乃南アサのレビュー一覧

  • 不発弾

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    私は長編作品派だけど、乃南アサの短編は好き。今回も人の情念に絡んだちょっと怖い系の話なのかなと思ったら、心温まる結末のものもあり、それが意外でよかった。

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    2012年10月09日
  • ライン

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    原題は「パソコン通信殺人事件」という乃南アサという女流作家の作品。

    原作は1990年に刊行されたということで、時代を感じさせる話題だった。

    いまでこそインターネットは当たり前の世の中だが、1990年と言えば、まだパソコンがNECのPC-9801の時代。

    Windows3.1の日本語版が1993年と言うことだから、まさにMS-DOSの時代。

    パソコンを持っているということが、理系の人間にとっては一種のステイタスだった時代の作品だ。

    その頃のパソコン通信は確かに文字だけのものだった。

    主人公は3浪。 3浪? なんていう人今いるのかな?

    そういえば浪人生なんていう言葉はあまり聞かなくな

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    2012年09月23日
  • 水の中のふたつの月

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    久しぶりの乃南アサ。
    女性特有の結束…静かな怖さがある気がする。
    主人公女性3人の小学時代と現在(大人)が交互に書かれていて、若干読みづらいところもある。クライマックスはかなり気が逸る。

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    2012年09月22日
  • 悪魔の羽根

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    7つの短編集。
    恋愛、友人、家族、他人。さまざまな関係での話が繰り広げられる。
    時に恐く、暖かく、冷たく…
    そして、誰にでも起こりそうな話も含まれていて、ちょっと考えてしまうようなとこもあった。

    2012.9.22

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    2012年09月22日
  • 来なけりゃいいのに

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    ネタバレ

    ずいぶん久し振りな乃南アサ作品。
    サイコサスペンスというキャッチに惹かれて購入した短編集。基本的に各篇の主役は
    少しワケアリの女性で、些細な事象がちょっとした事件に繋がっていくお話。

    サイコな部分に期待したのだけど、印象は若干おとなしめ。
    設定にはかなり惹かれるモノがあるんだけど、オチのインパクトがちょっと薄味。
    真梨幸子を読んじゃったばっかりだから、というのもあるのだろうけど。

    しかし、全体的に読みやすく解りやすい文章はやっぱり魅力。
    特に心情描写の部分は、性の違う僕でさえ同調してしまうほど。
    構えないで読めばそこそこ以上の満足度がありそう。タイミング間違えたな、コレは。

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    2012年09月21日
  • 涙(下)

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    失踪した婚約者を探す萄子、娘を殺害された元刑事・韮山のうつりゆく心理描写が上巻に引き続いてリアル。後半は心理描写よりも場景描写が強く、ロードムービーを見ているようでもあった。ラストシーンが印象的。名脇役の存在がきらりと光る一瞬。

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    2012年09月14日
  • 二十四時間

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    短編集のようなエッセイのような、、、さすがに丸ごと事実ではないようだから私小説というのが一番かな。

    乃南さん自身の経歴に沿った小話の数々から彼女のこれまでの歩みが浮かび上がってきます。
    相当な数の作品を発表している彼女、その原動力には愛猫そっくすの病弱な性質も一役買っているのね。
    愛犬くまにまつわるエピソードが重なっていて、彼女の彼らに向けた愛情の深さが伝わってきました。

    乃南作品では「しゃぼん玉」が最高傑作という感想は不変だけど、細切れの記憶をそれぞれ時間ごとに書き分けるというのは案外難しいことなんじゃないだろうか。

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    2012年09月14日
  • 駆けこみ交番

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    ネタバレ

    ストーリー的には面白かったが、心情的には納得がいかなかった。

    流れとしては、新米警官が老婆との出会いによって、警官として成長する? というような感じ。
    この老婆を含め、複数の老人が登場。彼らは新米警官の管内にて、様々な情報を持っていて、その情報によって、新米警官に協力――と表向きそう見せかけて、実は違った。とうい話。

    因みにこの老人たち、理不尽が納得いかない、と自らが行動し、世直しをする――のだが、結果的にその世直しをする為に、自らが理不尽になり下がっているじゃないか、と。この辺が納得がいかった。こう、うさぎの皮をかぶった狐的な? そんな老人達に、恐怖とちょっとした怒りが湧きあがってしまっ

