乃南アサのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
まだ上巻なのでなんとも言えないが
面白いことは面白いのだが
先が読めてしまう展開が微妙。
台詞で『っ』を多用するのがどうも引っかかる。
!の代わりかと思えばそうでもなく。
筆者のやり方なのだろうが、子どもじみた軽い印象になり、
恐ろしい怒りに聞いている側がすくむような状況には
私は読み取れず冷めてしまった。
読んでいて、確かにこれは騙されるかも
と思う部分はあった。
日常で、知り合う人の情報は
自分が見て感じ取る部分、人の噂、そして本人の話が普通だろう。
一々実際に戸籍を取り寄せることなどしないし
免許を見せろとも言わない。
人を騙そうと思えば随分と簡単に騙せるし
この世は思 -
Posted by ブクログ
別段、つまらないとは思わない。
どちらかと言えば面白い部類だとは思う。
しかしどうにも面白いと言い切れない一因は、
登場人物たちの魅力の無さのせいだと思う。
松川にしろ阿久津にしろ
それぞれ違う意味で魅力が無く、感情移入のしようがない。
強いて言うならば美和子がまだしも自分と近いようには感じた。
彼女が阿久津と別れた理由として、
夢をあげていた それについては唯一共感できた。
心理描写に優れているという評価らしいのだが
共感出来ない以上私とはどうも相容れないらしい。
結婚詐欺師がいて、刑事がいて、捕まえる。
言ってしまえばただそれだけの話だ。
ストーリー展開にミステリーらしいどんでん返しで -
Posted by ブクログ
十月七日午後五時三十分。萩行きの夜行高速バスが品川のバスターミナルを出発した。乗客乗務員は十二人。約十四時間で目的地到着の予定だったのだが・・・。深夜に乗務員が殺害され、バスは殺人者とともに、何処とも知れぬ闇の中に放り出される。台風接近で風雨も激しさを増し――。それぞれの人生を背負って乗り合わせた登場人物たちの多視点から恐怖の一夜を描く、異色のサスペンス。
(裏表紙紹介文より)
***
文庫2冊くらいになってもいいから、もっと登場人物たちのバックグラウンドを掘り下げられてたら★4つだったかなぁ。
すらすら読めたし、面白かったんだけど、今ひとつ物足りない感が拭えない。
いや、文庫2冊じゃさす -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。私の仕事も順調だ。そして、恋も…。次々に年下の男性との不倫関係を重ねてゆく、奔放な主人公を待ち構えていた運命は?表題作をはじめ、宝石にとり憑かれた女の破滅的生活を追う「魅惑の輝き」、少年の底知れぬ不可解さを描いた「デジ・ボウイ」など、日常に潜む狂気を抉った直木賞作家の傑作短編5編。
内容(「MARC」データベースより)
僕には緑色の血が流れてる…。救いようのない"時代の病理"ゆえの悲劇。「都会人の異常な心理」(アーバン・シンドローム)を巧みに描いたサスペンス。* -
Posted by ブクログ
【練習場で橋口に声をかけられた江本美和子は、その強引な誘い方に驚くが、結局デートに応じる。一方、阿久津らの捜査から松川と橋口が同一人物であることが判明した。だが被害者の中にかつての恋人、美和子がいるのを知り、阿久津は愕然とする。あのしっかり者の彼女がなぜ…。橋口と被害女性、そして阿久津の心模様を丹念に追い、現代の結婚観を浮き彫りにした傑作サスペンス】
そんなに先が気になる訳ではないのに、
読みやすくて飽きないので一気に読んでしまいました。
結婚詐欺師と刑事の両方の視点から見れるので、
双方の動きを知ることができ、
「どっちが早い!?」とドキドキしながら読む場面もあって楽しめました。
橋口はマ