石持浅海のレビュー一覧

  • 夏休みの殺し屋

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    ネタバレ

    かなり読みやすく、思ったより面白かった。
    心理戦はないし、あっさり殺しやす過ぎだけど、その件の背景を推理していくのは面白く、構成も良い。
    シリーズ、他のも読んでみようかな。

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    2025年05月11日
  • あなたには、殺せません

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    犯罪発生を未然に防ぐNPOで殺人したい気持ちを相談するはずが……という倒術ミステリ。石持浅海は本当に変則ミステリが上手いよね! 話のバランスもとても良くて、好き。

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    2025年05月04日
  • 夏休みの殺し屋

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    ロジックをもてあそぶみたいな2組の殺し屋さんたち。
    性別も、殺しを請け負うシステムも違う2組なのにw
    シリーズも回を重ねて来て、いろんなパターンが出て来てうならされる。
    いいねぇ、同じパターンが続くのもいい意味のマンネリで安定感があって好きなのだけど、今回みたいに新鮮なパターンがあるのも好き。
    今後がどうなっていくのか、2組が共闘したり、あるいは敵対することがあるのか、興味津々。

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    2025年05月01日
  • 風神館の殺人

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    ネタバレ

    敵味方の概念がコロコロ変わり、敵と認識する理由が人それぞれでそれによりすぐに復讐者に変わる恐怖。最後はターゲットを殺すかどうかも悩んでいる。それは殺した後絶対的な味方が敵に変わるかもしれないから。今までにない館シリーズだった

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    2025年04月18日
  • 扉は閉ざされたまま

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    倒叙ミステリー。
    死体のある扉を開かれたくない主人公と周囲とのやりとりや心理戦?が面白く、一気読みしました。
    最後に明かされる動機に主人公が扉を開けたくない理由も含まれていて納得感があって好きです。

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    2025年04月14日
  • 扉は閉ざされたまま

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    碓氷優佳シリーズ一作目。
    倒叙トリック作品で、犯行描写から物語が始まります。
    読み進めながら、小さな疑問や違和感はあったものの
    動機には一切、気づくことができず悔しい反面
    面白かった!と思える作品でした。

    探偵役の碓氷優佳と犯人の会話はハラハラしながら読みました。
    賢い二人の心理戦はかなり楽しめます。

    動機は一見、そんな理由で…とは思いましたが
    そういうことが殺人動機になるほど正義感の強い犯人だった、
    と思える描写がたくさんあったので納得です。

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    2025年04月08日
  • 扉は閉ざされたまま

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    サクサク読める
    解説まで読んで、動機に腹落ちする
    とはいえ、優佳の態度がどっちなのかわからずわからんといったところ。シリーズがあるとのことなので、読んでいくうちに人間性がわかってくるのかしら。

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    2025年03月23日
  • 女と男、そして殺し屋

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    石持浅海の連作ミステリ作品『女と男、そして殺し屋』を読みました。
    石持浅海の作品は、昨年4月に読んだ『君の望む死に方』以来ですね。

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    殺し屋は、実行前に推理する…殺し屋シリーズ第3弾!
    殺し屋は、殺害前に推理する──。
    殺し屋×推理小説 第3弾が文庫書下ろしで登場!

    殺しの依頼の不可解な点から、二人の殺し屋、それぞれの視点で一つの真実へとたどり着いていく推理過程はシリーズの中でも圧倒的な重厚感と面白さ。
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    2014年(平成26年)に刊行された殺し屋探偵シリーズの第3作……殺し屋探偵シリーズは昨年4

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    2025年02月20日
  • 殺し屋、やってます。

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    殺し屋ものとあり、もっと殺伐とした物語と思いきや、抜群の読みやすさで殆ど休憩もせずに読み終えてしまいました。富澤(僕)と塚原の掛け合いが好きすぎます。続編も出ているみたいなので、そちらも是非読みたいです。

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    2025年02月20日
  • 扉は閉ざされたまま

    購入済み

    頭脳戦⁈

    犯人目線で語られる物語。
    死体を隠すわけでもなく、事故死にみせかけ、少しでも発見を遅らせるということに必死な犯人の行動に違和感を感じながら読み進めていった…

    最後は殺人に至るまでの理由かな?って思ったけど、私的には真相に近づく優佳との会話にハラハラドキドキといった感じで、最後までホントに楽しめた!
    おすすめです

    #ドキドキハラハラ

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    2025年02月09日
  • 扉は閉ざされたまま

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    犯人目線で語られる物語。
    私的にはホントに面白かった。

    部屋を密室にするものの死体を隠すわけでもなく、ただただ死体の発見を遅らせようとする理由がわからず、ページをめくる手が止まらなかった。
    ただ理由が分かった時、犯人の殺人にまで至る理由があまり納得いかなかったかな…。

    殺人を事故死に見せかけるための完全犯罪を目論む犯人と、それを少しずつ追い詰めて行く優佳。
    そのやりとりの過程が面白くて一気読み!

