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殺し屋は、実行前に推理する…殺し屋シリーズ第3弾! 交通事故の被害者と加害者、その両方に殺しの依頼が入ってきた。ふたりの殺し屋がそれぞれの視点で推理を進めた先には…。
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Posted by ブクログ
中短編集。表題作は中編で複雑な人間関係と殺し屋の関わりが堪能できました。 そして殺し屋3人それぞれの短編も読めて満足の一冊でした。
石持浅海の連作ミステリ作品『女と男、そして殺し屋』を読みました。 石持浅海の作品は、昨年4月に読んだ『君の望む死に方』以来ですね。 -----story------------- 殺し屋は、実行前に推理する…殺し屋シリーズ第3弾! 殺し屋は、殺害前に推理する──。 殺し屋×推理小説 第3弾が文庫書...続きを読む下ろしで登場! 殺しの依頼の不可解な点から、二人の殺し屋、それぞれの視点で一つの真実へとたどり着いていく推理過程はシリーズの中でも圧倒的な重厚感と面白さ。 ----------------------- 2014年(平成26年)に刊行された殺し屋探偵シリーズの第3作……殺し屋探偵シリーズは昨年4月に読んだ第1作の『殺し屋、やってます。』 以来ですね。 ■遠くで殺して ■ペアルック ■父の形見 ■二人の標的 ■女と男、そして殺し屋 ビジネスライクで安定と信頼の副業殺し屋、富澤允と鴻池知栄……お互いの存在を知らないが、彼らには揃いも揃って標的の奇妙な行動の裏を推理せずにいられない癖があった、、、 各々が受けた依頼の謎に深入りするうちに、交わらないはずの2人の推理が驚愕の真実を導き出す……殺し屋が日常の謎に奔走する異色のミステリ中短篇集。 本作では短篇4作に加え、表題作でシリーズ初の中篇『女と男、そして殺し屋』の5作品が収録されています、、、 普段は経営コンサルタントとして働く富澤允と、インターネット通信販売業を営む鴻池知栄……副業として殺し屋稼業を請け負っているという裏の顔を持つ殺し屋が2人になったことで物語に厚みが出ましたね。 しかも、お互いの存在を知らない2人には、さらにもうひとつ共通する癖を持っている……それは不可解な依頼を推理すること、、、 ビジネスライクに、安心安全に、そして確実に任務を実行するために、彼らは依頼を様々な角度からみつめ、謎解きをしてしまう……そんな富澤と鴻池が、交互に描かれる短篇4話のあと、表題作の中篇『女と男、そして殺し屋』では、ある依頼を通して急接近してしまいます! 殺し屋が日常に潜む謎を解く、一風変わった展開が愉しめるだけでなく、お互いの存在を知らない2人の殺し屋が登場することにより、これまで以上に面白い展開になりましたね。 雰囲気も大好きだし、続篇を期待したいですね……未読の第2作『殺し屋、続けてます。』も古書店で見つけなきゃ!
「殺し屋は、殺しの前に推理する」の帯に惹かれて購入。 書店ではそんなに前面で売り出しはされていなかったけど、面白い!もっと話題になって欲しいなぁと思ったり。あ、私が無知だったのか! こんな職業の人もいるかもね…と楽しく(楽しんでいいのか?)読み進められ、過去の2冊も購入しました。
順番は前後してしまったようだけど、そんなに時間を置かないで読めたので状況を把握できてた上だったから面白く読めました。単体で読むと別々の殺し屋さんだけど同じ時系列で進行して言ったので面白さ倍増。
短編集。読みやすく、気が付いたら最後まで読んでいた。 どの話も理不尽きわまりないオチだった。「はぁー!?」と言いながら読んだ。
シリーズ第3弾 本書だけでも楽しめるが、 やはり、最初から読んでいた方が より楽しめます。 今回、富澤さんより鴻池さんの方が 殺しているかも 最後の話は、これまで関わりのなかった 殺し屋2人が結構ニアミス… 次作が気になるので、 早速ポチりました
主人公の殺し屋と仲間たちがが依頼者の理由を推理する。 妹に夫を奪われた姉への殺人依頼。姉妹の仲は悪くない。依頼者は誰だ? ベアルックを着る大道芸をする親友の男二人。一人は妹の恋人。その男への殺人依頼の理由は? 無農薬有機栽培野菜を売る会社を亡き父から相続した男。父のパートナーが殺害されていた。宗教法...続きを読む人が容疑者とした浮かぶが逮捕まではいたらなかった。ビジネスを続けるうちに父の不正の証拠が出て来る。 エッチな動画配信をする美女2人のどちらかを殺してほしいと殺害依頼。2人は大学の同級生。制作者に元同窓生の男がいたことがわかり、3人が温泉旅館で火事に巻き込まれ男が死亡していたことが分かる。殺されるのはどっち? 母を交通事故で亡くした男子高校生。加害者の老女の殺害依頼と男子高校生の殺害依頼が2人の殺し屋に別々に届く。それぞれの理由とは? 謎解きというか、推測なんだけど、考察過程が面白い。 帯にはミステリーと書いてあったが、ミステリーという感じでもないし、ジャンルは何だろう?
シリーズものな事は知りませんでしたが違和感無く読めました。 殺し屋という主人公の立場を生かし、殺人シーン自体が淡々と済んでいく場面は新鮮でした。
殺しの依頼の不可解な点から、二人の殺し屋、それぞれの視点で一つの真実へとたどり着いていく推理過程はシリーズの中でも圧倒的な重厚感と面白さ。
遠くで殺して/ペアルック/父の形見/二人の標的/ 女と男、そして殺し屋 副業は殺し屋? 仕事と割り切れば人を殺せる?? うーーん信じられないけど、、ついつい読んでしまう。 怖いもの見たさ?実はやってみたい?? いやいや、私にはこの仕事は無理です………
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殺し屋が解く日常の謎
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石持浅海
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