乃南アサのレビュー一覧

  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    「ニサッタ」とはアイヌ語で明日の意味。

    北海道出身の主人公片貝耕平は東京の大学をでて、就職するが長続きしない。次に入った会社が倒産。

    人災派遣に登録し仕事を回してもらうがこれも長続きせず、めぐりめぐって住み込みの新聞配達員になる。

    が、ある事件をきっかけに故郷に帰り、スーパーでアルバイトとして働き始めもう少しで社員になれるかというところで、飲酒運転で事故を起こし大怪我を負い、会社からは解雇される。

    最後の100ページをきったところで、怪我が治り料理人として今度こそまじめに働きだすところで終了。

    耕平の今後と杏奈との関係がどうなるのか、続編が出てもいいような終わりかた。

    耕平の祖母の

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    2013年05月30日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    どん底からひょんなきっかけで立ち直っていく「しゃぼん玉」に似ている感じがする。
    同じような結末を迎えるといいなあと思う。

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    2013年05月28日
  • 6月19日の花嫁

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    前評判が良かったので読んでみました。
    あんまり主人公の性格が好きではなかったかも?
    オチは早い段階でわかるので、ミステリというよりは物語に近い感じで読めば、軽く読めていいかもです(^_^)

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    2013年05月27日
  • 二十四時間

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    この人の、いつもの日常の中の非日常な感じが好きなのと同時にゾッとする。自分の周りで起きても不思議じゃないから。

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    2013年05月26日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    主人公の頭が悪すぎ。全て自分が原因の失敗を嘆き、人生や運命のせいにしている。もっと考えてから行動すれば良いのに、そもそも何も考えていない。
    ただ自分にも心当たりがある部分はいくつかあって、それであるがゆえに主人公に不快感を感じるのではないかと。

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    2013年05月25日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    上巻の感想としては、このオトコイライラする!!って感じでしょうか。上手くいかないのを社会のせいにしている若者がいますが、そういう人を生温かく見ているような感覚に浸ってしまいます。
    頑張っても頑張っても報われない、と嘆く時は確かに誰しもある筈で、本人はその渦中にいると気付かないのだけれど、周囲は何故転がるように堕ちて行くのかがよく分かる。
    そんな視点を読者に持たせられる乃南さんはやはり描写力がすごいのだなあ。

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    2013年05月20日
  • 駆けこみ交番

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    ネタバレ

     新米警察官高木せいだいシリーズの2冊目です。
    昔読みかけて放置してた本を乃南アサブーム再来で改めて読んでみました。

    交番勤務になった高木が、町の人とのふれあいや事件を通じて成長していくお話。
    こう書けば簡単なのですが、中身はもっと深いです。

    人間ドラマあり、殺人事件ありで。
    中でも「とどろきセブン」と言って、70代のおじいちゃん・おばあちゃんが警察が介入出来ない地域の悪をやっつけてるところは、有川浩「三匹のおっさん」とかぶるけど、これはこれでいいかなと。

    これ、さらに続きが読みたいと思ってるのは私だけではないらしい。
    書いてもらいたいですね。

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    2013年05月07日
  • 地のはてから(下)

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    大正から昭和にかけて、北海道 知床の開拓移民の子として生きた、一人の女性の人生が描かれている。
    そんなに昔の話ではない。実際、私の祖父母と、この物語の主人公とわは、ほぼ同世代だ。そんな時代に、こんな過酷な環境で生きた人達が現実に多勢いたのだということに、驚きを感じた。今の自分の便利な生活につながる時間の糸のつい先にこういう生活があったのだと思うと、感慨深い。
    主人公とわは、貧しい苦しい生活のなか、更に、開拓の失敗や父の死などの不幸に次々見舞われる。思い通りにならない人生。とわは、「何で生きるんだろう」「何のための人生なんだろう」と繰り返し自問しながら、それでも歯を食いしばって逆境に耐え、生き抜

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    2013年04月20日
  • 今夜もベルが鳴る