    この作者は初めてでしたが、他の作品も絶対読みたいと思った!

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    2025年02月07日
  • わたしたちが少女と呼ばれていた頃

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    碓氷(JK ver)シリーズ短編集。
    扉は閉ざされたままから碓氷優佳の魅力に魅せられて全シリーズ読破。
    碓氷優佳が持ち前の推理力で友達や受験に関する問題を解決していくストーリー。ラストは結局「碓氷優佳の真の顔」が親友目線で書かれており、鳥肌のもの。

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    2025年01月13日
  • 扉は閉ざされたまま

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    圧倒された。倒叙ミステリの面白さは先の読めない展開にどう持っていくか? だがそれが全て詰まっている。
    ペンション、同窓会の旧友七人、殺人者。これだけでもうワクワクするのだが、そこから一歩踏み込んで迎える犯人と優佳の対決には痺れたし、カタルシスをぐっと抑えた演出も素晴らしかった。面白い。

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    2024年12月12日
  • あなたには、殺せません

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    人を殺したいと思っている人物が、殺人計画を実行する前に、相談員が計画の欠点を指摘し、殺人を未然に防ぐ、新しい視点のミステリ。優秀な相談員が相談者の計画に反論する様は、名探偵が犯人を指摘する構図に似ている。また、どれも意外な形で伏線が回収され終わりを迎える、どんでん返しとしても楽しめる作品。

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    2024年12月09日
  • あなたには、殺せません

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    ネタバレ

    面白かった〜!







    最初は名探偵が殺人犯を追い詰めるように殺人を未然に止める話かと思いきや
    初っ端から裏切られ
    またしてもこう来たか、が続き
    最後まで楽しめました!
    含みのある言い方が、結局示唆してるようにしか感じられないけれど
    これで本気で相談員が善意で殺人を止めた気になっていたらそれはそれで面白いな(笑)

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    2024年08月08日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    面白かった〜〜〜
    少し米澤穂信のミステリーみたいな感じで、誰かが死ぬとかじゃなくて日常の小さな謎を少しづつ解き明かす感じがよかった
    ご飯は美味しそうだし、お酒は飲みたくなるし、最後の章はなるほどそう来るか、、!ってなったし次の作品も読むぞ〜となった

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    2024年06月26日
  • 新しい世界で~座間味くんの推理~

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    のハイジャック事件で人質になっていた聖子が二十歳になり食事会に参加。グルメと推理が楽しめる短編7話。推理を披露する前の座間味くんのドキッとする一言がクセになる。スーツ姿で1人キャンプする女性の謎が1番好き。ラストでこんな仕掛けをぶっ込んでくるとは!!

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    2024年06月25日
  • 新しい世界で~座間味くんの推理~

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    昔の小説のときの赤ん坊が大きくなって主人公になるとは。それをそれぞれリアルに読めていることが嬉しい。

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    2024年06月15日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    なんとも豪華な公式トリビュート。執筆者は、石持浅海、太田忠司、小川一水、小前亮、高島雄哉、藤井太洋。
    それぞれの作家の持ち味がしっかりと出ていて面白い。キャラクター重視のものと世界観重視のものがあるのも面白い。
    それら全てを飲み込めるのが銀英伝の魅力だろう。表題作の視点には驚き楽しんだ。

    勿体なくて勿体なくて、ついつい長い間眠らせていましたが、ついに読んじゃいましたよ。
    本伝も様々な作家がそれぞれの視点で書かないかしら。アニメやコミカライズがやっていることを小説でもやれれば面白いのに。三国志とかみたいに。
    なんて思ったりして。

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    2024年05月29日
  • 殺し屋、やってます。

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    「ドラマ化熱望の声多数」と帯に書かれていたけど、読み終わるとまさにその通りで、深夜枠1時間でやっていただきたい。
    殺し屋が推理するのはやはり面白い!

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    2024年04月06日