石持浅海のレビュー一覧

  • 殺し屋、続けてます。

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    顧客満足度の高い殺し屋の話、続編。
    基本良い意味で小気味よく淡々と進む。大きな山場はないが気になる存在も出てくる。
    3巻目、でないかな。

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    2024年04月07日
  • 風神館の殺人

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    高原の保養施設『風神館』に集まった10人の男女。彼らの目的は、自分達を不幸に陥れた企業幹部の3人の殺害。

    1人目の幹部を殺害し、次の計画に進むところで、仲間1人の変わり果てた姿が...
    人の出入りのない施設で起こった殺人事件。
    犯人はこのメンバの中にいるのか?

    疑心暗鬼に駆られるメンバー達が、ひとりまたひとりと殺される。
    警察を呼ぶ事も出来ない状況で、残ったメンバーの決断とは?
    このまま企業幹部の殺害計画を進めるべきなのか否か?
    そして、本当の真犯人とは?
    石持さんらしいロジックが展開します。

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    2024年03月20日
  • 女と男、そして殺し屋

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    交通事故の被害者と加害者、その両方に殺しの依頼が
    入ってきた。副業殺し屋、富澤充と鴻池知栄が
    それぞれの視点で推理を進めた先には…。日常の謎を
    殺し屋が解き明かすシリーズ、第3弾。

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    2024年04月13日
  • 顔のない敵

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    対人地雷を題材にした六編と、デビュー作「暗い箱の中で」を収録した短編集です。

    対人地雷という社会問題とミステリの組み合わせは、長編デビュー作である『アイルランドの薔薇』を彷彿とさせます。

    あまり馴染みのない、対人地雷という題材が、様々な角度から取り上げられているのが興味深く、勉強にもなりました。

    デビュー作である「暗い箱の中で」は、短い中にも現在の作風に通じる要素が感じられ、その独自性が既に発揮されていることに驚かされます。

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    2024年02月10日
  • まっすぐ進め

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    ミステリーに見せかけたラブストーリー。

    二組のカップルが登場します。
    1話目の話時にはまだカップル成立はしていませんが、二組目のカップルが成立するまでの話が1話目。
    とある本屋である女性に一目惚れをする主人公。
    飲みの席で友人カップルにその女性の話を彼はします。
    片方の手首に2つの時計をしている彼女。
    友人たちはその女性に心当たりがあり、次の飲みの席に彼女を招待します。
    何故、彼女は手首に2つの日にちの異なる時計を常に身に着けているのか。
    その謎を主人公が解いたのち、もう一組のカップルが成立。

    2話目以降の友人カップルの謎についても主人公は解き明かしてしまいます。
    いくつかの謎を主人公は解いていきます。
    最終話では1話目の謎にまつわる謎を解き、彼女から2つの時計のうち1つを託されます。

    とりあえず、百聞は一見に如かずですので興味ある方は自分で読んでみてはいかがと。

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    2024年02月04日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    ネタバレ

    友人間の飲み会の中で上がった話題について推理して解決?する話。
    ほっこりする点は良かったが、期待より規模が小さい推理だと感じた。

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    2024年01月20日
  • 御子を抱く

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    2024-1-10-1
    こういう集団って一般からは忌避されがちだけれど、そこには他人には知り得ない事情や思いがあって、他から干渉されない権利があると思う。集団指導体制っていつの世も難しいってことか。

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    2024年01月10日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    さくさく読めて面白かった!
    警察が一般人にこんな話していいのか、とか、そんなことも警察気づいてなかったのか、とかツッコミどころはあるけれど笑
    特に心臓と左手が好きだったかな。
    最後の「月の扉」の続編はイマイチ。

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    2024年01月07日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    座間味くんを探偵役に据えた連作短編集である。『月の扉』の後日談もあるので、『月の扉』から読んだ方がより楽しめる。
    本作は警察が捜査した事件の謎に座間味くんが挑む、というもの。事件ものだが、日常の謎のような味わいでなかなか面白かった。

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    2023年10月26日
  • 君が護りたい人は

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    ネタバレ

    旅のお供として。2段組みのくせに字が大きくて、あっという間に読み終わった。つーか、同時期に昔の文庫を借りたので、昔の本って字が小さいよなと思う。老眼にはこっちのタイプが優しいよ。碓井優佳、第5の事件だそうだけど、さっぱり覚えてないわ。いかにも石持浅海な、トリックの理屈、理屈。それにしても無理すぎるでしょ、っていう殺害案が多すぎる。そして、こんなことを考えながら、冷静に他の会話もできるって、語り手・芳野も只者じゃないよね。そしてこういうのがそんなに好きじゃないのに、つい読んじゃう石持浅海。

