石持浅海のレビュー一覧

  • 彼女が追ってくる

    匿名

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    碓氷優佳が探偵役を務めるシリーズの三作目。
    小さなほころびから犯人を当てる碓氷優佳の恐ろしさを犯人目線で体感しました。
    話の締めも最高でした。

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    2025年06月06日
  • 夏休みの殺し屋

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    一風変わった推理もの。シリーズは全て読んでいるが、時間が経ちすぎて、覚えていない話もある。殺し屋がお休みしているので夏休みか、と思ったら、そんなことはなかった。
    殺し屋の富澤と鴻池、両方が出てくる。

    1近くで殺して
    富澤サイド。オプションが第一発見者を指定するもの。このオプションは予想外だった。事件も割と複雑で、全容が見えるまでは時間がかかる。
    2人形を埋める
    鴻池サイド。今回の連作短篇は家族を失う、という話が多い。1も兄の復讐だし、2も子どもを失って精神のバランスがとれなくなった女性がターゲット。精神のバランスが失われて、そういう行動する?と思ってしまうが、私の想像力が足りないだけかもしれない。
    3残された者たち
    これはどちらサイドだろう。何となく富澤サイド、だと思っている。塩野と平松の腹の探り合いが面白い。最後の若葉のつぶやきも。ちょっとブラックユーモアな感するする。
    4花を手向けて
    鴻池サイド。オプションが椿の花を手向けて。鴻池は富澤と違って1ヶ月の猶予で金額が100万安い。依頼者は何となく予想がついたが、雑談の選挙の話が関わってくるとは思っていなかった。鴻池の顧客サービスがよい。プロだ。
    5夏休みの殺し屋
    両サイド。どちらも料金2倍のチャンス?効率的には富澤が美味しい。本当に小沼が狙っていたなら(多分そうなんだろうけど)憔悴してみせたのは演技なのか。それも怖い。小さなことだが、誤字を発見。225ページの坂木棗が坂本棗になってる。

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    2025年06月02日
  • 君の望む死に方

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    碓氷優佳シリーズの二作目。倒叙×未必の故意を軸に展開されるロジカル対決が見もの。前作の魅力を受け継ぎつつ、一味違ったテイストの一作品として楽しませてくれて、今後のシリーズを追うのが楽しみになった。

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    2025年05月26日
  • 扉は閉ざされたまま

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    ネタバレ

    主人公である伏見と、探偵役である碓氷の掛け合いが緊張感があった。読者視点からすると、やはり伏見側に立って読んでしまうためジリジリと追い詰められる感じがとてもゾクゾクさせられた。

    物語終盤まで、動機やなぜ扉を閉ざしておきたいのか、といった謎が残ったまま進行していき、最後には理由も語られた。
    個人的には動機に納得しづらい部分が多かったが、解説の光原百合さんが色々ツッコミ(いちゃもん)をつけてくれたおかげで、ある意味スッキリと腑に落ちた。

    とにかく最後まで楽しめた作品だったので、是非周りにもオススメしていきたいと思う。

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    2025年05月23日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    ネタバレ

    読み終えるまでに時間はかかったものの、三作くらい読むと後は毎夜日課になって直ぐ読み終えた。
    各者の銀英愛が眩しい。
    太田忠司の暖かで素直なミステリも素晴らしい。
    小川一水はビジュアル面で印象的に切り取って終わる。
    小前亮の実に正攻法な艦隊同士の大戦は銀英伝の面白みを再確認させる。
    藤井太洋の短編は「これどうなってるのかな…」などと見ていたら実に衝撃的な展開で成程!と。ある意味ニヤリともした。
    激推しは高島雄哉の「星たちの舞台」で、ヤンというキャラクターを見たまんまのパロディやコピーにせず、彼ならばこの状況ではこうもあり得るだろう、という絶妙で繊細なキャラクターに仕上げ、若き日のヤンの繊細さに惚れ込んだ。
    突発的に出てきたヒロインも実に聡明で奥ゆかしく、なんというかこの二人は恋物語では無いのだがたまらないね!(本音)大好きです!
    1とついているのでそろそろ列伝2出して下さい。

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    2025年05月13日
  • 風神館の殺人

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    敵味方の概念がコロコロ変わり、敵と認識する理由が人それぞれでそれによりすぐに復讐者に変わる恐怖。最後はターゲットを殺すかどうかも悩んでいる。それは殺した後絶対的な味方が敵に変わるかもしれないから。今までにない館シリーズだった

