乃南アサのレビュー一覧

  • 駆けこみ交番

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    ネタバレ

     新米警察官高木せいだいシリーズの2冊目です。
    昔読みかけて放置してた本を乃南アサブーム再来で改めて読んでみました。

    交番勤務になった高木が、町の人とのふれあいや事件を通じて成長していくお話。
    こう書けば簡単なのですが、中身はもっと深いです。

    人間ドラマあり、殺人事件ありで。
    中でも「とどろきセブン」と言って、70代のおじいちゃん・おばあちゃんが警察が介入出来ない地域の悪をやっつけてるところは、有川浩「三匹のおっさん」とかぶるけど、これはこれでいいかなと。

    これ、さらに続きが読みたいと思ってるのは私だけではないらしい。
    書いてもらいたいですね。

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    2013年05月07日
  • 地のはてから(下)

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    大正から昭和にかけて、北海道 知床の開拓移民の子として生きた、一人の女性の人生が描かれている。
    そんなに昔の話ではない。実際、私の祖父母と、この物語の主人公とわは、ほぼ同世代だ。そんな時代に、こんな過酷な環境で生きた人達が現実に多勢いたのだということに、驚きを感じた。今の自分の便利な生活につながる時間の糸のつい先にこういう生活があったのだと思うと、感慨深い。
    主人公とわは、貧しい苦しい生活のなか、更に、開拓の失敗や父の死などの不幸に次々見舞われる。思い通りにならない人生。とわは、「何で生きるんだろう」「何のための人生なんだろう」と繰り返し自問しながら、それでも歯を食いしばって逆境に耐え、生き抜

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    2013年04月20日
  • 今夜もベルが鳴る

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    ネタバレ

    サスペンスではなく、ラブストーリーとして読んでみたかったと思った。
    恋愛の始まりは、自意識過剰になるせいか、心にもないことを言ってみたり、相手の言葉の裏の裏を読もうとしたりと、単純なものを自ら複雑にしてしまうものだ。時には、自分ではない別人になってしまったかのようになる。
    前半のそんな駆け引きの部分を私は楽しんで読んでいたのだが、なんとその事実はまさかの精神病を患った、文字通りの別人だったという。
    うーん、やっぱり普通のラブストーリーとして読んでみたかった。

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    2013年04月05日
  • 二十四時間

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    私小説ってあんまり好きじゃないですねえ・・・

    0時から23時までうまく話を作ってるのには感心しました。

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    2013年03月23日
  • 再生の朝

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    高速バス、殺人、台風接近、乗務員の死…乗り合わせた乗客達もさまざまな事情を抱え、ハラハラする要素満載。自分もこのバスの中にいるような感覚で読み進めることができた。この後、登場人物達は再生の道を進むことができたのであろうか?

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    2013年03月21日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    ネタバレ

    警察小説の4つの短編集。
    昭和の時代背景なので描写がちょっと古めかしい。
    続きが気になるミステリではないのでちょっと物足りない…という印象。

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    2013年03月18日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    あえて裏の要約を読まずに読んでみた。

    男の転げ落ちる人生
    作者が仕事がない人のことをリアルに把握してるのに驚く

    人生は堕ちるときゆっくりゆっくり確実に堕ちて行く

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    2013年03月17日
  • 結婚詐欺師(下)

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    ネタバレ

    結構警察側の主人公はグダグダしずぎ。橋口君もだました女性が死んだからってそんなに動揺しないでしょ。何人もだましたのに。江本さんもそこまでだまされるかな。ちょっと設定に無理があったんじゃない?かつらやったらばれそうなもんかもしれんけど。刃傷沙汰になってもおかしくないよね。そこまでやったら。しかし小説とはいえ懲りないなあとおもった。
    まあでもおもしろかった。

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    2013年03月16日
  • 再生の朝

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    どこにでもいそうな人たちが乗り合わせた深夜バスがバスジャックされる話。
    「普通の人」が自分の命が危険に晒されたときに出た行動が興味深かった。自分だったらどうするだろう。

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    2013年03月14日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    本筋だけでなく、昭和の時代背景の風物が懐かしい。アメリカンクラッカーが出てきたのには、一気に郷愁の世界に引きずり込まれた。

