石持浅海のレビュー一覧

  • 銀河英雄伝説列伝1

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    30年以上前に愛読した小説が今だアニメ化され、漫画化され広く愛され続けるのは感慨深い。その上に新作トリビュートまで出版されるとは!
    6作のうちでは石持浅海さんの作品がいちばん銀英伝ぽくもあり、かつ作者ならではの持ち味もありよかった。

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    2021年09月16日
  • 三階に止まる

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    真実と狂気が重なるブラックセンスミステリー短編集

    人が乗るときだけ必ず3階に停止するマンションのエレベーター「三階に止まる」
    亡くなった級友の不名誉を挽回する「壁の穴」他全8編

    夏が過ぎても読後なんとなく薄ら寒い感じに浸れる作品です

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    2021年09月01日
  • 水の迷宮

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    ネタバレ

    水族館に届けられた携帯電話。非通知で送られてくる謎のメッセージ。開館中の水族館で起こる悪質な悪戯。それは3年前に起こった職員の死と、不可解な設備異常を連想させるものだった。

    犯人からの短いメッセージは、一見海洋汚染を訴える文章だが、悪戯を仕掛けたエリアと内容を巧みに盛り込んでいる。しかし目的が分からない。
    中盤で職員が一人死に、悪戯が薄気味悪さを伴うようになった。
    水族館という舞台設定もそれを助長したように思う。夏休み中の水族館は、騒々しくきらびやかな場所だが、裏側はそうではない。表には置けない飼育道具や予備水槽、パイプが並び、水槽を稼働させる装置音が常に鳴り響く。小説の読み手は、その裏側を

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    2021年08月07日
  • 三階に止まる

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    「著者初の短編集」という帯を見て、えっ?と。
    そのせいなのか、著者色が出ているような出ていないような。ミステリというか、ホラー色がちょっと強いかな。
    そしてあまり統一感がないような。

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    2021年08月05日
  • セリヌンティウスの舟

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    ネタバレ

    特殊な事故を経て絆を深めた6人だけど、その信頼感が全ての推理のベースにあるので、読者はなかなか共感できず、推理に納得できないのではないか。

    自分が自殺しておいて残されたメンバーには変わらないでいて欲しいという、行動理由も自分勝手で余計なお世話としか思えない。

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    2021年07月22日
  • 鎮憎師

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    新たな探偵の登場!?
    友達の結婚式二次会で集まったかつてのサークル仲間。
    サプライズで登場したある人物が事もあろうに殺された。
    憎しみは連鎖する、それを断ち切る為に登場したのはサラリーマン。彼は何を導いてくれるのか!

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    2021年07月16日
  • 三階に止まる

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    現実的にありそうで無い、ミステリーとSFが入り混じった短編集。「黒い方程式」は、日常にいながら隔離されていく孤独感が特にSFチックで好み。表題にもなっている「三階に止まる」も同じく、ホラーというよりは大いなる存在を前提とするような謎解きに一風変わった面白さを感じました。著者の別の作品もぜひ読んでみたい。

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    2021年06月01日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    ネタバレ

    アルラウネ、サイコパス気質の人間を作ってしまった支援者の主人公が3人の女を殺そうとする話

    覚醒という語彙にしてもそうなんだけどリアリティとやりたい事の乖離が気になる。
    そのせいで物語が全体的に地に足が着いていない感じがする。現代日本じゃなければ誤魔化せたかもしれないのでSFと思って読めばいいかもしれない。

    幸視点の独白で高校生のくせにセックスをしたからと言う文章があるが高校生は同じ年代の高校生に「くせに」と言うことは少ないと思う。それは作者の主観が文章に現れすぎてないか?と思った。

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    2021年05月27日
  • 罪人よやすらかに眠れ

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    ーこの館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです。ー

    この本の表紙をめくると、こんな一文が目に飛び込んでくる。
    パッとは分かりづらい文章で、妙にひっかかる(わざとかな)。「抱えてない人は来てはいけない」つまり、抱えている人だけ来てもよいということか。
    『業』というと、内に抱えた恨みや憎しみ、自分ではどうしようもできない運命や生まれつきの悪しき心など、おどろおどろしいもののようなイメージがある。そのようなものを抱えて、館に逃げ込んでくる人の話なのだろうか。


    札幌市の中島公園近くにある大きなお屋敷に、偶然足を踏み入れることになった通りすがりの7人による7つのお話。短編仕立てだ。
    そのお

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    2021年05月24日
  • 月の扉

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    予備知識ゼロで読み始めて、おお、続き気になる系のミステリー!と思ったら、これがなかなか一筋縄ではいかない。
    色々絡んでくる。もはや色んな要素詰め込みすぎてどこにスポット当てていいかわからん。いや、結論人間の業みたいなものを描くために色んな要素と視点なんでしょう。
    世界観に入り込めるかによって読後の満足感が人によって全然違うのでは。
    でも彼のキャラクターはよかった!
    個人的に最後は蛇足。

