乃南アサのレビュー一覧

  • 夜離れ

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    オレは男だし、女性心理にはどちらかといえば疎いほうだ。

    乃南アサの作品を読むと、少しは女性の心理とかを理解できるのではないかなと思える。

    しかしその反面、女性は「取扱厳禁」というか(笑)、美しくもあるけれど実は怖いものだということが文面から伝わってくる・・・。



    この「夜離れ」という作品は、6つの様々な結婚前の女性心理を描いたサスペンスだ。

    祖父の死よりも海外旅行を優先し、祖父の死体を病院の冷蔵庫に保存する女性。

    友人の結婚式のスピーチで、すべての秘密を暴露しようとする女性。

    ストーカー行為をしていることに気がつかず、俳優を追い掛け回す女性。



    登場する女性は皆「幸せ」を求め

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    2009年10月04日
  • 今夜もベルが鳴る

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    恋愛ミステリーは好きなジャンルの一つです。
    ドキドキワクワクそして最後はお決まりのハッピーエンドでも満足して終わります。
    この本もそんな1冊。何も考えずに読めるところも楽チン。

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    2009年10月04日
  • あなた(上)

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    新潮ケイタイ文庫に掲載された小説だと言う事で展開が早く次が読めないストーリー展開がミステリー性を高めていく。“あなた”と呼びかけているのが誰なのか、上巻では分からなかったなぁ!

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    2009年10月04日
  • あなた(下)

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    秀明を見つめ続ける不気味で執拗な視線。秀明がどこにいても、何をしていてもその「目」は彼から離れない。大学生になった秀明は、美貌の音大大学院生カンナに恋をした。その恋は、今までの浮かれた恋ではなく、本気の恋だった。そして、その「目」は狙いをカンナにも広げた。激しい恐怖がカンナを襲う。秀明は立ち上がった…。哀しく切なすぎる恋心を描いた青春ホラーの金字塔。

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    2010年05月23日
  • あなた(上)

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    秀明はやや軽めの明るい浪人生。明るいといっても二浪目に突入したのだから、多少の屈託もないわけではない。しかし、女子大生の彼女もちゃんといて、携帯メールを間断なくやりとりして、にやけてみたり、ふて腐れてみたり…。受験の年の元日の未明、秀明の身体を異変が襲った。胃を握り潰されるかのような激しい吐き気、強烈な圧迫感。それは底なしの恐怖の序章に過ぎなかった。

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    2010年05月23日
  • ヴァンサンカンまでに

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    ・さすが乃南さん、と思わせるのは、主人公が精神のバランスを欠いていく課程。主人公以外の女性達の心理にも入り込みやすいので、最後まで飽きない。おまけにわりと短いので、一気に読めてしまう。・「幸せ」というものに対する女の執念、個人差はあれど、少なからず理解できる。できるからやるせない。

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    2009年10月07日
  • 女のとなり

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    少し読んだのだけれども…
    エッセイより小説のがやっぱいーなぁと思ってしまったりw
    まぁちゃんと全部読んだらやっぱり面白いのかもしれないなぁ。
    ちゃんと読もう…

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    2009年10月04日
  • 幸福な朝食

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    美しい容姿を持ちながら幸せになれない暗く孤独な女。ここまで美女でも孤独でもないが、女としてわかる部分が多く、一歩間違えれば、自分も、と思う恐怖。
    文章としては視点がころころ変わるのでちょっとわかりにくいのが気になった。

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    2009年10月04日
  • あなた(上)

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    ちょっとだらしない普通の主人公と女性達とのシーンが面白い。普通にありそうなので。。
    でもなんだか怖い・・・主人公の身に何かが迫ってる・・

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    2009年10月04日
  • 結婚詐欺師(上)

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    騙されてる被害者である女性達が、犯人の詐欺師を逃がそうとするお話。女性の複雑な心理状態が描写されていてとても面白い。ただ、自分だけは騙されていないと信じたいとこが哀しい

    (2005-08-20)

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    2009年10月04日
  • 死んでも忘れない

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    タイトルから勝手に想像していたものと、内容はまったく違いました。途中からこの後どうなるんだろうと心配していましたが、ラストは少しほのぼのしてました。展開はかなり衝撃で、少しかわいそうになってきます。

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    2009年10月04日
  • 暗鬼

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    大家族に嫁いだ法子。その家族には大きな秘密が・・
    徐々に洗脳されていく法子。
    純血を守る為、代々近親相姦をくり返す家族。
    狂ってます。
    私だったら絶対逃げ出してます。

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    2009年10月04日
  • あなた(下)

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    ちょっと怖くて、ドキドキしながら読みました。
    非現実的な展開なので、それをわかった上で読めれば大丈夫・・かなあ。

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    2009年10月04日
  • 幸福な朝食

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    読む前はごく一般家庭のありふれた朝食風景を想像していたが、実際は現代女性が持つ競争心、孤独感、悲壮間を織り交ぜた悲しい物語だった。
    結構衝撃的だった。

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    2009年10月04日
  • 団欒

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    乃南さんの色が物凄く出ていて、恐ろしい作品。ありえない話だけど、でももしかしたら本当に存在するのかもしれない・・・そういうミステリアスな作品。大好きです。

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    2009年10月04日
  • あなた(下)

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    上巻〜下巻の半ばまではぐいぐい読んだ。
    けど、下巻の後半でちょっと冷めた。

    ホラーやオカルトが元々あまり好きではないのもあるかもしれないけど。

    乃南アサの作品は長編よりも短編集の方が好きです。

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    2009年10月04日
  • あなた(上)

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    後味が悪い話しっていうのは
    時々あるけどこれは最後が後味が悪かったですね。
    これか! これなのか!とハラハラしてしまう所もありますけどね。

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    2009年10月04日
  • あなた(上)

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    乃南アサが書く女性は勇気があってかっこよいか、恐いかどちらか。携帯サイトで連載されていた本編は展開が早くて1日1冊(上下巻)のペースで読めてしまう。●呪われるほど愛されたい人へ●失恋した人へ

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    2009年10月04日
  • 結婚詐欺師(上)

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    えー。こんな胡散臭い奴に騙されるのかああ?? 読んでいるこっちが恥ずかしくなるほど歯の浮いた数々の言動の描写にはあっぱれ。いやこれはこれで面白いんだ。
    刑事阿久津が、結婚詐欺師橋口雄一郎を捕まえるべく東奔西走する。

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    2009年10月04日
  • 結婚詐欺師(下)

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    元恋人が、詐欺師とも知らず何と橋口雄一郎に惹かれていた!刑事阿久津は公私混同しながらも、奴を捕まえようと四苦八苦。
    んー教訓になります。結婚詐欺師には気をつけましょう。

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    2009年10月04日