石持浅海のレビュー一覧

  • 殺し屋、やってます。
    「ドラマ化熱望の声多数」と帯に書かれていたけど、読み終わるとまさにその通りで、深夜枠1時間でやっていただきたい。
    殺し屋が推理するのはやはり面白い!
  • 女と男、そして殺し屋
    「殺し屋は、殺しの前に推理する」の帯に惹かれて購入。
    書店ではそんなに前面で売り出しはされていなかったけど、面白い!もっと話題になって欲しいなぁと思ったり。あ、私が無知だったのか!
    こんな職業の人もいるかもね…と楽しく(楽しんでいいのか?)読み進められ、過去の2冊も購入しました。
  • 扉は閉ざされたまま
    一気読みしてしまった。
    いわゆる倒叙ミステリで、犯人もトリックも読者は分かっていながら物語は進んでいく。

    頭が切れる犯人・伏見と探偵役・優佳の頭脳戦。ある理由で死体の発見時刻を遅らせたい伏見だが、違和感を汲み取って捜査を進めようとする優佳。ドアを開けるか開けないか、2人の扉1枚を隔てた攻防がたまら...続きを読む
  • 殺し屋、やってます。
    経営コンサルタントをしながら、副業で殺し屋をやっている主人公に惹かれて読み始めました。

    殺人依頼をこなすだけでなく、依頼に至った経緯を主人公が推理していくストーリーで大変面白かったです。

    主人公と旧友(殺し屋だと知っている)との関係も、ホームズとワトソンを彷彿とさせる関係性でとても好きです。

    ...続きを読む
  • 扉は閉ざされたまま
    久しぶりに読んだ本だったと思う。

    犯人はわかってるのに、トリックもわかってるのに、
    犯人の狙いだけがわからない
    そんな不思議を抱えながら読み進められる本でした
  • Rのつく月には気をつけよう
    この物語は7篇の短編小説。
    グルメミステリーでもあり恋愛ミステリーでもあるし、心理ミステリーでもある。
    長江高明、熊井渚、湯浅夏美は大学時代からの飲み友達。
    卒業後も機会があれば度々集まって飲んでいる。
    近年では3人のうち誰かが友達を1人ゲストとして連れてくる習わしを設け、長江のワンルームマンション...続きを読む
  • Rのつく月には気をつけよう
    謎ありリラックス要素あり、スッキリありの面白いジャンルの一冊でした。
    つまみと酒と共に思わぬ謎を発見し、ゆったり解いていく感じがゆるっとしていて、読んでいるこちらもリラックスできた
  • 扉は閉ざされたまま
    通常のミステリーだと、犯罪が起きてから推理が行われる。本作は、密室のまま、犯罪が起きているか不確定で推理を始めてしまうのが特徴だ。通常のミステリーとは異なる展開に衝撃を受けた。
  • アイルランドの薔薇
    みるからにアイルランドの情勢や近隣国との政治の話を想像させるタイトル、個人的には敬遠しがち
    とりあえず本格推理と書いてあるので手に取る

    巻頭の登場人物リストにはカタカナがずらりと10人以上でニックネームも別にあるんかーい

    開始数十頁はリストを何度も見ながら把握しなければならなかったが、難点はそれ...続きを読む
  • 殺し屋、やってます。
    副業で殺し屋をやってるよ〜って話。

    殺される側はたまったもんじゃないけど。

    標的を始末した後に標的の奇妙な行動の謎を
    毎回紐解いていく。それがすごく面白い。
  • 紙魚の手帖Vol.12
    書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー...続きを読む
  • あなたには、殺せません
    殺人予備軍である相談者が足を運ぶNPO法人での、相談員との会話からその犯罪を未然に防ぐ(?)ストーリが展開される傑作短編集。斬新な切り口と、短編には必要不可欠な冒頭からすっと物語に入っていける語り口は相当なもの。どの作品も冒頭から同じような流れで進みながら、終わり方が絶妙に相違するところも流石だ。た...続きを読む
  • 扉は閉ざされたまま
    めちゃくちゃおもしろかったので、休日に一気読み。
    伏線回収系の中でも、かなり緻密な伏線が散りばめられていておもしろかった。最後にまとめて回収するのも好きだけど、途中途中で拾っていく展開も飽きなくて良いなと思った。
    優佳と伏見の攻防戦が見事だった。
    最後まで読むと、優佳がなかなかトドメを刺ささずに伏見...続きを読む
  • 扉は閉ざされたまま
    綺麗すぎるとは思いつつも、ドアストッパーの件など理詰めですとんと腑に落ちる感じが、やはり美しい。
    理知的な議論なのに、置いていかれることなく一緒に進んでいけるのは、何故なんだろう。
    殺人が起きているし、動機も許されるものではありませんが、非常に美しいと思った作品でした。
  • Rのつく月には気をつけよう
    お酒、肴、家飲み、恋愛ミステリー、と好きな要素満載ということでずっと読みたかった本。想像以上に面白かった!
    同級生3人+毎回加わるゲスト1人、その時食べていた肴から広がる話題から、自然に人の気持ちに関わる謎が解かれていくのが気持ちいい。そして最後はときめいてしまった。
    い、いつから…!?
    食べ物とお...続きを読む
  • 二千回の殺人
    化学、社会の専門用語、実際のショッピングモールの避難の動線、リアルに想像出来て面白かった。読み返すのは3回目。
  • 紙魚の手帖Vol.01
    22/1/14 三人書房
    22/1/15 セリアス
    初めての乾石智子。シリーズの他の作品も読んでみたい
    22/1/16 コラムいろいろ
    22/6/23 108の妻
    22/11/18 フォトジェニック
    vol.7の『ファインダー越しの、』の前日譚。順番逆で読んでしまったけど、みらいの「好きなものは撮り...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.05
    22/7/6 世界の望む静謐
    犯人に感情移入すると辛い
    22/7/7 我輩は犯人である
    犯人がとてもかわいかった
    22/7/7 悪魔の橋
    23/10/27ナルマーン年代記 小瓶の魔族
    初廣島玲子さん読みやすい文体
    アラビアンナイトみたい
  • 紙魚の手帖Vol.02
    22/1/20 コラム
    22/4/12 沈黙のねうち
    言葉を失うってどういう気持ちなんだろう
    22/4/12 コラム
    22/10/13 羅馬ジェラート
    小市民シリーズを読み終え、やっと読めた
    小山内さんまたまた美味しく食べられず
  • 紙魚の手帖Vol.07
    22/10/15 ルナティック・レトリーバー
    パイプの形状がよくわからないが、ストーリーは面白かった
    選評も面白い
    22/10/18〜20 ファインダー越しの、
    これからこの2人はどうなるのかな