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    2013年03月13日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    平成の現代に、昭和の刑事、警察物語。
    作者の意図はどういうところにあるのか、いろいろ推察もできようが、その時代を共有した読者には、興味深く読むことができた。

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    2013年03月13日
  • ボクの町

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    「駆け込み交番」の高木聖大巡査シリーズ第1作。
    フレッシュマンの警察官、しかも型破りというのはなかなか題材になっていなかったせいか、高木クンの成長を見守る母のような気分であっという間に楽しく読んでしまった。

    高木クン、警察官を続けていてよかったね。

    笑えて和めるコメディタッチの作品。
    高木くんがまだまだ青いのであえて星を一つ減らしてみる(笑)

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    2013年03月09日
  • 二十四時間

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    乃南アサさんのエッセイ。
    今まで読んだ作品からイメージしていたのとは違って、心もとなく頼りなく、でも好奇心旺盛ですとーんと自分の世界にはまりこんでしまい、そしてまたふわふわと漂うような。まるで江國香織さんのエッセイを読んでいるような気分になった。
    おふたりの作品は全然ちがうのに、根っこにある「不安だけれどおっかなびっくり動いてみてしまう」というパーソナりティがとても似ているように感じられて不思議。

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    2013年03月09日
  • 結婚詐欺師(上)

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    ネタバレ

    この橋口という男、そんなにいい言葉思いつくよな。その努力をほかに使えばいいのに。かなり危ない橋をわたりつづけるよね。警察もうごいてるし、でも何回も使ってるし。どんな形でしまるのか楽しみです。

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    2013年03月07日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    著者らしい、人の心の裏側をうまく想像させる作品となっている。時代背景が現在でなく、時代毎の流行りものを登場させるのも趣があっておもしろかった。

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    2013年03月04日
  • 5年目の魔女

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    ちょっとがっかりだったかも。期待していたのは、女の黒い部分満載のドロドロの話+ホラーだったからかしら。嫌いなのに忘れられない、忘れたいのに気になるっていうジレンマがメインでした。
    まぁ、最後に富豪婦人として再会するのはちょっとホラーだけどね。

    それにしても、会社の上司と不倫の上略奪婚して事業を失敗させてポイ捨てした上に事実を全部嘘で塗り固めた女も女だけど、その女の不幸を信じて疑わないだけじゃなく成れの果てをきちんとその目で確かめようとするまで強迫観念にとりつかれる女も異常だわ。
    10/27/2012

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    2013年03月02日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    わりと下巻も不幸続きで・・・
    人生って厳しいなぁと思いました。
    もっと明るいお話かと思っていたのですが、何度も読み返したくなる!というお話ではなかったかも。

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    2013年02月25日
  • 5年目の魔女

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    貴世美のキモチ悪さが非常にいい感じ。笑
    被害妄想が酷すぎないか?と思わずにいられなかった景子が腑に落ちなかったが、ちゃんと理由があって納得。こういった、読んでいる途中のモヤモヤした感じを最後にはクリアにしてくれる作家さんは好きだ。

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    2013年02月24日
  • ボクの町

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    ネタバレ

    新米警官が主人公。駅前交番での研修の日々をコミカルに描く。
    主人公の高木聖大は、すごくダメなヤツ。警察手帳に前の彼女のプリクラ貼っちゃってたり、言葉遣いもままならないわりには同期の三浦くんに嫉妬ばっかして、短気だし、ものぐさだし、先輩には口答えしちゃう。そして上司や先輩にしょっちゅう怒られている。
    同じ刑事モノでは「踊る大捜査線」シリーズが大好きなんだけど、聖大は青島刑事とは大違い。
    まずダメなとこは、やる気がなくて適当なところ。
    この物語は、終始聖大の目線で進んで行くんだけど、「大真面目でやるなんて馬鹿馬鹿しい」「ああ、学生に戻りたい。」「そんなこと、どうだって良いじゃないか」等と言った、無

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    2013年02月22日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    ネタバレ

    今転職を考えている私にはホラー。笑
    仕事なんて結局贅沢言わなきゃあるだろうって思ってるけど、都会って厳しいんですね・・・。
    最初の頃は主人公の性格にも難ありですが。
    上巻の内容はとにかく「人生の転落」。
    下巻では救われていくといいな。

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    2013年02月20日