石持浅海のレビュー一覧
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幽霊か?はたまた超常現象か?
ある企業の研究者・小泉が、同僚や上司、部下などから持ち込まれる不可思議な現象に挑むミステリー、短編6篇。
ひとつひとつは、たわいのない些細なことですが、謎を追うたびに、奥深い黒い闇が...
不可思議な現象そのものは追求せず、なぜその現象が起こったのか?という、whatではなく、whyを明らかにするミステリー。
『一歩ずつ進む』
家に帰ると、スリッパが少しずつ奥の部屋へ移動する。なぜ?
『二歩前を歩く』
向こうから来る人が驚いて自分を避ける。なぜ?
『四方八方』
若くして亡くなった妻の遺髪を、部屋の壁紙の裏に貼り付けた男の身に何が...
『5ヶ月前から』 -
購入済み
切なく真っ直ぐなミステリー
ハイジャック中の機内の中で、殺人がおきるClosed mystery。
犯してる罪はおおきいのに、どこか軽快でテンポがいいストーリーで休憩を入れずに読める作品。
今作で活躍した座間味くんは今後他の作品にも登場されるようで、それはちょっと楽しみ。 -
Posted by ブクログ
大学時代の酒好き仲間である長江高明、熊井渚、湯浅夏美の3人が美味しい料理とそれに合う酒、そしてちょっとした「謎」を肴に繰り広げる宅飲みミステリシリーズの第2弾。
今回も、ローストビーフとナパバレーの赤ワイン、サーモンの粕漬けと米焼酎、いかの肝焼きと秋田の酒、鶏手羽中の煮つけと紹興酒、豚バラ焼きとオーストラリアの白ワイン、たこ焼きとビールなどなど、思わず飲みたくなる取り合わせ。
そんな楽しみにしていたシリーズだけど、長江と熊井が結婚し、夏美も夫の冬木と参加するようになり、二組の夫婦の飲み会になったからか、男一人に女二人というアンバランスな関係や、毎回一人招かれるゲストの持ち込む謎という新鮮み -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】ふたつ目の山/一日ずれる/いったん別れて、またくっつく/いつの間にかできている/適度という言葉の意味を知らない/タコが入っていないたこ焼き/一石二鳥
謎解きは正解を確かめようもない類のもの。表面的な絵をひっくり返すことに焦点を当てた結果、こじつけ気味な「真相」になっているのは否めない。
PTA関連や中学受験の話は、首を捻りたくなる。著者もこの分野は聞きかじりか。父親に勉強を見てもらうというのは親子の交流ではなく、断絶を招く危険が高い行為だ。微笑ましくもなんともない。合理的な父親より理想を押しつけてくる父親のほうがましとは限らない。