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    2025年04月18日
  • 扉は閉ざされたまま

    匿名

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    倒叙ミステリー。
    死体のある扉を開かれたくない主人公と周囲とのやりとりや心理戦?が面白く、一気読みしました。
    最後に明かされる動機に主人公が扉を開けたくない理由も含まれていて納得感があって好きです。

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    2025年04月14日
  • 女と男、そして殺し屋

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    石持浅海の連作ミステリ作品『女と男、そして殺し屋』を読みました。
    石持浅海の作品は、昨年4月に読んだ『君の望む死に方』以来ですね。

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    殺し屋は、実行前に推理する…殺し屋シリーズ第3弾!
    殺し屋は、殺害前に推理する──。
    殺し屋×推理小説 第3弾が文庫書下ろしで登場!

    殺しの依頼の不可解な点から、二人の殺し屋、それぞれの視点で一つの真実へとたどり着いていく推理過程はシリーズの中でも圧倒的な重厚感と面白さ。
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    2014年(平成26年)に刊行された殺し屋探偵シリーズの第3作……殺し屋探偵シリーズは昨年4月に読んだ第1作の『殺し屋、やってます。』 以来ですね。

     ■遠くで殺して
     ■ペアルック
     ■父の形見
     ■二人の標的
     ■女と男、そして殺し屋

    ビジネスライクで安定と信頼の副業殺し屋、富澤允と鴻池知栄……お互いの存在を知らないが、彼らには揃いも揃って標的の奇妙な行動の裏を推理せずにいられない癖があった、、、

    各々が受けた依頼の謎に深入りするうちに、交わらないはずの2人の推理が驚愕の真実を導き出す……殺し屋が日常の謎に奔走する異色のミステリ中短篇集。

    本作では短篇4作に加え、表題作でシリーズ初の中篇『女と男、そして殺し屋』の5作品が収録されています、、、

    普段は経営コンサルタントとして働く富澤允と、インターネット通信販売業を営む鴻池知栄……副業として殺し屋稼業を請け負っているという裏の顔を持つ殺し屋が2人になったことで物語に厚みが出ましたね。

    しかも、お互いの存在を知らない2人には、さらにもうひとつ共通する癖を持っている……それは不可解な依頼を推理すること、、、

    ビジネスライクに、安心安全に、そして確実に任務を実行するために、彼らは依頼を様々な角度からみつめ、謎解きをしてしまう……そんな富澤と鴻池が、交互に描かれる短篇4話のあと、表題作の中篇『女と男、そして殺し屋』では、ある依頼を通して急接近してしまいます! 殺し屋が日常に潜む謎を解く、一風変わった展開が愉しめるだけでなく、お互いの存在を知らない2人の殺し屋が登場することにより、これまで以上に面白い展開になりましたね。

    雰囲気も大好きだし、続篇を期待したいですね……未読の第2作『殺し屋、続けてます。』も古書店で見つけなきゃ!

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    2025年02月20日
  • 扉は閉ざされたまま

    購入済み

    頭脳戦⁈

    犯人目線で語られる物語。
    死体を隠すわけでもなく、事故死にみせかけ、少しでも発見を遅らせるということに必死な犯人の行動に違和感を感じながら読み進めていった…

    最後は殺人に至るまでの理由かな?って思ったけど、私的には真相に近づく優佳との会話にハラハラドキドキといった感じで、最後までホントに楽しめた!
    おすすめです

    #ドキドキハラハラ

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    2025年02月09日
  • わたしたちが少女と呼ばれていた頃

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    碓氷(JK ver)シリーズ短編集。
    扉は閉ざされたままから碓氷優佳の魅力に魅せられて全シリーズ読破。
    碓氷優佳が持ち前の推理力で友達や受験に関する問題を解決していくストーリー。ラストは結局「碓氷優佳の真の顔」が親友目線で書かれており、鳥肌のもの。

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    2025年01月13日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    面白かった〜〜〜
    少し米澤穂信のミステリーみたいな感じで、誰かが死ぬとかじゃなくて日常の小さな謎を少しづつ解き明かす感じがよかった
    ご飯は美味しそうだし、お酒は飲みたくなるし、最後の章はなるほどそう来るか、、!ってなったし次の作品も読むぞ〜となった

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    2024年06月26日
  • 新しい世界で~座間味くんの推理~

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    のハイジャック事件で人質になっていた聖子が二十歳になり食事会に参加。グルメと推理が楽しめる短編7話。推理を披露する前の座間味くんのドキッとする一言がクセになる。スーツ姿で1人キャンプする女性の謎が1番好き。ラストでこんな仕掛けをぶっ込んでくるとは!!

