石持浅海のレビュー一覧
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ネタバレ爆発的ヒットになった家庭用風力発電機が低周波ノイズが出て偏頭痛で悩まされたり、自殺者まででた世界。企業は罪を認めないので、被害者遺族など10名が、企業の開発者や幹部を暗殺する計画を立てる。
物語冒頭で速攻開発者が死んでるところからスタート。その館の中で10名が1人づつ死んでいく、連続殺人が発生する。
1人目は開発者だったので、仲間に思えず殺した女。暗殺を成功させるために、開発者はそもそも会社側だから死んで当然という主張をするメンバーもでた。別の女はこっそりその開発者と付き合っており、その主張をするメンバーと開発者を殺した殺人犯を殺す。 -
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ネタバレ石持浅海さんらしい、読みやすい短編集でした。
主人公が副業として殺し屋をしてますが、基本あっさりしていて、殺しのシーンもサラッと書かれています。何故殺されるのか、などの理由は知らないので単調に同じことを繰り返す感じで、そこに気になる謎があり、それを主人公が解いていく、という流れで進みます。面白い着眼点の謎だったので、楽しく読めました。
ただ、殺される側のことを考えたら、こんなにあっさりと理由も分からず殺されることになったら怖いな、と考えてしまいましたね。本の中の話しだから、受け入れられるというか。
まだまだ続いているみたいなので読んでいきたいです。 -
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タイトルの意味がわかると満足感が出て来ました。また、携帯などが普及している現在ではなかなかクローズドサークルは難しいかと思いきやあっという間に作ってしまう作者がすごい。
碓氷優佳シリーズ第3弾満足でした。
ただ最後の一文が怖い。執念が。
旧知の経営者仲間が集う「箱根会」の夜、中条夏子はかつての親友・黒羽姫乃を殺した。愛した男の命を奪った女の抹殺を自らの使命と信じて。証拠隠滅は完璧。さらに、死体が握る“カフスボタン”が予想外の人物へ疑いを向ける。夏子は完全犯罪を確信した。だが、ゲストの火山学者・碓氷優佳は姫乃が残したメッセージの意味を見逃さなかった。最後に笑う「彼女」は誰か……。 -
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ネタバレ【収録作品】近くで殺して/人形を埋める/残された者たち/花を手向けて/夏休みの殺し屋
副業で殺し屋稼業を営む富澤允と鴻池知栄の話。シリーズ第4作。
「近くで殺して」 富澤允。オプションで殺害の日付・時刻の報告と第一発見者の指定。
「人形を埋める」 鴻池知栄。畑に人形を埋め続けるターゲットの行動に不審を抱く。
「残された者たち」 被害者の同僚たちと妻の独白。
「花を手向けて」 鴻池知栄。死体に椿の花を添えてほしいというオプション。
「夏休みの殺し屋」 富澤允と鴻池知栄。期間限定のオプション。
二人と仲間たちは、淡々と「仕事」をこなすだけなので、ターゲットの情報が入ってもウェットにならず読みや -
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津久井操は科警研の職員。実際に起こった事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことが出来るか」を研究している。
難題を前に行き詰まる彼女に、大先輩の大迫警視正が紹介したのは、『月の扉』事件を解決した座間味くんだった。
ハイジャック事件を書いた石持さんの第二作目の長編『月の扉』に登場する座間味くんが活躍するシリーズの3作目です。7篇を収録した短編集で、石持さんの得意とするいわゆる安楽椅子探偵もの。
居酒屋の席で酒とつまみを口にしつつ、過去に起こった事件について推理と想像を膨らませ、事件の様相ががらっと変わってしまうのが面白い。
最初事件の概要を説明された時点では状況に全く違和感を抱かな