    とはいえ続き気になりすぎて夢中で徹夜で読んでしまった。

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    2021年04月19日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    【収録作品】小川一水「竜神滝(ドラッハ・ヴァッサーフェル)の皇帝陛下」/石持浅海「士官学校生の恋」/小前亮「ティエリー・ボナール最後の戦い」/太田忠司「レナーテは語る」/高島雄哉「星たちの舞台 」/藤井太洋「晴れあがる銀河」

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    2021年03月06日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    これはオリジナルを読んでから読むべきだった。
    これだけでもわかるけど原作での人々の関係を理解した上で読めばより味わい深くなったはず。

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    2021年02月14日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    続編から読んでしまったため、おっと、あの人はここで出てきた人か!となる、ので、ま、それも面白いが、この一作目から読むことをお勧めします。

    二作目よりも、物語的には好き。
    でも二作目の方が美味しそうではある。

    全体的に優しい解決が訪れる謎解き。

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    2021年02月10日
  • Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス

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    #rのつく月には気をつけよう賢者のグラス #石持浅海 #読書記録

    装丁がとにかく可愛い飯テロ系ライトミステリ。

    一話目はうむ、軽すぎてイマイチ、と思いつつも、食事とお酒の描写がうまくて読み続けると、だんだん慣れる。
    そして最後はよくあるアレですね。
    なんかおかしいな、と思ってましたが、そうか!なるほど。

    コロナ禍でなければ、すぐにでも飲みに行って美味しいもの呑み食いしながら読みたい本でした。
    もう、食とお酒の欲が湧く。

    そしてこれ続編だったんすね、と読み終えてから気づく。
    美味しいもの目当てに、一冊目も読んでみよう。

    目次の絵も素敵。

    #ryuita

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    2021年02月07日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    良い意味で、銀英伝本編のキャラたちの印象は変わらないので、おすすめですね。
    個人的には、艦隊戦の描写が見事だった「ティエリーボナール最後の戦い」! 読んでるうちに、本編を読み返したくなりました(素直な読者)
    そして、もっと読みたかったのが、最後の「晴れあがる銀河」。ラストが、ここからが思い白いんじゃないですかっ、続きは!? 続きー???? と絶叫したんですが、あえなく終わっている。いや、これ、ここで終わりはないんじゃ?(愕然)
    ・・・今後の発刊も期待しています。

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    2020年12月26日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝トリビュート。執筆陣が豪華。
    やっぱりヤンの若いころのお話とかがすきだなあ・・・。
    「士官学校生の恋」が気に入った。

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    2020年12月13日
  • パレードの明暗~座間味くんの推理~

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    お馴染みの座間味くんシリーズですが、なるほどと膝を打つ意見もあれば、さすがにそれは深読みし過ぎだろうと突っ込みたくなるものもある。
    短編集なのでいろんなタイプがあって良いと思いますけどね。

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    2020年11月08日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    「覚醒」した女3人を殺害する
    という明確な目的の元物語は進む。

    主人公の自己紹介は無く、読者は覚醒の意味やターゲットの素性を知らされない。何故殺されるのか、何故殺すのかまでも謎のままだ。
    何が始まるのだろう。覚醒とやらをした誰かを殺す、の情報のみで頭にハテナとワクワクを募らせながら読み進めていた。

    覚醒の意味がわかり心がそれを許容するも、覚醒者の立ち位置がどうも曖昧だ。説明は無い。

    アルラウネを引き抜くにはその声を聞かなければならない。聞くと死ぬ。聞かないように耳を塞いで夜を走っている内.... 。
    問いかけに対しての答えでは無いように感じるが、主人公の壮絶な物語は面白かった。

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    2020年10月12日
  • Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス

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    料理とお酒、それに日常のミステリ。前作も楽しかったけど、本作も良かった。お酒とそれにあった肴、ほしくなるよねぇ。たしか前作のときは、それで銀杏を肴に日本酒を呑んだのだった。当時は独身だったから、できたことだよね。本作は前作から10年くらいたち、あの人たちもその分、年をとってかつ子どもまでいる。偶然だけど、自分の変化とも重なっちゃうのが楽しい。

    前作は最後に、そうだったんだというサプライズがあった。本作もそれを期待しながら最後のエピソードを読んだものだ。

    あぁ、そういうことだったんだね。賢者のクラスって。

     読後も気分良い作品だった。

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    2020年09月29日
  • フライ・バイ・ワイヤ

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    学園ミステリーにSFの要素を加えた内容は石持氏らしくなく、まるで似鳥鶏さんの作品のようでした。
    高校が舞台なのにこの程度の動機で連続殺人を起こさせたのはやり過ぎだと思いますが、その点を除けば学園ミステリーとしてそれなりに面白く、石持氏の新たな可能性を感じたのですが、この路線の作品が上梓されないことからしてあまり手応えがなかったのかな。

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    2020年09月26日