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    2024年06月25日
  • 新しい世界で~座間味くんの推理~

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    昔の小説のときの赤ん坊が大きくなって主人公になるとは。それをそれぞれリアルに読めていることが嬉しい。

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    2024年06月15日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    なんとも豪華な公式トリビュート。執筆者は、石持浅海、太田忠司、小川一水、小前亮、高島雄哉、藤井太洋。
    それぞれの作家の持ち味がしっかりと出ていて面白い。キャラクター重視のものと世界観重視のものがあるのも面白い。
    それら全てを飲み込めるのが銀英伝の魅力だろう。表題作の視点には驚き楽しんだ。

    勿体なくて勿体なくて、ついつい長い間眠らせていましたが、ついに読んじゃいましたよ。
    本伝も様々な作家がそれぞれの視点で書かないかしら。アニメやコミカライズがやっていることを小説でもやれれば面白いのに。三国志とかみたいに。
    なんて思ったりして。

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    2024年05月29日
  • 女と男、そして殺し屋

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    「殺し屋は、殺しの前に推理する」の帯に惹かれて購入。
    書店ではそんなに前面で売り出しはされていなかったけど、面白い!もっと話題になって欲しいなぁと思ったり。あ、私が無知だったのか!
    こんな職業の人もいるかもね…と楽しく(楽しんでいいのか?)読み進められ、過去の2冊も購入しました。

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    2024年03月23日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    この物語は7篇の短編小説。
    グルメミステリーでもあり恋愛ミステリーでもあるし、心理ミステリーでもある。
    長江高明、熊井渚、湯浅夏美は大学時代からの飲み友達。
    卒業後も機会があれば度々集まって飲んでいる。
    近年では3人のうち誰かが友達を1人ゲストとして連れてくる習わしを設け、長江のワンルームマンションで飲み会を開幕する。
    美味しいお酒と料理に仲間。そしてゲストがもたらす少しの謎。これが揃えば最高の時間を過ごせそう

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    2024年02月10日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    謎ありリラックス要素あり、スッキリありの面白いジャンルの一冊でした。
    つまみと酒と共に思わぬ謎を発見し、ゆったり解いていく感じがゆるっとしていて、読んでいるこちらもリラックスできた

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    2024年01月25日
  • アイルランドの薔薇

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    みるからにアイルランドの情勢や近隣国との政治の話を想像させるタイトル、個人的には敬遠しがち
    とりあえず本格推理と書いてあるので手に取る

    巻頭の登場人物リストにはカタカナがずらりと10人以上でニックネームも別にあるんかーい

    開始数十頁はリストを何度も見ながら把握しなければならなかったが、難点はそれくらいかな
    総合的な評価は星5なので

    いざストーリーを読み進めると本格ミステリ
    フーダニットとホワイダニット+暗殺者は誰なのか
    黙っていいねを3回押す

    「会釈」は露骨なキーワードだなと思ってたらしっかり作者の罠にハマっていくー
    となると暗殺者は〇〇だなと、こちらは正解
    種明かしもオシャレだわ
    完敗に乾杯
    やかましわ

    真犯人と動機は当てられずもフェアな解法で満足

    幕間にアイルランドの歴史についての講釈パートがあるが、眠くならない適量かつ分かりやすい内容

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    2023年12月10日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    ネタバレ

    お酒、肴、家飲み、恋愛ミステリー、と好きな要素満載ということでずっと読みたかった本。想像以上に面白かった!
    同級生3人+毎回加わるゲスト1人、その時食べていた肴から広がる話題から、自然に人の気持ちに関わる謎が解かれていくのが気持ちいい。そして最後はときめいてしまった。
    い、いつから…!?
    食べ物とお酒を組み合わせた味覚の描写が見事。お酒はほぼ飲まないし、これまであまり食べ物と飲み物の組み合わせを考えることすらしてこなかったが、味覚の相乗効果(いわゆるマリアージュ)に俄然興味がわいた。
    探偵役の長江を、「揚子江」と呼ぶセンスがツボ!田中芳樹さんの解説を読んで、ますますこのあだ名が気に入った。

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    2023年02月23日
  • 二千回の殺人

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    化学、社会の専門用語、実際のショッピングモールの避難の動線、リアルに想像出来て面白かった。読み返すのは3回目。

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    2023年01月14日