乃南アサのレビュー一覧

  • 死んでも忘れない

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    【あらすじ】
    かつて妻の浮気という男にとって最も屈辱的な理由による
    離婚を経験している夫。
    母親に捨てられた経験を持ち、
    いじめの標的が日々変わる教室の中で
    なんとか標的にならないように過ごす15歳の息子。
    気を遣いながらも15歳の連れ子と
    良好な関係を築く妊娠中の妻。
    それぞれにナイーブな部分を抱えながらも互いに支え合って
    新興住宅地で幸福に過ごす夫婦と息子一人の3人家族。

    しかし夫が痴漢冤罪事件に巻き込まれたことから
    幸せな日常の歯車は狂い始める…。




    家族3人が、会社・学校・地域とそれぞれ逃げ場がない状況で、無責任な噂に追い詰められ、それが原因でお互いを信じる

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    2009年10月04日
  • 水の中のふたつの月

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    ◆あらすじ◆
    「忙しい」が口癖のOL亜理子h、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。
    梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。
    突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。
    心の奥底へ封印した、妖しい記憶の中へと───。
    ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。
    ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?
    深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス。

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    2009年10月12日
  • 暗鬼

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    ◆あらすじ◆
    親子四代、総勢九人という現代では珍しい大家族に嫁いだ法子。
    まだ他人の法子にとって、初めて知る大家族とは、暖かくお互いが理解し助け合う最高の絆であった。
    だが、ふとしたきっかけから、法子は家族の表面的な優しさの奥に潜む奇妙な人間関係、謎の多い行動に気付き、ひとり調査を始めた───。
    "本当の家族になりたい"と切に願う法子によって、次々と解き明かされてゆく真実の家族の姿とは……!?
    家の呪縛、血の絆まで描ききる本格サイコ・ミステリー。

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    2009年10月12日
  • 6月19日の花嫁

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    【わたしは誰―?6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか…】

    一体どうなっているのか気になって一気に読み進めました。
    こんな運命、苦しいだろうな。。
    そして今回こそ幸せになれるんだな〜と思ったところ
    ラストで「ええ〜っ!?」と思わず叫びそうに・・・
    しばらく放心状態でした。
    どこまで続くのだろうか・・・

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    2009年10月10日
  • 結婚詐欺師(下)

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    上を読んだら下も読むのですよ。

    もちろん面白いです。
    自分の頭の中で、詐欺師を空想しながら読むのがお薦めです。

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    2009年10月04日
  • あなた(下)

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     上下巻なので、下巻にレビューを。


     携帯小説として連載されていた作品の書籍化。「携帯小説であれば、ホラーがいいと思った」ということでこの形になったというが、うまいなぁ、と唸らされる。携帯で読んでいたら、これは夢中になるだろうなぁ。媒体を考えた小説を書ける才能。

     主人公を「あなた」と呼んでつきまとう視点がだれのものなのかがわからず、それを探りながらも恐怖心にあおられる。乃南アサ独特のねっとりとした女性性、最後まで息つかせない読ませる力。ちなみに、その正体がピンときたのは上巻の最後。それがほんとうなのかを確かめる作業もたのしい。が、オチがひどすぎる。もうちょっと違えば、すごくいい作品なの

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    2009年10月07日
  • 来なけりゃいいのに

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    ◆あらすじ◆
    「仕事は半人前のくせに、口ばっかり達者になって」ベテランOLの多恵子は鬱々としていた。
    OA化に伴い仕事が減少、若いOLたちに疎んじられる日々である。
    そんな彼女を部長の一言が変えた。「彼女らを指導してやってくれ」俄然、発奮した彼女は活気を取り戻すが……(「春愁」より)。
    OL、保母、美容師───働く女たちの哀歓を描く傑作サイコ・サスペンス!

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    2009年11月06日
  • 幸せになりたい

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    ◆あらすじ◆
    <今夜、桐江は恋人だった。が、明日からは愛人になる>
    家庭的な真純と性に奔放な桐江───大手商社に勤める敏腕社員の依田は二人の女性とつき合っている。
    人生の伴侶には真純を選ぶが、桐江との関係も続けたい。
    結婚前夜、依田は密かに桐江の部屋で過ごした。
    が、その夜の甘い会話には、艶麗な罠が潜んでいた……。(「二人の思い出」より)
    男女の愛憎を描く傑作心理サスペンス!

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    2009年11月06日
  • 今夜もベルが鳴る

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    ◆あらすじ◆
    友人主催のパーティで、ゆかりは岩谷と知り合った。
    落ち着いた物腰に、ゆかりはひどく惹かれた。
    二日後、岩谷から電話がかかり、ゆかりの中で恋の炎が燃え上がった。
    だが、それが恐怖の始まりだった。
    電話は毎夜かかってきたが、話すにつれて、彼女の心に恐ろしい疑惑が頭をもたげ始める。
    岩谷とは何者なのか!?
    直木賞受賞の女流が鮮烈に描く、サスペンスの傑作!

