石持浅海のレビュー一覧

  • 賛美せよ、と成功は言った

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    相変わらずの石持節、
    推理合戦の為の事件!
    絶対ここまで考えて対決出来ない…笑
    そして絶対タイトルだけじゃ
    中身思い出せない笑笑

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    2018年12月08日
  • 見えない復讐

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    いつも通りの無理矢理な推理で、それが正解。それはそれで楽しめばいいのかな。石持作品には、美人な大学院生がよく登場する。

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    2018年11月20日
  • 身代わり島

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    壮大な舞台を用意した割には事件の真相がつまらな過ぎて、読み進むにつれて気持ちが盛り下がってしまった。
    客観的な視点と明晰な頭脳で状況を整理し、周囲が混乱に流されても冷静に対応するという石持作品の定番キャラとして登場した鳴川氏の奮闘も、残念ながら作品の評価を上げるには至りませんでした。

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    2018年11月05日
  • 三階に止まる

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    ホラーとミステリ混合の短編集。(ミステリ色強め)
    「黒い方程式」と「壁の穴」が面白かった。
    ちょっとした謎でもホラー要素とかイヤミス的な要素合わせると深みが増す。

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    2018年11月03日
  • 崖の上で踊る

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    今回も盤石な石持作品でした。特異な状況下での連続殺人と、仲間が次々死んでも焦らずに沈着冷静な人達と、何となく納得させられてしまう真相。もう、著者名を隠して読んでも石持さんだと分かる構成です。
    こういう似たパターンが続いても飽きずに読めるのは、シチュエーションの巧さだろうなあ。もはや老大家並みの安定感だね(^-^)。

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    2018年11月01日
  • 崖の上で踊る

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    ネタバレ

     書店で見かけると、つい手に取ってしまう。約1年ぶりと、石持浅海さんにしては長いインターバルを経ての新刊である。相変わらずの石持節なのであった。

     史上最悪の復讐劇が今始まる!などと帯には書かれているが、『凪の司祭』の方がはるかに最悪だ。『凪の司祭』が不特定多数への復讐なら、本作は企業を相手にした復讐を描いている。復讐に至る心理自体は、少なくとも理解できる。

     企業に対する集団訴訟は現実にも耳にするが、あくまで司法の下での戦いである。本作は違う。相手企業の社長ら幹部3人を、殺そうというのだ。それぞれ人生を壊された面々に同情はするものの、これだけの賛同者が集まるとは。まさに石持作品。

     憎

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    2018年10月26日
  • 攪乱者

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    コードネーム、久米・宮古・輪島のテロリスト三人。組織の目的は、一般人を装ったメンバーが、流血によらず、政府への不信感を国民に抱かせることだ。彼らの任務は、レモン三個をスーパーに置いてくるなど、一見奇妙なものだった。優秀な遂行ぶりにもかかわらず、引き起こされた思わぬ結果とは。テロ組織の正体は。そして彼らの運命を握る第四のメンバーの正体はー。

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    2018年06月17日
  • 顔のない敵

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    as you know, i hate the war. no more anti-personal land mine, (poison) fog and newclear. well i'm really step in it?σ(^_^;)? mine sweeper the game means deminer.

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    2018年05月25日
  • 見えない復讐

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    実行犯と支援者。ふたりの天才が繰り広げる極限のの推理劇。はたして復讐は……!?



    内容は、大学院3人が大学のお金を横領したある男の、事件には関与していない妻が濡れ衣で自殺に追い込んだ大学に対する復讐のために、その復讐に必要なお金を稼ぐためベンチャー企業を立ち上げて…というお話。

    最初は復讐に燃え、会社はその手段でしかなかった3人。しかし、会社の経営者として働いているうちに、経営者として、会社の事を考え始めるというシーンがありますが、その辺りはかなりリアルだなぁと感じました。

    ただ、推理劇ではありますが、推理と呼ぶにはあまりにも超人じみています。主人公田島は、自分の会社を支援する小池とい

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    2018年05月21日
  • 賛美せよ、と成功は言った

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    碓氷優佳シリーズ。
    予備校時代の仲間の成功を祝う祝賀会で、出席者の一人が恩師を撲殺した。犯人はすぐに逮捕されたが、優佳は彼の行動がある人物に仕組まれたものだと感じる…
    議論ばかりしている展開というかこの著者独特の味わい。盛り上がりには欠ける。
    碓氷優佳は『扉は閉ざされたまま』で強烈なインパクトがあったが、シリーズが何冊も出ているとは知らなかったので、未読の作品も読んでみたい。

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    2018年05月15日
  • 賛美せよ、と成功は言った

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    久しぶりの碓氷優佳シリーズ。予備校時代の友人たちとの祝賀会の際、目の前で起こった殺人事件。優佳を含め友人全員が目撃者となり犯人は確実にわかっているのに対し、犯行を誘導させた友人である真犯人を優佳が会話で追求していく心理戦。ミステリー好きとしてはつい一緒に考えながら読んでしまう。ただ会話劇なので動きが少ない分、少々だれてくるかもしれない。特に今回は緊張感がさほどなく、ひたすら会話を拾っていくという感じで盛り上がりには欠けてしまったかなと思う。でも楽しんで読める好きなシリーズだ。

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    2018年05月12日
  • トラップ・ハウス

