乃南アサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ新米警察官高木せいだいシリーズの2冊目です。
昔読みかけて放置してた本を乃南アサブーム再来で改めて読んでみました。
交番勤務になった高木が、町の人とのふれあいや事件を通じて成長していくお話。
こう書けば簡単なのですが、中身はもっと深いです。
人間ドラマあり、殺人事件ありで。
中でも「とどろきセブン」と言って、70代のおじいちゃん・おばあちゃんが警察が介入出来ない地域の悪をやっつけてるところは、有川浩「三匹のおっさん」とかぶるけど、これはこれでいいかなと。
これ、さらに続きが読みたいと思ってるのは私だけではないらしい。
書いてもらいたいですね。 -
Posted by ブクログ
大正から昭和にかけて、北海道 知床の開拓移民の子として生きた、一人の女性の人生が描かれている。
そんなに昔の話ではない。実際、私の祖父母と、この物語の主人公とわは、ほぼ同世代だ。そんな時代に、こんな過酷な環境で生きた人達が現実に多勢いたのだということに、驚きを感じた。今の自分の便利な生活につながる時間の糸のつい先にこういう生活があったのだと思うと、感慨深い。
主人公とわは、貧しい苦しい生活のなか、更に、開拓の失敗や父の死などの不幸に次々見舞われる。思い通りにならない人生。とわは、「何で生きるんだろう」「何のための人生なんだろう」と繰り返し自問しながら、それでも歯を食いしばって逆境に耐え、生き抜 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新米警官が主人公。駅前交番での研修の日々をコミカルに描く。
主人公の高木聖大は、すごくダメなヤツ。警察手帳に前の彼女のプリクラ貼っちゃってたり、言葉遣いもままならないわりには同期の三浦くんに嫉妬ばっかして、短気だし、ものぐさだし、先輩には口答えしちゃう。そして上司や先輩にしょっちゅう怒られている。
同じ刑事モノでは「踊る大捜査線」シリーズが大好きなんだけど、聖大は青島刑事とは大違い。
まずダメなとこは、やる気がなくて適当なところ。
この物語は、終始聖大の目線で進んで行くんだけど、「大真面目でやるなんて馬鹿馬鹿しい」「ああ、学生に戻りたい。」「そんなこと、どうだって良いじゃないか」等と言った、無