とか階梯計画とか、発想がぶっ飛んでいるのが心地よい。地球の危機に直面すると人類はこういう奇抜なアイディアに取り憑かれるのだろうか。
    私は、個人や集合体の危機下において、人々がどのような判断を下し行動を選択するのか心理的過程を追える作品が好きだ。この本はその過程を追うには勃発する事象があまりにもぶっ飛んでるような気がするのだが、人々の気持ちや社会の気運の変化には十分共感できる。そこが魅力だ。

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    2026年08月23日
  • 三体

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    最初の文革のところは知らない単語が多くて難しかったが、それ以降は大丈夫だった。翻訳がとても上手い気がする。風景や感情の描写も、科学の話も読みやすかった。

    ストーリーは絶望的な出来事が次々と起こって、かなりスリルがあった。後半は三体世界に関する情報がどんどん出てきて、話のスケールが徐々に地球から宇宙へと広がっていくのを感じられた。

    登場人物も一人一人がすごく魅力的だった。みんな知性があるか、自分なりの思想や軸を持っている。ゲームの中の環境や歴史上の人物も想像しやすかった。

    科学に関しては、天体の相対的な位置や通信の話は普段仕事でよく触れていることもあって、読んでいて面白かった。一方で、最後の方に出てくる次元の話は理解するのに大分時間がかかった。

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    2026年08月22日
  • 三体3 死神永生 下

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    こんな結末になるとは、思いもよらない物語でした。この三部作に出会えて本当に良かったと思いました。また、最初から読み返したいとも思うのですが、このボリュームにたじろいでしまいそうです。映像化もされているので、そちらも観てみたいと思っています。次元の話はとても印象に残っています。次元を越える場面などどんなふうに映像表現されるのかも気になるので、途中で打ち切りにならず最後まで制作されることを願っています。

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    2026年08月20日
  • 三体3 死神永生 上

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    時間がかかりましたが、『三体Ⅲ死神永生』を読み終わりました。この先、どうなるのか気になって仕方がないくらい、面白い作品です。人類が他の知的文明からの攻撃を受けると、どういう展開になるのか?がとても丁寧に展開されます。また、宇宙空間の深淵で遭遇する、次元の違う空間が語られるところが、とても興味深かったです。二次元の世界で生活している人が三次元の世界を想像することが難しいのと同様に、三次元に生きている私たちに四次元の世界を伝えることは、とても難しいにも関わらず、果敢に挑戦していました。とはいえ、言葉では説明できないという表現での説明もあるので、私たちのイマジネーションが解き放たれるか?という読み手の素養がないと理解が進まないものでもありました。とはいえ、この物語の面白さを損なうものではなく、これぞSFの醍醐味!になっていると思います。
    早速下巻に進もうと思います。

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    2026年08月17日
  • フロリクス8から来た友人

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    面白かった。
    王道的なSF小説。宇宙、階級社会、超能力、異星人、ファーストコンタクト、内乱、バイク逃走劇?など、色々なジャンルが詰め込まれている。それでいて400ページほどなので、気軽に読むことができる。非常にコスパの良いSF小説。
    序盤から散りばめられた謎や伏線が、次々に解き明かされ、回収されていく様がまさに物語的。とても良かった。
    それにしても、これが1970年に発売されたなんてとても信じられない。それくらい、今でも楽しめるし、全く読みづらいところがない。この版の発売は2019年。翻訳がいいのだと思う。さすが大森望さん。

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    2026年08月15日
  • 時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

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    一気読みしてしまった。SFの短篇っていいですね。なんか、好き勝手詰めたい放題みたいで、お得な気分です。
    三体にも出てきた丁儀ってなんか、主人公にはなれないけど、派手な人だなぁって思いました。

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    2026年08月06日
  • 別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆

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    筒井康隆をこれから読もうと思っている人も、いくつか読んでみて興味を持った人も、ずっと愛読してきているファンも、それぞれこの本を読んで得るところがあると思う。遠藤周作や北杜夫など、本人も認めている"書き飛ばした小説"があるが、筒井にはほぼそういうものがない。どの小説/小説集も固有のテーマと個性があるので、ここで取り上げられている本がすべてを代表しているわけではないのは自明だし、同意できない人もいるだろう。それ故に、これからの人にはとっかかりとして、愛読者にはその同意できなさを読み直しに、利用できると思う。

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    2026年08月06日