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    2023年09月19日
  • 月の扉

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    ハイジャック苦手なんですよね。飛行機乗ると不安になっちゃって。
    でも、本書を捲る手は止まりません。
    人を魅了するカリスマ性ある師匠、不当逮捕にあい師匠を留置場から出すべくハイジャックをする3人。
    だが、何故かハイジャックの最中に機内で起こる殺人事件。
    座間味Tシャツを着ている事から、座間味くんと呼ばれあれよあれよと殺人事件の謎に迫る謎の座間味くん。
    えぇっ!てなるハイジャックの終わり。最後にいい夢を見れました。

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    2023年09月10日
  • 君の望む死に方

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    ネタバレ

    倒叙という言葉を始めて知った。
    そして、この小説の切り口で追い詰めていく探偵もはじめてだった。

    実際に事件は起こっていないし、表だけ言えば単なるお見合い研修である。
    その中で、殺意を感じ取った舞台装置をことごとく無効化していくストーリーは面白かった。

    犯人はまだいない。

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    2023年09月03日
  • 風神館の殺人

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    架空の企業が販売した製品によって、人生を壊された原告4人、製品とは別に同社に怨みを持つ4人、悪徳業者へ鉄槌を下す団体2人、計10人は、3人のターゲットを殺害する計画を建て、1人目を殺害するも、予想外の殺人が起きて・・・。

    敵と味方、立場によって確かに移り行きます。
    誰が犯人か?誰が誰を殺したか?

    終盤はハラハラ、一気読みでしたが、登場人物が多く、ありふれた名前もある為、少し前半読みにくかったです。
    後、殺害計画を建てる登場人物達に感情移入ができない為、登場人物達への思考回路がイメージしにくい点があります。

    一方で、主人公達が殺人計画側、という設定の中に想定外の殺人が起こる展開は新鮮で面白かったです。

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    2023年08月27日
  • 君が護りたい人は

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    ネタバレ

    碓氷優佳シリーズ。もう何作目になるんだろうか。
    今回は優佳の人としての感情が薄いというか、クールというかそーゆー部分が比較的少なて、優佳が苦手な私としては読みやすかった。
    ことごとしれっと、計画を潰す様はなかなかだった。
    けども、芳野にしても奥津にしてもほのかにしてもちょっと気持ち悪いなぁ。

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    2023年07月11日
  • 風神館の殺人

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    外部からの出入りがない山荘なんて本格ミステリーの王道のような舞台設定ながら、復讐殺人を企てるメンバーが逆に次々と殺害されていくというトリッキーな展開。
    復讐者という特別な精神状態のメンバーだからこそ通常では無い動機があるという設定は石持流推理合戦の絶好のネタですが、登場人物があまりにも簡単に殺人を受け入れるところに不気味さがあって好みではなかった。

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    2023年06月05日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    ある理由から三人の女性を殺めることを決意した並木。
    彼は「決して捕まらないこと」「確実に息の根を止めること」を念頭に置き、綿密な計画を立てる。
    これから罪を犯す人間の視点で話が進むため、無事完遂できるよう願ってしまう自分がいた。
    最後までハラハラしながら読んだ。

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    2023年06月03日
  • トラップ・ハウス

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    こんなトレーラーハウスには乗りたくないと心底思った。
    仕掛けられた罠の数から、目的達成に向けた犯人の執念が感じられて恐ろしくなる。
    閉じ込められた人間の思考回路や行動心理を計算して徹底的に追い詰めるやり口は、ある意味称賛に値する。
    こんなの頭が良くないと思いつかんよなあ。

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    2023年05月31日
  • 殺し屋、続けてます。

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    続編。相変わらず奇妙な謎ばかりだけど、「客観的」「合理的」といった理屈を並べて推理する流れはこの短さだとスラスラ読めて丁度いい。ただ、予想の範疇を超えることがなかったのは残念かな。もう一捻り欲しかった。

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    2023年05月22日
  • 君が護りたい人は

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    碓氷優佳シリーズ。
    キャンプ場での殺人を企む犯人に見届け人を頼まれた語り手。殺人の意志だけで詳細な計画を知らされていない語り手がキャンプのあいだ中どのように殺すのかと目を光らせ推理を続けるという、この著者らしい変な話だがなかなか面白かった。次々と繰り出す殺人計画を碓氷優佳がしれっと阻止していくのはさすがである。

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    2023年05月21日
  • 崖の上で踊る

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    復讐ものを読むのが好き+著者の作品「三階に止まる」を読んで、面白かったので別作品を読もうと思いました。

    今回のも楽しく読めて一気読みでした。
    最初の2、3ページから一気に登場人物が10人くらい登場してびっくりした!(笑)相関図みたいなメモを取りながらじゃないと、誰がどんな人だったか忘れてしまい、お話についていけなくなりそうでした。

    設定では、場所が那須高原にある保養所。ゴールデンウィークでの出来事なので5月に読む本としてぴったりでした。

    後半が一番盛り上がってお話の展開が加速した気がする。
    仲間の中に裏切り者がいて、その裏切り者が誰なのか最後までわからない。

    表紙のイラストが美しすぎて何度も見入っちゃう。

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    2023年05月15日