石持浅海のレビュー一覧
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◼️ 石持浅海「夏休みの殺し屋」
経営コンサル、ネット販売業、副業は殺し屋の、男と女。
石持浅海さんは日本推理作家協会賞候補になった「月の扉」を読んでから、だいぶ久しぶり。著作は気にしていたものの、読む機会がなかった。今回は殺し屋シリーズの4作めのようだ。
富澤允は事務所を構える若手経営コンサルタント。副業は殺し屋。依頼はフロントの「伊勢殿」が受け、旧友の塚原俊介が富澤に持ってくる。富澤の恋人でマンガ家の岩井若菜は彼氏の副業を知っていて、彼らの作戦会議にも加わる。
鴻池知栄はシングルマザーで中学生の娘・彩花を育てている。主に美術品の通信販売業で、たまに宝石の依頼が入る。それが、殺しの依 -
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仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。
女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。
一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているん -
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ネタバレ続編も前作と同じ。
殺し屋がターゲットを観察する際、結局殺すんだけど、ターゲットがおかしな行動しているのが気になる・・・というストーリー。
今回はそんな主人公である富澤允に、ライバル出現?
母子家庭で、中学生の娘、彩花と二人暮らしをしている鴻池(こうのいけ)が副業として殺し屋をしている。
元から素質があるのか、高いプロ意識のせいか、腕は確か。
今回はそんな二人が出会い・・・。
・・・と思ったが、今作では出会わなかった。
ただ今作最後の章である「靴と手袋」では、それぞれのターゲットが同じ職場の人間だったことで、お互いに相対してはいないものの「あの時、すぐ近くに腕の良い同業者がいた」 -
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小型風力発電機の工業被害を受けた10人の被害者が結託し、
メーカーの保養所「風神館」で関係者を殺害することに成功した。
残るターゲットは後2人……という所で、なんと仲間の1人が殺されてしまう。
警察にも通報出来ない状況の中、9人の犯人探しが始まる。
限定的な状況で話し合いで犯人を推理していくという、
いわゆる密室劇的なミステリ。
作者の石持さんは、こういう作品を何作も出していて、自分も結構読んでいる。
今回も犯罪を犯した集団が、警察に通報できないまま、しかも計画の途中で
なんとかしないといけないという特殊環境が面白かった。
9人もいたら犯人探しも難航しそうだけど、ばんばん死んでいくことで -
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パパ作家7人による家族の物語。
著者たちも、日々こういうことを考えながら家庭と向き合って奮闘しているのかと思うととても興味深かった。
当たり前だけど「父親」と言っても、いろんなタイプがいる。本作に登場するのも、妻の負担を軽減するためおっぱいを出そうと奮闘する父親から、息子が一人暮らしする家を用意周到に内見する超真面目な父親までさまざまだ。でもどの父親も一生懸命でかっこよかった。
子育てでは母親の大変さがやはり前に出てきやすいし、それは事実だろうけど、父親も妻との家事育児分担や周りの余計な言葉、自分の仕事など、たくさんのものに追い詰められ追い込まれて、こりゃ大変だなぁと感じた。
本当に他人の