石持浅海のレビュー一覧

  • Rのつく月には気をつけよう

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    ずっと気になっていた著者の作品、初読み。読み終えた感想はお洒落なミステリーという印象。いわゆる人が死なない日常の謎ミステリーで、学生時代からの友人3人がゲストを招いて毎回違う酒と肴で会話を楽しむうちに、参加者が抱える謎を解いていく短編集。それぞれの章の前に入る挿絵が、メインとなるお酒や料理のイラストになっていてかわいい。最終章では驚きの仕掛けが。大人になってもこんな楽しい集まりがあったらいいなぁ〜。

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    2025年06月12日
  • 殺し屋、やってます。

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    読んでいると昔ドラマであった。必殺仕事人に少し似ている。表向きの職業は持っているが、裏の仕事は殺し屋少しお金をいただいて必ず殺す。結構読みやすい本であった。6,50万は、企業の平均年収1年に1回仕事をすれば良い気がする。殺し屋さんの話。

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    2025年06月09日
  • 夏休みの殺し屋

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    ドラマがあるなー。
    今回は最後に世界が繋がって、お?って思いました。畑に人形埋める話は、母親の心情寄りになってしまい切なかった。

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    2025年06月08日
  • 扉は閉ざされたまま

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    倒叙ミステリ。
    主人公(犯人)と探偵の女性の両方が切れ者で、
    ノンストレスで一気読みできる。

    密室殺人であるということを
    主人公が1推理する人間として
    あの手この手で肯定しようとする姿が印象的。

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    2025年06月08日
  • 殺し屋、やってます。

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    経営コンサルタントを本職とし、副業として殺し屋を営んでいる一見人畜無害な主人公。登場人物が少なくて読みやすいし、どの殺人の依頼内容にも謎があって、仕事を進める過程でそれが解けていく展開は、なかなか面白かったです。(殺し屋は標的のことを想像してはいけないといった持論が物語の中で描写されているが、それに反して謎をときあかしてしまうところがまた面白い。)殺し屋が語る生命の重みだったり、殺人の依頼料が東証一部上場企業の平均年収で依頼方法が二重の仲介システムを採用していてなんかありそうな仕組みだったりと、色々楽しめる一冊でした。続編もあるみたいで、ぜひ読んでみようと思いました。

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    2025年06月03日
  • 夏休みの殺し屋

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    副業は殺し屋の
    彼は富澤允 彼女は鴻池知栄
    事件は5件いや6件か?
    どちらかが受けたのは3件
    2人が受けたのは1件じゃなくて2件か……
    もう1件は誰の仕事でしょうか?

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    2025年06月03日
  • 殺し屋、続けてます。

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    殺し屋が依頼を受けた殺害対象が一見不思議な行動を取っているので、とりあえず依頼通りに殺害したものの、その後に「あれはどういう意味だったのかな?」とあれこれ推理(妄想)する短編集の第2弾。
    前作の主人公である殺し屋の富澤に加えて、今作では鴻池という女性の殺し屋が登場。鴻池に持ち込まれる殺害依頼も、これまた殺害対象が奇妙な行動を取るので、まずは殺害した後に「あの行動は何だったのかな?」と推理する場面に移るという流れは同じ。
    富澤と鴻池は最終話で気付かずすれ違っているが、次作以降でさらなるインターアクションがあるのかどうかが気になるところ。

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    2025年05月29日
  • 新しい世界で~座間味くんの推理~

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    ある意味シリーズとして時間が進んでる意味があるラストですし、相変わらず短い中でハッとする見るものの意味を変えるロジックはさすが。
    2920冊
    今年148冊目

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    2025年05月27日
  • 夏休みの殺し屋

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    おおー相変わらず面白い。
    特に表題作がよくできていて、その見事な着地に拍手を贈りたいくらい。
    殺し屋である富澤と鴻池のキャラも良い。
    ドライで有能なんて最高じゃないか。
    殺し屋を主人公に据えてるくせに、物語の9割を推理パートに、残り1割を殺害パートに充てるという狂った構成ホント好き。
    この人の作風というかロジックは、何年経っても飽きないな。
    次回作も楽しみにしてます。

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    2025年05月26日
  • 扉は閉ざされたまま

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    ネタバレ

    よくあるミステリの、どうして密室を作ったのかではなく、どうやって密室を維持するか、という面白いテーマで作られた作品。動機がなかなか明かされないまま、いかにして犯人が密室の中を暴かないようにする攻防戦が面白かった。でも探偵役の子が頭良すぎでは!?ってちょっと思ったけど、これくらいは普通に考えられるのかな。ドナー問題という物凄く繊細なテーマが動機に絡んでいるのにもびっくりした。序盤からたくさんその伏線が散りばめられていて、ああこういうことか、ってなった。面白かった。

