乃南アサのレビュー一覧

  • ヴァンサンカンまでに

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    めちゃくちゃしたたかな主人公だが、好きにも嫌いにもなれん。女の黒いところの描写がすごい。読み終わったあとのダルさ、結構きつかったっす。

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    2010年12月18日
  • パラダイス・サーティー(下)

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    グリコと菜摘の関係でも、友達は友達には幸せな恋愛してほしいって思うんだよな〜。幸せな結末ではなさそうだと気づいた時にはその恋愛を止めたくなる心理もすごくわかる。
    自分自身がアラサーだからかエピローグの鯨岡の言葉が心にしみた。

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    2010年12月07日
  • 涙(上)

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    夜寝る前に導眠剤として読んだ。100ページ程読んでから、以前読んだことがあることに気づいた。「どうしてこの先のストーリーがわかるんだろう?」と。
    乃南さんの文体が好きなので、彼女の小説の中にいるのはよかったが、気づかないで二度目を読んだとは。。。
    東京オリンピック頃の時代背景を示すために、「新聞縮尺版等で事件や流行を調べましたね」とニヤッとしてしまう表現があちこちに。私は著者と同世代なので、調べて書いている部分と自分の体験や実感を反映している部分が想像できて、面白かった。これから、下巻。

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    2010年11月04日
  • パラダイス・サーティー(上)

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    上・下巻

    30代を目前にしたOLとレズビアンがそれぞれの理想の恋人を求めて物語を展開させる。
    苦い恋を重ねることで更にいい女と男?に成長していく二人。
    やっぱり、こういう話はこの年代に読むべきなのかな?
    40代のおばさんにはちょっと物足りない?

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    2010年11月01日
  • 紫蘭の花嫁

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    乃南アサは「凍える牙」に引き続き2作目。謎の男から追われる女、クラブで働く謎の女と、警察官。女に憎しみを感じ、今まで何人も殺してきた性別不明の人、法医学者で謎の行動をとる男…これらの人が連続殺人事件が起こる周りで複雑な人間関係を作る。最後の最後まで読めない結末。一気に読んだ。ただ壮大なことをしすぎて結局腑に落ちないかんじで終わった…そもそも連続殺人事件の犯人の周りが解き明かされなさすぎでしょ…完全に凍える牙の方が良かった。

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    2010年10月14日
  • 幸せになりたい

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    あぁ。怖い。と、思った。
    痛いなー。心に痛かった。
    でも面白かったわ。
    何年経っても変わらないものなんですかね。

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    2010年09月23日
  • 二十四時間

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    内容(「BOOK」データベースより)
    幼なじみの“よっちゃん”は、会う度に違った。私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。でもその内面はいつも温かで…(「二十四時」)。子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた。方向感覚を失って、“遠く”という“悲しく寂しい場所”に迷い込んでしまった(「十七時」)。人生のそれぞれの風景を鮮やかに切り取った、私小説の味わいを残す、切なく懐かしい二十四の記憶。

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    2010年09月23日
  • 6月19日の花嫁

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    内容(「BOOK」データベースより)
    わたしは誰―?6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。"自分探し"を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか…。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。

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    2010年09月23日
  • 幸福な朝食

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    内容(「BOOK」データベースより)
    どうして大きくならないの?なぜ返事をしないの―。マリオネットの手足がてんでに宙を舞う。狂気が胎児のように、着実に育ってゆく。友人の死にまつわる赤い記憶も、しだいに形をとりはじめ、そして―第1回日本推理サスペンス大賞優秀作受賞。

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    2010年09月23日
  • トゥインクル・ボーイ

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    大人の価値観だけで子供を判断してはいないだろうか。子供は子供なりの価値観がある。子供の純真さの裏側には「悪」が存在する場合もある。
    しかしその「悪」はあくまでも大人の価値観によるものであり、子供にとってはそうではないかもしれない・・。そう思うととても恐ろしい。

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    2010年09月18日
  • 火のみち(下)

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    前半が、罪と罰の物語だったとしたら、後半は焼き物に取りつかれていく男の破滅とロマンの物語。骨太な空気が包み込む。上とはまた一味違う。しかし、焼き物の世界をこんなに綿密にかつ、無知なものでもその場にいるような想像をさせるのは、作家の力量として相当なものがある。量産作家なのに凄いなー。

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    2010年08月31日
  • 涙(上)

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    婚約者で刑事の奥田が突然失踪し、先輩刑事の娘、のぶ子の死体が発見された。真実を知る為、萄子は行方を追うが・・・
    微妙に、お嬢様育ちの萄子の言動が鼻につく、でも、やっぱり再会はさせてあげたいと思ってしまう。

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    2010年08月31日
  • 駆けこみ交番

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    これも職場の方に借りた本。

    軽くて楽しくて面白かったです。続編もありそう。主人公の警察官が魅力的☆ドラマ化されても面白そう。いまどきのかっこいい俳優さんでやってほしい。

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    2010年08月16日
  • 家族趣味

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    及南アサさんの作品はオオカミ犬の「白い牙」が好きで、いいな~と思っていたのですが、他の作品は読んだことがありませんでした。
    今回読んだ短編集はどれもぞっとするほど、人間の内面が抉り出されていて、ちょっと林真理子さんと通ずるものを感じてしまいました。
    他の作品も読んでみようと、ふと思いました。

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    2010年08月05日
  • トゥインクル・ボーイ

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    「恐るべき現代の子どもたち」とうたっているけど、これは恐ろしいとかそういうのじゃない気がする。
    結局は歪んだ子どもを作り出すのは、親でしょ。

    恐ろしいんじゃない、可哀相だ。

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    2010年08月02日
  • 死んでも忘れない

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    普段なら1日で一気読みできるぐらいの量・内容だけれど、主人公家族があまりにも気の毒で、苦しくなって、1日1章ずつぐらいしか読めなかった。最後は思わぬハッピーエンドで、ほっとした。

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    2010年07月29日
  • 幸せになりたい

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    結婚にまつわる短編集。

    ただし、披露宴会場ですがるような目で見て来る元カレに腹を立ててキャンドルサービスでその服に火をつける話だとか、

    不倫の末に略奪結婚したら相手がクズだった話とか、

    とにかく「結婚なんかするもんじゃねぇ」としみじみ思えるような悲惨な話のオンパレード! 

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    2010年07月22日
  • 5年目の魔女

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    ただ逃げればいんじゃないの?!と思っていたけれど、
    どんでん返し。
    気持ち悪い・・・というか、精神的にちょっと・・・。

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    2010年07月20日
  • 幸せになりたい

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    気持ち悪くて不愉快な人たちがたくさん出てくる短編集。利己的で打算して、最後には自分に返ってくるようなものがほとんどです。
    たまに読むなら良いですが、1度読んだらもう当分はお腹一杯です。

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    2010年07月06日
  • 再生の朝

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    品川から、萩行きの夜行バスが12人の乗客乗務員を乗せて出発。深夜に乗務員が殺害され、バスは殺人者と共に、闇の中に放り出される。折りしも台風接近で風雨も激しさを増し-。多視点から恐怖の一夜を描く話。

    善意を押し付けがましく振りまく人が、実は最も自己中心的で強欲だった。人間いざとなったらどう転ぶか分からないものなのだろう。
    闇夜でのあれこれといった出来事の途中は読んでてドキドキしたが、読み終わってみれば、ああそんなもんか、という程度。
    つまり、読後感は良い。

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    2010年07月02日