石持浅海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
石持さんのオシャレ連作短編集。
まず表紙が好き!
単行本も持ってます ホボイッショダケド(*´∀`*)
殺し屋シリーズ!650万円で殺し承ります!
サラッと殺人依頼を受けて実行しちゃう!
ターゲットのことはしっかり確認はするけど
なんで殺したいのか?とかは気にしない
2週間以内に殺します!
この作品のいいとこは
殺人シーンがお話のピークじゃない!
その前、その前なんです!
ちょっと気になるコト♪の謎解きの
お話なんです!
解説曰く…
殺人は非日常
謎解きは日常
このバランスがよいと、マサニソレ!
主人公トミーこと富澤、殺人依頼をもってくる
幼馴染の公務員塚原、そしてトミーの恋人で
漫画家の雪奈の3人のライトな存在感がちょうどいい!
そう、すべてちょうどいい、
サラッと読みたいときにはちょうどいい。
石持さん、相変わらずいいわぁ!
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Posted by ブクログ
1話完結スタイル。舞台はとあるNPO法人。
殺人などの犯罪者になってしまうのを未然に防ぐべく設けられた、いわば犯罪者予備軍の駆け込み寺。そこを訪れるのは、「殺したい人がいる」という殺人犯予備軍の方々。
てっきり相談員さんが道徳的・倫理的な説得を試みるのかと思いきや、殺害計画を聞き出しては徹底的にその穴を指摘し、潰していく。そして「この計画では無理だ」と悟らせ、殺害を諦めさせる。
一貫して“殺人コンサルタント”のような立ち回りをする、この斬新なスタイルが本作の見どころ。
相談者がつい「相手を確実に殺害するのが、こんなに難しいと思わなかった」と反省してしまう場面には、少し笑ってしまう。
各話に登場する相談者には、それぞれ殺したいほど憎い相手がいる。
ただ、その理由は「本当に殺さなあかん?」と思ってしまうものも多く、それでいて自分は逮捕されたくないというのだから、なかなかに利己的で呆れてしまう。
憎しみに囚われるあまり、相手にも家庭があり、それなりの事情があるかもしれないというところにまでは思い至れない。そんな彼らの視野の狭さや身勝手さも含めて味わう話なのかもしれない。
果たして彼らは、それぞれ「特定の人を葬る」という本懐を遂げられたのか。
ぜひ最後まで見届けてみてほしいところ。
ちなみに脳内キャスティングでは、淡々と殺害計画のアラを指摘する相談員さんは向井理でした。
異論は認めます! -
Posted by ブクログ
この殺し屋シリーズは、殺し屋らしからぬ殺し屋が登場するところが面白いですね。
普通、ミステリーとかに出てくる殺し屋って、いかにも殺し屋、って言う空気感を出してるじゃないですか。
ブラックスーツにサングラスで、たばこをくゆらせて、みたいな。
でも、このシリーズに登場する殺し屋はぱっと見殺し屋らしくない、むしろ人畜無害の、どこにでもいる兄やんという感じなんですよ。
で、その兄やんが最終的にはターゲットを殺すんですが、それまでにターゲットをしっかり観察して、その周りにある謎を解いてから殺す、という今までにあまり見たことのないタイプの殺し屋なんですよね。
と言ったところで、これ以上はネタバレすぎるので、どんな兄やんなのかは読んでのお楽しみ、ということにしておきましょう。