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    2025年05月26日
  • 夏休みの殺し屋

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    夏休みの殺し屋という本(ミステリー雑貨の本)で少し怖い場面もあるしくすっと笑う要素も盛りだくさんなこの夏休みの殺し屋の本はおすすめで星4をつけてしまいました。みなさんも読んでみてください。あと(ゆう)にも追加コメントお願いします。\(^o^)/

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    2025年05月22日
  • 夏休みの殺し屋

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    殺し屋シリーズ第4弾

    作者とタイトルから
    面白そうと思ったけど、
    シリーズものだったので
    最初からよんで、ようやく本書に。

    今回も最後の章で、
    案件のニアミスがありましたが、
    仕事自体はそれぞれ淡々と。

    仕事後の考察が同じ結論で
    思考が似過ぎていて笑うしかない

    鴻池さんは報酬をもらえたのかな?
    ネット通販だから先払いなのかな。

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    2025年05月16日
  • 殺し屋、やってます。

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    殺し屋が主人公の短編集。依頼者と殺し屋との間には連絡係を2人経由しており、依頼者が殺し屋を知ることはないし、殺し屋が依頼者を知ることもないという安全策が取られている。
    殺し屋は依頼対象のみを知らされ、依頼者についての情報を受け取らないので、依頼者と依頼対象との関係や殺害依頼を出すことになった背景・理由などは分からないようになっている…が、「依頼対象が独身男性なのにオムツを買い込む」とか「同一人物に殺害依頼が2回出て2回ともキャンセルされた」とか少し変わった依頼に対して、そのココロは何なのか殺し屋があれこれ推理するという「日常の謎系ミステリ(殺し屋が『日常』なのかはさておき)」。
    日常の謎系ミス

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    2025年05月16日
  • 扉は閉ざされたまま

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    初めに犯行シーンから描かれる倒叙ミステリ。
    犯人を追い詰める探偵役との熱戦!
    展開が早く、その攻防が面白い。
    元々倒叙ミステリが好きなので最高の作品だった。

    犯人が追い詰められてドキドキ
    論理で攻める鋭い推理にワクワク
    自分は犯人と探偵、どちらを応援しているのか分からなくなった。

    また、探偵役以外のメンバーも個性豊かで
    たまに推理にも関わってくるところが良い。

    犯人は初めから分かっているが
    その動機など分からない部分は他にもある。
    そこを推理しながら読み進めるのは楽しかった。
    しかし、最終的に納得の部分とやや入り込みきれない部分も。

    犯人と探偵。
    この2人の関係性は新しい。
    続作にも期

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    2025年05月14日
  • 殺し屋、やってます。

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    とにかく読みやすい。ひとつの話も30〜40ページほどだし、話の締め方もうまくて、シリーズものなので続きも読みたい。

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    2025年05月11日
  • 夏休みの殺し屋

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    ネタバレ

     帯によると、「殺し屋探偵」シリーズだそうです。第4作『夏休みの殺し屋』は、前作と同様に嬉しい文庫オリジナルで登場だっ!

     いちいちシリーズを未読の読者に配慮しないが、今回も2組の殺し屋一派の豪華共演である。第1の殺し屋・富澤一派と、第2の殺し屋・鴻池一派。なお、一派と書いたが、どちらも殺人の実行者は1人だ。

     富澤の仕事「近くで殺して」。ん? 前作には「遠くで殺して」という依頼があったような。舞台は大学。面倒なオプションの理由とは。ありがちな設定だが、金さえもらえば、依頼者がどうなろうが冨澤の知ったことではない。

     鴻池の仕事「人形を埋める」。確かに奇妙だが、どうしてその行動にこだわる

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    2025年05月10日
  • 女と男、そして殺し屋

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    短編集。読みやすく、気が付いたら最後まで読んでいた。
    どの話も理不尽きわまりないオチだった。「はぁー!?」と言いながら読んだ。

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    2025年05月08日
  • 殺し屋、やってます。

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    たいして儲かっていない経営コンサルタントを営む富澤は、副業で殺し屋を行っている。
    ターゲットはいたって普通にみえるが、富澤はある違和感に気づき……
    本当にそんな生業の人がいそうな自然な雰囲気にぞくぞく。

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    2025年05月06日
  • 扉は閉ざされたまま

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    扉を如何にして開けさせないか、その理由に得心した。素晴らしい作品。論理的に追い詰める探偵役に緻密に計算された犯罪が綻ばされていく展開は明快で面白い。心理戦や色恋における駆け引きも◎。

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    2025年05月05日
  • アイルランドの薔薇

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    石持浅海さん、初期の作品だったらしい。けど、面白かった❤️
    探偵役がまたいいね。
    また出てきたらいいのに。
    そして最後、それぞれの登場人物のその後がよかった。

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    2025年05月04日