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Posted by ブクログ
座間味くんの推理第二弾。
座間味くんと大迫警視正の飲みの席に、新たに科学警察研究所の津久井さんが加わり、彼女の研究テーマから実際に起きた事例について話すことに。
解決済みの事件や裁判中の事件、様々な事件について、座間味くんの超絶推理が繰り広げられ、誰も気が付かなかった事件の様相が明らかになっていく。
座間味くんの超絶推理…圧巻です。
解決済みの事件とか、特に問題がないように見せかけてというか、綺麗にまとまって見えるのに、そこに座間味くんは疑問点を見出す。
座間味くんの着眼点、素晴らしいです。
一般人ならではの視点とも言えますが、犯罪者の視点にも立てるのかなと感じました。
矛盾があるのに、ないように見せてしまう。
石持さんの文章…素晴らし過ぎます。
Posted by ブクログ
座間見くんシリーズ、第三弾。
いわゆる安楽椅子探偵ものでしょうか。
今回は、津久井操さんが主役で、科警研(科捜研ではない)の職員で、過去の事件の成功・失敗を分析し、その要因を体系化すると言う大変なお仕事。
行き詰まった彼女に、大先輩の大迫警視正が紹介したのが座間見くん。
毎回、彼女が紹介する過去の事件を、座間見くんが僅かな違和感を元に、全く別の視点から、鋭く真相を解き明かす。
それは、終わった事件とはいえ、警察でさえ把握出来なかった、驚くべき真相であった。
今回は、『傘の花』から『警察の幸運』まで、7つの短編集です。
どの作品も、あっと驚く展開です。
Posted by ブクログ
津久井操は科警研の職員。実際に起こった事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことが出来るか」を研究している。
難題を前に行き詰まる彼女に、大先輩の大迫警視正が紹介したのは、『月の扉』事件を解決した座間味くんだった。
ハイジャック事件を書いた石持さんの第二作目の長編『月の扉』に登場する座間味くんが活躍するシリーズの3作目です。7篇を収録した短編集で、石持さんの得意とするいわゆる安楽椅子探偵もの。
居酒屋の席で酒とつまみを口にしつつ、過去に起こった事件について推理と想像を膨らませ、事件の様相ががらっと変わってしまうのが面白い。
最初事件の概要を説明された時点では状況に全く違和感を抱かないのに、話を聞いていると(確かに……)と不自然さに納得させられてしまうのが、我ながらあまりに単純すぎて笑っちゃいます。
石持さんの作品を読むといつも思うのですが、例えば「一般人は思っているより警察を信用している」とか「現役はOBの口出しを煙たく思っている」とか、本を読んでいるだけだとあまり突っ込まない心の機微が推理の展開に深くかかわってくるのが何だか新鮮な感じがします。
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小説・文芸
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