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    2012年09月14日
  • 氷雨心中

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    乃南アサお得意の人間の情念が絡んだちょっぴり怖い短編集。どの話にも伝統工芸の職人達が登場するのがユニークで興味深かったけれど、途中まで読むとオチがわかってしまう話が多かったのが残念。

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    2012年08月29日
  • ボクの町

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    警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。


    道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。

    が、所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、職務に目覚める。


    聖大の成長をさわやかに描くポリス・コメディ。






    休日にはピアスを耳にはめ、昔はナンパでならした主人公が、警察官になり成長していくお話になっています。



    普通「警察小説」というと、大事件があり謎を解き、犯人を探して...
    という物が多いと思いますが、本作は主人

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    2012年07月21日
  • 幸せになりたい

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    乃南アサさんの、恋愛短篇集です。
    実は、ベタ甘な恋愛を読んでみたくて買ったんですが、乃南さんでそんなわきゃないですよね~~~~~~~。
    そうだな、幸せになりたかった、というがわかりやすいか。
    結婚、恋愛の失敗談ばかりです。乃南さん流の、女の怖さ、脆さ、男の愚かさ、、、、
    あ~あ、というよりは、むしろ、恐い。という感じのドロンドロンした恋愛短編集。
    近々結婚します!!という人は読まないほうがいいです。
    私は楽しく読みました(笑)。

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    2012年07月08日
  • 5年目の魔女

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    途中から貴世美より景子が怖くて仕方なかった。
    絶対こんな人たちいない。とは言い切れないことが恐ろしい。

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    2012年07月05日
  • 5年目の魔女

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    女の怖さをこれほどリアルに書いたものがあったろうか。
    メインの景子・貴世美の嫉妬や魔性、狂気はもちろんモブキャラの他人事ゆえの冷たさやいい加減さがリアルで薄ら寒い程だった。
    あー会社とか教室にこんな奴らいたいたー(笑)ってなった。
    どれだけ人間観察してたらこんなリアルな描写が出来るんだ。

    ラストの展開が恐ろしすぎて、でも結末が知りたくて早く早くとページを捲る感覚が楽しかった一冊。
    でも怖くてもう一回は読めないかな。

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    2012年06月11日
  • あなた(上)

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    乃南アサは上手だなあと思う。この作品の場合は二浪から早稲田大学に合格した主人公の心理描写が見事である。

    作品自体はホラー仕立てだが、割とわかりやすい展開で、まあそこそこといったところ。文章に比べると筋立てはいまいちなのが惜しい感じ。

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    2012年06月09日
  • ライン

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    ネカマといっていいかわからないけど、主人公がネカマになって男性を翻弄し、事件につながる話。
    斜め読みではあったけど、あっさりしてて読みやすいかな。

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    2012年12月14日
  • ヴァンサンカンまでに

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    どこか強がって生きてしまう女性。
    恋愛小説はあまり好きじゃないけど、これは嫌いじゃない。
    少なからず理解できる部分があったからだと思う。

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    2012年11月05日
  • 6月19日の花嫁

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    ネタバレ

    目が覚めると自分の名前すらわからない記憶喪失に陥っていた。
    手荷物から名前はわかり、まず思い出したのは「1週間後の6月19日に『誰か』と結婚式を挙げる」という1点のみ。

    記憶の一部を思い出したと思っても、それはあくまで一部であり認めたくない己であり。
    記憶喪失に継ぐ記憶喪失なんてあるのか分からないけど一筋縄ではいかない展開で面白かったです。
    ただ最後の方は話が簡単に読めたのでもう少し意外性が欲しかった

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    2012年05月21日
  • 再生の朝

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    台風接近の中、萩行きの高速バスで起こるさまざまな事件。たまたま乗り合わせた年齢も境遇も違う人達が体験した恐怖の一夜。

    2012.5.5

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    2012年05月05日
  • 5年目の魔女

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    ネタバレ

    最初は引き込まれ、途中で中弛み。
    投げ出しそうになったけど、まさか最後にそんな結末が待っていたとは…びっくり。
    結局、新田家に無言電話をかけていたのはどちらなんでしょうね。
    貴世美は景子が思うような女なのか、景子の被害妄想なのか。
    何が真実で誰が嘘を言っているのか。
    推理小説ではないので解決はしませんが読む人によって印象が変わる作品ですね。

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    2012年04月25日
  • 駆けこみ交番

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    新人おまわりさんの話。短編集はしばしば物足りなさを感じる事があるが、これは話の長さがちょうどいい。気楽に読めた一冊。

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    2012年04月15日