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Posted by ブクログ
スリッパが勝手に移動する、前から歩いている人に避けられる、ガソリンが勝手に補充される、等の不可思議な超常現象の謎を解いていくミステリ短編集。
ただ本書が特殊なのは、こういう超常現象の謎を解く系は大体「How」だけど、この本は「Why」に根本を置いているのが、個人的には斬新に思えた。
謎は謎のままっていうのもオカルティズムに溢れてて良いよね...!
最初は何か不思議だなーで済んでた話が現象の法則が明らかになるにつれて、ゾッとなる真実が明かされて、急転直下ホラー展開になるのも良き、、、
けれど最後の話である「九尾の狐」は前向きな終わり方で終了し、割と良い読後感...
けれど好きな話は不気味な展開一直線の「四方八方」「ナナカマド」これは完全に好みの問題だけど、やっぱこう直にブッ刺しにくる話が好きなのです...
そして探偵役の小泉くんもなかなか良いキャラしてる。
どうやらこれシリーズものらしく、過去にもう一冊出てるらしいので、それもいつか読むつもり(多分)
Posted by ブクログ
幽霊か?はたまた超常現象か?
ある企業の研究者・小泉が、同僚や上司、部下などから持ち込まれる不可思議な現象に挑むミステリー、短編6篇。
ひとつひとつは、たわいのない些細なことですが、謎を追うたびに、奥深い黒い闇が...
不可思議な現象そのものは追求せず、なぜその現象が起こったのか?という、whatではなく、whyを明らかにするミステリー。
『一歩ずつ進む』
家に帰ると、スリッパが少しずつ奥の部屋へ移動する。なぜ?
『二歩前を歩く』
向こうから来る人が驚いて自分を避ける。なぜ?
『四方八方』
若くして亡くなった妻の遺髪を、部屋の壁紙の裏に貼り付けた男の身に何が...
『5ヶ月前から』
朝、消したはずなのに、浴槽の電気が付いている。なぜ?
『ナナカマド』
いつのまにか、車のガソリンが増えている。なぜ?
『九尾の狐』
彼女のポニーテールの髪が左右に分かれ、まるで意志のある様に...
Posted by ブクログ
理詰めの石持さんがオカルトを書くのだから、どうなるのか不安と期待が高まる。石持さんの持ち味はそのままに謎に迫ると、ほんのり恐怖が残る感じ。とても面白く最後まで飽きずに読めました。
あらすじ(背表紙より)
ある日、僕は前から歩いてくる人に避けられるようになった。まるで目の前の“気配”に急に気がついたかのように、彼らは驚き避けていく…。(表題作)とある企業の研究者「小泉」が同僚たちから相談を持ちかけられ、不可思議な出来事の謎に挑む。超常現象の法則が判明したとき、その奥にある「なぜ?」が解き明かされる!チャレンジ精神溢れる六編のミステリー短編集。
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小説・文芸
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