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Posted by ブクログ
漂流して生死の境を共に経験して以来、強い絆で結ばれた6人。
ダイビングには必ず6人で行き、その後は飲み明かす。
いつもと同じだと思っていたその日、皆が酔い潰れた後、彼女は自殺した。
遺書もあり、警察の捜査でも自殺と断定されたが、彼らは不可解な点に気付く。
ただの友人ではない彼らだからこそ気付いた疑問。
遺書には語られなかった彼女の死の真相とは・・・?
本格ミステリですが、着眼点というか、今までに見たことのない角度に驚きました。
独特の感性をお持ちというのでしょうか。
石持さんの作品は、良い意味で変わってますね。
自殺に見せかけた他殺を暴くというものはよくありますが、自殺した人の心情を知るために議論するというものは初めてです。
信じる心と疑う心。
他人の心情を探るというのは、すごく難しいことだと思います。
ただ、お互いを心の底から信じ合う6人の関係は、すごく素敵で素晴らしいものだと感じました。
あたたかく、そして哀しい物語です。
Posted by ブクログ
人の死が関わるミステリと言えば、探偵ものや刑事ものなどの犯人を探し追い詰めていくものが多いと思うけど、このパターンはわたしには新しく感じられた。
かつてダイバーとして危険に晒され生死を共にした6人。
特別な関係となった彼らは1,2ヶ月に1回は集まってダイビングを楽しむ生活をしていた。
ところがいつものようにダイビングを楽しみ、メンバーの家での酒盛りを終えた翌朝、ひとりが自殺をしてしまう。
遺書もあり、警察も自殺と断定したが、その死に疑問があるとひとりが言い出し、彼女の死について議論を行うために集まることとなる。
解決済みの死について、捜査をするでもなく罪を暴くわけでもなく、ただお互いを信じるためだけに密室で議論を重ねるだけの時間。
そこまで信じられる人たちに出会えたらきっと幸せなことなんだろうなと思う。
Posted by ブクログ
石持 浅海氏の作品で、登場人物の心理描写を
中心にしたストーリー。
派手なアクションやイベントが起こるわけではなく、登場人物(5人)の会話で構成する話。
大時化の海の遭難事故により、強い信頼で結ばれた6人の仲間たち。
そのうちの一人、米村 美月が青酸カリで自殺した。
四十九日の夜、集まった5人の男女が、彼女の自殺の隠された謎に迫るため、推理を始める。
彼女は、本当に自殺なのか?
協力者がいたのではないか?
『走れメロス』の登場人物になぞらえ、物語は進む。
果たして、驚きの本当の真実とは?
会話の中に、伏線もかくれて面白いのですが、好き嫌いが分かれるかも知れませんね。
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小説・文芸
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