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    ネタバレ

    サスペンスではなく、ラブストーリーとして読んでみたかったと思った。
    恋愛の始まりは、自意識過剰になるせいか、心にもないことを言ってみたり、相手の言葉の裏の裏を読もうとしたりと、単純なものを自ら複雑にしてしまうものだ。時には、自分ではない別人になってしまったかのようになる。
    前半のそんな駆け引きの部分を私は楽しんで読んでいたのだが、なんとその事実はまさかの精神病を患った、文字通りの別人だったという。
    うーん、やっぱり普通のラブストーリーとして読んでみたかった。

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    2013年04月05日
  • 二十四時間

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    私小説ってあんまり好きじゃないですねえ・・・

    0時から23時までうまく話を作ってるのには感心しました。

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    2013年03月23日
  • 再生の朝

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    高速バス、殺人、台風接近、乗務員の死…乗り合わせた乗客達もさまざまな事情を抱え、ハラハラする要素満載。自分もこのバスの中にいるような感覚で読み進めることができた。この後、登場人物達は再生の道を進むことができたのであろうか?

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    2013年03月21日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    ネタバレ

    警察小説の4つの短編集。
    昭和の時代背景なので描写がちょっと古めかしい。
    続きが気になるミステリではないのでちょっと物足りない…という印象。

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    2013年03月18日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    あえて裏の要約を読まずに読んでみた。

    男の転げ落ちる人生
    作者が仕事がない人のことをリアルに把握してるのに驚く

    人生は堕ちるときゆっくりゆっくり確実に堕ちて行く

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    2013年03月17日
  • 結婚詐欺師(下)

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    ネタバレ

    結構警察側の主人公はグダグダしずぎ。橋口君もだました女性が死んだからってそんなに動揺しないでしょ。何人もだましたのに。江本さんもそこまでだまされるかな。ちょっと設定に無理があったんじゃない?かつらやったらばれそうなもんかもしれんけど。刃傷沙汰になってもおかしくないよね。そこまでやったら。しかし小説とはいえ懲りないなあとおもった。
    まあでもおもしろかった。

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    2013年03月16日
  • 再生の朝

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    どこにでもいそうな人たちが乗り合わせた深夜バスがバスジャックされる話。
    「普通の人」が自分の命が危険に晒されたときに出た行動が興味深かった。自分だったらどうするだろう。

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    2013年03月14日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    本筋だけでなく、昭和の時代背景の風物が懐かしい。アメリカンクラッカーが出てきたのには、一気に郷愁の世界に引きずり込まれた。

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    2013年03月13日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    平成の現代に、昭和の刑事、警察物語。
    作者の意図はどういうところにあるのか、いろいろ推察もできようが、その時代を共有した読者には、興味深く読むことができた。

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    2013年03月13日
  • ボクの町

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    「駆け込み交番」の高木聖大巡査シリーズ第1作。
    フレッシュマンの警察官、しかも型破りというのはなかなか題材になっていなかったせいか、高木クンの成長を見守る母のような気分であっという間に楽しく読んでしまった。

    高木クン、警察官を続けていてよかったね。

    笑えて和めるコメディタッチの作品。
    高木くんがまだまだ青いのであえて星を一つ減らしてみる(笑)

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    2013年03月09日
  • 二十四時間

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    乃南アサさんのエッセイ。
    今まで読んだ作品からイメージしていたのとは違って、心もとなく頼りなく、でも好奇心旺盛ですとーんと自分の世界にはまりこんでしまい、そしてまたふわふわと漂うような。まるで江國香織さんのエッセイを読んでいるような気分になった。
    おふたりの作品は全然ちがうのに、根っこにある「不安だけれどおっかなびっくり動いてみてしまう」というパーソナりティがとても似ているように感じられて不思議。

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    2013年03月09日
  • 結婚詐欺師(上)

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    ネタバレ

    この橋口という男、そんなにいい言葉思いつくよな。その努力をほかに使えばいいのに。かなり危ない橋をわたりつづけるよね。警察もうごいてるし、でも何回も使ってるし。どんな形でしまるのか楽しみです。

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    2013年03月07日