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    2009年11月06日
  • 火のみち(上)

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    ◆あらすじ◆
    父が戦死し、戦後満州から引き揚げてきたどん底の生活の中で母までなくした南部次郎は、わずかな葬儀費用の形に幼い妹を連れ去ろうとする男を撲殺してしまう。
    きょうだいは離散し服役中も渦巻く憤怒を抑える術すら知らない次郎は備前焼と出会い、ひたすら土を練ることで、ようやく心が鎮まっていく───。

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    2009年11月06日
  • 火のみち(下)

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    ◆あらすじ◆
    妹は女優として成長し、刑期を終えた次郎も独立して窯を開く。
    暗い過去ゆえに兄妹を名乗れないながらも家族の絆が深まる中、次郎は中国宋代の青磁・汝窯に魅入られる。
    「雨上がりの空の色」と称される幻の器を自らの手で甦らせたいという激情はどこへ向かうのか。
    戦後昭和という時代を描ききった意欲的長編。

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    2009年11月06日
  • ライン

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    ◆あらすじ◆
    一本の線だけで結ばれている、宙に浮かんだような若者たち。
    深夜のパソコン通信に嵌る小田切薫の周りで次々殺人事件が起こる。
    それぞれの道を歩む高校の同級生たちは、友情と嫉妬が複雑に絡み合い……。
    オンライン社会の若者の心の揺れを描く、直木賞作家の傑作ミステリー。
    (『パソコン通信殺人事件』改題)

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    2009年11月06日
  • 二十四時間

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    ◆あらすじ◆
    幼なじみの"よっちゃん"は、会う度に違った。
    私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。
    でもその内面はいつも温かで……(「二十二時」)。
    子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた、
    方向感覚を失って、"遠く"という"悲しく寂しい場所"に迷い込んでしまった(「十七時」)
    人生のそれぞれの風景を鮮やかに切り取った、私小説の味わいを残す、切なく懐かしい二十四の記憶。

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    2009年11月06日
  • あなた(上)

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    ◆あらすじ◆
    秀明はやや軽めの明るい浪人生。
    明るいといっても二浪目に突入したのだから、多少の屈託もないわけではない。
    しかし、女子大生の彼女もちゃんといて、携帯メールを間断なくやりとりして、にやけてみたり、ふて腐れてみたり……。
    受験の年の元日の未明、秀明の身体を異変が襲った。
    胃を握り潰されるかのような激しい吐き気、強烈な圧迫感。
    それは底なしの恐怖の序章に過ぎなかった。

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    2009年11月06日
  • あなた(下)

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    ◆あらすじ◆
    秀明を見つめ続ける不気味で執拗な視線。
    秀明がどここにいても、何をしていてもその「目」は彼から離れない。
    大学生になった秀明は、美貌の音大大学院生カンナに恋をした。
    その恋は、今までの浮かれた恋ではなく、本気の恋だった。
    そして、その「目」は狙いをカンナにも広げた。
    激しい恐怖がカンナを襲う。
    秀明は立ち上がった……。
    哀しく切なすぎる恋心を描いた青春ホラーの金字塔。

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    2009年11月06日
  • 行きつ戻りつ

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    ◆あらすじ◆
    どこの家庭でもありそうな、でも他人には言えない妻の悩み───夫との冷え切った関係、姑との対立、病死した一人息子への想い、受験生を抱えるつらさ、あるいは生活費の工面や、男友達との密会だったり……。
    それぞれに事情を抱えた妻たちは、何かを変えたくて旅に出た。
    新鮮な風景と語らいが、少しずつ彼女の強張った心を解きほぐす。
    切ないけど温かい、家族を見つめた物語集。

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    2009年11月06日
  • ダメージ―そこからはじまるもの―

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    ◆あらすじ◆
    「まず、傷ついている自分を認める。どんなに好きな人であっても、傷ついてないている自分を受け容れること───」。
    女性の心理を書かせたら、ピカイチの著者が、あなたを慰め、叱り、元気づける。
    20代の女性なら、誰もが抱える恋愛や友情、人生の悩みに、乃南さんが真摯に向き合って語りました。
    エッセイのようにも小説のようにも読める、そんな深い味わいが魅力の傑作モノローグ集。

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    2009年11月06日
  • 死んでも忘れない

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    ◆あらすじ◆
    夫婦と、息子ひとりの3人家族。
    どこにでもある、新興住宅地の平穏で幸福な一家だった。
    妻が妊娠したことで、新たなる喜びに一家は包まれる……はずだった。
    しかし、ある朝、夫が巻き込まれた小さな事件が思いもよらぬ展開を見せ、彼らの運命を大きく狂わせていく───。
    次第に追い詰められ、崩壊に向かう家族に果たして救いはあるのか?
    現代の不安を鋭くえぐった心理サスペンス。

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    2009年11月06日
  • 団欒

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    ◆あらすじ◆
    ばぜ自分にこの親、この兄弟姉妹なのか。
    いつもやたらとベタベタしているのに、実はバラバラだったりする。
    「家族」ってよくよく考えてみれば、ヘンなものだと思いませんか?
    この本には、なかでもきわめつけのヘンな家族が登場します。
    深夜、息子がいきなり彼女の死体を連れて帰ってきたり、夫婦の寝室に「ママ」がいたり……。
    これに比べれば、お宅はまだまだ大丈夫でしょう?

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    2009年11月06日
  • 花盗人

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    ◆あらすじ◆
    「あなたが私にくれたものは、あの桜の小枝だけ。あなたが盗っていったものは、私のすべて」───。
    自立できない夫との生活に疲れた女は逃げ場を求めた。
    しかしそれが彼女の「脱線」の始まりだった……。
    表題作のほか、「最後の花束」「脱出」など、怖くて意外な結末が詰まった全10編。
    デビュー当時から直木賞受賞第一作まで、乃南アサの幅広い作風が楽しめる文庫オリジナル短編集。

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    2009年11月06日