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    卒業を記念してトレーラーハウスの一泊旅行に出かける大学生男女9人。楽しい旅行のはずが、トレーラーハウスに閉じ込められ、仕掛けられた罠によって1人が死に、、、どんどん深刻な事態に発展して行く。
    会話によって推理を展開していく手法は石持氏の真骨頂ながら、殆ど本筋には影響がない脇役が多過ぎるせいで作品の緊張感が弱くなっていること、信仰宗教や内定取消しといった小道具がリアリティに欠けていることなど、座間味君シリーズに比べて完成度が落ちる印象でした。

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    2018年05月07日
  • 賛美せよ、と成功は言った

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    ネタバレ

    面白い展開だとは思う。ただし、ディベート的にやり込めながら、脱落していく。碓氷優佳らしいが、いつものキレはない感じがした。

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    2018年04月29日
  • 身代わり島

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    石持さんの作品の面白さって「あの言葉にこんな意味が?!」って分かるところなんだけど、それが上手く機能しないと、自己肯定感の低い人が掛けられた言葉を考えに考えて悪い方向に持って行く、みたいな無理矢理感が出てる気がする。残念ながらこの作品は後者。

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    2018年03月02日
  • 月の扉

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    ネタバレ

    タイトルと話の中身が関連しなかったのですが、終盤に意味が分かりました。主人公達がハイジャック犯で彼等にどんな結末が待っているのかという目線で読んでいたので、結末にはやっぱり…というその結末を肯定する気持ちと別世界へ行く未来を見たかったという残念な気持ちも少々ありました。一人の人間に深く傾倒していくのはほぼ宗教に近い感じを受けました。“座間味くん”の正体は明かさずじまいでしたが、彼が何君だったのが気になるところです。

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    2018年02月27日
  • 届け物はまだ手の中に

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    石持カラーここに極まれり!

    殺人者は己の正義を通す為に罪を犯し!
    真の意味での悪人は善人のモノローグの中にしか登場せず!
    出てくる人々は皆、善人!!

    読者に最悪の結末を予想させておいて、斜め上な結末で収束させる。

    うーーーーーん、ONE OF いつも通りです!!←褒めてる

    でも、舞台設定は初期の碓氷優佳シリーズを彷彿とさせて嬉しかったなー。【日常の中に不意に現れた閉鎖空間】で、【事件が起こってるんだか起こってないんだかハッキリ分からない状況下で、理屈をつけて事件を起こったものと仮定】し、【善人達がそれについて議論し真相に辿り着く】。

    最近の石持作品では後味というか読み心地のイマイチな

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    2018年02月20日
  • 賛美せよ、と成功は言った

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    碓氷優佳シリーズだ。このシリーズ、好きなんだよね。本当は前作の高校生時代の話を読んでいた方が良かったのかもしれないけど、けっこう楽しめた。成功か失敗かなんて、と思うところはあるけど、エンターテイメントでそういうことを考え始めるのは野暮というもの。高校だか予備校時代に夢を語り合った旧友たちと、その後の時間のとらえ方に対してどう向き合うか、そんな程度に考えたらいいんじゃない?殺人まで行っちゃうのは、まぁミステリだからね、にしてもさ。あいつはいい会社入ってるけど、自分はどうか?とか、そういうのはありがちだろうしね。未読の『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』の本はもちろん、もう一度、シリーズ第一作を読

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    2018年02月16日
  • 賛美せよ、と成功は言った

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    碓氷優佳シリーズの書き下ろし長編。
    祝賀会の参加者の一人が、皆の前で恩師をワインボトルで殴り殺す。直前まで和気あいあいで会が進行していたのに。一体何が起きた?
    犯人は全員に分かっていて、その裏にある真実を優佳が暴く物語。優佳が怪しんだ人物と繰り広げる心理戦がとても面白かった。ただ、このシリーズに共通なのだが、無駄の無い描写と全員が一つの謎に向かう所といわゆる道化者が出て来ない事で、長編が全然長くならない(^^)。今作も200ページに満たなく、更に最後まで読まないと意味不明なこのタイトル。『売れる』事を前提にしないねえ、相変わらず。

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    2018年01月11日
  • 賛美せよ、と成功は言った

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    スピンオフはあったものの6年ぶりの碓氷優佳シリーズ。
    前作のスピンオフの終わりで、優佳の不気味さに気付いた高校時代の友人・小春の目線で描かれる。
    予備校の同窓会で起こった恩師の殺害事件。
    同級生の一人が一見衝動的に恩師を殴ってしまっただけの事件に思われたが、そこには見えざる殺意があり、その真相に優佳が迫っていく…
    事件までの流れはさらっとしていて、話の大部分が心理戦。そこにはマウンティングの要素も含まれ、読んでいて、相変わらず不快になる。それでも、少し言葉を選んだりしているところは、優佳が30代になったことを意識しているからだろう。
    次作では、ぜひ優佳の結婚相手も登場させてもらいたい。

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    2017年11月24日
  • 水の迷宮

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    3年前に亡くなった職員の命日に届いた脅迫メール。
    温室異常と同じ順番で起きる予告と、最期の死体。

    一体誰が何の目的で、脅迫してお金を要求してきたのか。
    3年前と同じような状態が起こっているわけですが
    その情報を知っている人は…という疑いから
    外していくと、という驚きまで。

    読んでいくだけで、まったく推理も何も
    あったものではありません。
    何がどうしてこうなった? が知りたいがために
    どんどんとページをめくるだけ。
    その先には、驚くべき現実が待っているのですが
    ミステリーとしては、これでいいのか? と
    聞きたい落ちになっています。
    いや、ものすごくきれいに、希望に沿う形ですが。

    この水族館

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    2017年10月27日