石持浅海のレビュー一覧
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大学時代の酒好き仲間である長江高明、熊井渚、湯浅夏美の3人が美味しい料理とそれに合う酒、そしてちょっとした「謎」を肴に繰り広げる宅飲みミステリシリーズの第2弾。
今回も、ローストビーフとナパバレーの赤ワイン、サーモンの粕漬けと米焼酎、いかの肝焼きと秋田の酒、鶏手羽中の煮つけと紹興酒、豚バラ焼きとオーストラリアの白ワイン、たこ焼きとビールなどなど、思わず飲みたくなる取り合わせ。
そんな楽しみにしていたシリーズだけど、長江と熊井が結婚し、夏美も夫の冬木と参加するようになり、二組の夫婦の飲み会になったからか、男一人に女二人というアンバランスな関係や、毎回一人招かれるゲストの持ち込む謎という新鮮み -
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ネタバレ【収録作品】ふたつ目の山/一日ずれる/いったん別れて、またくっつく/いつの間にかできている/適度という言葉の意味を知らない/タコが入っていないたこ焼き/一石二鳥
謎解きは正解を確かめようもない類のもの。表面的な絵をひっくり返すことに焦点を当てた結果、こじつけ気味な「真相」になっているのは否めない。
PTA関連や中学受験の話は、首を捻りたくなる。著者もこの分野は聞きかじりか。父親に勉強を見てもらうというのは親子の交流ではなく、断絶を招く危険が高い行為だ。微笑ましくもなんともない。合理的な父親より理想を押しつけてくる父親のほうがましとは限らない。 -
Posted by ブクログ
屋敷の中の男女10人がそれぞれの理由で恨みを持った3人の人間を殺そうと計画し、まずは1人目の殺人を実行をする。が、その後共犯の仲間が誰かに殺されてしまう。犯人は誰なのか?石持さんお得意の1つの屋敷の中での連続殺人事件、そして探り合う会話劇。今回は人数が多いので覚えるのに多少苦労した。人数が多いせいか話を進めるためとは言え、ちょっと強引かなと思う点もあるし、会話で話が進むことが多いので殺人が起きてもわりと淡々としている感じがした。と言っても毎度、石持さんらしい推理小説だよなと思って読んでしまうのだ。それも本を読んでいると言うより、舞台を観ている感じがいつもするのだ。