乃南アサのレビュー一覧

  • 結婚詐欺師(上)

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    楽しく読めます。

    読みながら実写化されるとしたら誰だろう?
    と想像しながら読むと倍楽しめます。
    カツラとか・・・

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    2009年10月04日
  • 好きだけど嫌い

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    思い込みと思い入れの違い。
    漠然と感じてはいたけれど、うまく言葉に出来ずにモヤモヤしていたのが、そうそう!と思わず納得。よくぞここまで理路整然と。すっきり^ ^

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    2009年10月04日
  • 暗鬼

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    怖かった。大家族に嫁いだ主人公が、家族の優しさの奥に潜む奇妙な行動に気がつき調べていくが、いつしか自分もその家族の奇妙な一員になっていく。怖かった。

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    2009年10月07日
  • ライン

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    さくさく読めたしそこそこ面白かったのですけれども、やっぱり時代のギャップの所為なんだろうか、移入は出来なかった。

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    2009年10月04日
  • 幸福な朝食

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    芸能人になる夢を、そっくりな芸能人が現れたことにより絶たれ、人形劇を操る人になった主人公。段々と壊れていく様を描いた作品。

    すごく怖いわけじゃないけど、時々書かれている描写にドキッとさせられるありました。人形が出てくるって言うのがコワイ・・・女の人は結局子どもに行き着くんでしょうか・・・

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    2009年11月16日
  • 二十四時間

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    幼なじみの”よっちゃん”は、会う度に違った。私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。でもその内面はいつも温かで……(「二十二時」)。子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた。方向感覚を失って、”遠く”という”悲しく寂しい場所”に迷い込んでしまった(「十七時」)。人生のそれぞれの風景を鮮やかに切り取った、私小説の味わいを残す、切なく懐かしい二十四の記憶。

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    2009年10月04日
  • 5年目の魔女

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    同僚である親友と上司―2人の親しい人物の不倫により3人の関係が崩壊していく。
    女性同士、親しい関係だったからこそマイナスに振れてしまうと憎悪も人一倍になってしまうという恐ろしさを感じた。
    心理描写が見事。読んでいて背筋が寒くなる作品。結末が最後まで読めなかった。
    (07年6月11日)

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    2009年10月04日
  • 再生の朝

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    深くはないけど浅くもない。手にとって読みやすいんじゃないかと思います。タイトルはラストで納得します。

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    2009年10月04日
  • 紫蘭の花嫁

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    追いかける側と追いかけられる側。
    凄く華麗でしたねー。なんだかこう女性を馬鹿にしてるやつが出てくるんですが途中で踏みにじりたくなりましたよ(笑)
    でも面白かったです。狂気じみてるのがでてきて(そういうキャラ大好きです)

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    2009年10月04日
  • パラダイス・サーティー(上)

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    【2004.01】
    結婚願望の強い栗子、レズの菜摘2人を取り巻く世界。30歳を前にしたふたりのそれぞれの生き方を描く。まだ30歳には遠いけれど、歳を経ることは嫌なことばかりではないと思った。とても前向きになれる作品。

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    2009年10月04日
  • パラダイス・サーティー(下)

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    【2004.01】
    結婚願望の強い栗子、レズの菜摘2人を取り巻く世界。30歳を前にしたふたりのそれぞれの生き方を描く。まだ30歳には遠いけれど、歳を経ることは嫌なことばかりではないと思った。とても前向きになれる作品。

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    2009年10月04日
  • 紫蘭の花嫁

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    【2004.02.10.Tue】
    蘭の美しさとは裏腹に、残忍な人殺しが行われていく。小田垣の几帳面さは度を越してしまい、徐々に異常な性格が顔を覗かせる。幼少時代の叙述を間に挟め、小田垣の真実を読者に読ませる。登場人物の様々な顔を描き、結末を驚かせることに成功している。

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    2009年10月04日
  • ライン

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    【2006.03.24.Fri】
    久々に浅田作品以外を読む。パソコン通信の光と闇を、現代を担う若者たちを据えあぶりだしている。今は生活の一部がネットで形作られていると言っても過言ではない。そして、その便利さと引き換えに多くの問題が起こり続けている。匿名性がもつ幻のような世界。私たちはいったいそこに何を求め、見出すのか?掲示板などを見ていても、一人一人が個性を出しながらも正体を明かさない断固とする構えが感じられる。これは、私たち人間が生み出した永久の命題であり、更に拡大していくものと思われる。画面から出される文字だけに心を奪われてはならない。時には目の前の人の口から出る言葉を感じ、受け止めなけれ

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    2009年10月04日
  • 団欒

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    「家族」をテーマにした短編集。
    乃南さんの本は今まで長編しか読んだことなかったけど、短編もなかなかどうして。
    どこにでもいそうでどこか異常な家族たち。もしかしたら、自分たちの家族も、ハタから見たら異常なのかも・・・。
    「ルール」が好み。父親の正常さが寂しい。

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    2009年10月04日
  • 女刑事音道貴子 花散る頃の殺人

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    昨年末に出た「嗤う闇」を読んで、沢木警部補流に言うと「ファンになりました」というところ(表紙の絵が格好良いよね)で、遅まきながら最初の短編集に戻った次第。
    本来なら直木賞取った「凍える牙」に行くところなのでしょうが、時間を切り貼りして本読みしている身には短編集はありがたくて。
    謎解きは添え物程度、その時々の世相の中でそれぞれに生きる男女・夫婦・親子・若者たち…に対する大人の女性の思いが散りばめられていて、中でも、表題作「花散る頃の殺人」は清貧に生きた老夫婦の生き様死に様を描いて秀逸。

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    2015年07月20日
  • あなた(上)

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    緊迫したカンジの話ではなく、少年少女文庫を読んでいるかのような読みやすさ。
    内容もファンタジー?ホラー?
    この出所が、携帯文庫ってのが驚き。
    短編集ってカンジでもセクションごとに話がブチブチ切れるのでもなく、1つの本としてのまとまりが充分にある。

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    2009年10月04日
  • 家族趣味

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    内容(「BOOK」データベースより)
    人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。私の仕事も順調だ。そして、恋も…。次々に年下の男性との不倫関係を重ねてゆく、奔放な主人公を待ち構えていた運命は?表題作をはじめ、宝石にとり憑かれた女の破滅的生活を追う「魅惑の輝き」、少年の底知れぬ不可解さを描いた「デジ・ボウイ」など、日常に潜む狂気を抉った直木賞作家の傑作短編5編。

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    2009年10月04日
  • 紫蘭の花嫁

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「あいつから逃げなきゃ!」執拗に追ってくる男の影に脅えつつ、逃亡を続ける花屋の店員、三田村夏季。同じ頃、神奈川県下では不可解な連続女性殺人事件が起こり、刑事部長・小田垣の苦悩の日々が始まった…。追う者と追われる者の心理が複雑に絡み合い、やがて衝撃のクライマックスへ。傑作長篇ミステリー。

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    2009年10月04日
  • 夜離れ

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    内容(「BOOK」データベースより)
    甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは…「祝辞」。銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした(私)を襲った突然の不幸…「夜離れ」。結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは?ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。微妙な女心を描く6つのサスペンス。

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    2009年10月04日
  • 女のとなり

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    「女のとなり」というタイトルの意味は「女ヘンを使った漢字」ということ。・・例えば「妾」「妖」「嬶」などをテーマに乃南アサの知り合いの女性のエピソードなどをふまえてつづったエッセイだ。「女の人」が「女の人」を見る視点というのが何とも男性には面白い。

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    2009年10月04日