石持浅海のレビュー一覧
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ネタバレシリーズ2作目、前作から2年後のお話でその後の進展が気になっていたので垣間見えたのが嬉しかったです。
前作同様、強引なとこがあったり、共感は全然できないんですけど楽しかったです。
倒叙ミステリで、殺意を持った人物とそれを叶えてやりたい殺意を持たれた人物、そこに優佳が介入。冒頭に死者の記述があったことも忘れ、妨害を応援してしまいました。
少し感情的になって人間味が見えたかと思った途端の見切りで肩透かしをくらい、行動が読めなさすぎて物語の登場人物としては好きになりました。
日向の復讐を遂げさせたいというのが詫びる気持ちからと思いきや、自分と同じ考えを植え付け、後継者に据えたいと言う自分勝手な考えと -
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ネタバレシリーズ物ですが、間違えて2番目の方から読んでしまい。まぁ、読んでいなくても分かる話しだったので大丈夫でしたが。次からは間違えずに順番通りに読みたい。
まずは、次巻ではずっと、子供を助けた、と言ってたので、人質になった子供の代わりに自分が人質になろうとしたのかと想像していたら、全く違う形で子供達を救っていましたね。しかも想像していたハイジャックとは全然違ったストーリー展開でした。特にハイジャックとは関係なく?起きた密室殺人に関しては謎解きまで、どうやって、誰が!?と思えて読めていたので楽しかったですね。まぁ、宗教とまではいかないが思想的な部分も入っていたのはまた違う意味で面白かった。所々やっぱ -
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この作者さんによる「殺し屋」シリーズ、3冊目。
今回は短編4つに中編がひとつ。
前作で同業者が出て来て、今回はどうなるかと思っていたが、さて…。
「遠くで殺して」は普段は経営コンサルタントとして働く富澤のお話。
「ペアルック」はインターネット通信販売業を営む鴻池のお話。
二人には『殺害する標的の何気ない行動が気になりその謎を解かずにはいられないという妙な癖』があり、それを解きほぐしていって進む、基本パターンのお話。
それぞれの推理は冴えているのだが、私には、依頼する人がああいう理由で身近な人を殺そうとするのだろうかというところでいつも引っ掛かる。
その上で次の2つの話はやや変化球。
「父の -
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[こんな人におすすめ]
*読書を気軽に楽しみたい人
歯医者の待ち時間や電車の通勤時間に本が読みたい人におすすめです。主人公が殺し屋で一見物騒に感じるかもしれませんが、口の中でホロホロ溶けるクッキーのように口当たりが良く、サクサク読めてしまいます。内容が浅いわけでは決してないので、読み終わった後は満足感も得られるでしょう。
[こんな人は次の機会に]
*社会派やハードボイルド小説が読みたい人
私は殺し屋という存在と関わったことがないため、殺し屋が淡々と任務を実行してもフィクションとしてすべて受け入れ、エンタメとして面白さを感じてしまいます。安楽死や死刑制度について考えるような社会派小説を好む -
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「座間味くんシリーズ」の第5弾は、7篇の連作短編。今回の語り手がシリーズ第1作「月の扉」でハイジャック事件の人質だった当時一歳の玉城聖子というのがシリーズファンとしては感慨深い。
新宿東口の書店で待ち合わせて、大迫警視長と座間味くん、語り手の3人が会食をするという趣向は変わらない。
大迫警視長が語る事案に潜む違和感を、座間味くんの鋭い洞察力で解き明かすというお約束の構成。今回は特に事件性が薄く、日常の謎的な印象。
各話ごとに登場人物が順調に歳を重ねて、若かった座間味くんも今やお父さんに。息子や娘の受験を経て、最終話で明かされるサプライズな事実。
ファンなら思わず嬉しくなる展開に、ここで一区