石持浅海のレビュー一覧
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ネタバレ石持浅海さんの「殺し屋探偵」シリーズ第5作『花嫁と殺し屋』が、今回も嬉しい文庫オリジナルで登場だっ! 薄くて安いからつい買ってしまう(失礼)。
2組の殺し屋一派の豪華共演というのが固定フォーマットになりつつある。第1の殺し屋・富澤一派と、第2の殺し屋・鴻池一派。毎回、邂逅しそうでしない両派だが、今回は…いくら作り話でも、そんなのありか???
富澤の仕事「一礼」。「苦しまずに死なせてくれ」という条件の依頼だが、そもそも依頼するなっての。連中は淡々と仕事するだけだから、もう慣れたけども、依頼者の思考回路が理解できん。突っ込みどころだらけの、これぞ石持作品。
鴻池の仕事「生きていたら」 -
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この作者さんによる「殺し屋」シリーズ、4冊目。
今回もまた短編4つに中編がひとつ。
最初の「近くで殺して」は一応主人公の富澤のお話。
同業者はどうなっているのかと思っていたら、次の「人形を埋める」はその鴻池のお話。
これまでは標的の何気ない行動の謎にこだわっていた二人だったが、今回はそこから殺害を依頼してくる相手の理由まで辿られるという流れに。
ドライで理詰めがこのシリーズの良さではあるが、依頼者に焦点が当たり、その人があまり感心できないような人だったりすると、お金が入ってくれば何でもいいのよというドライさはちょっと感じ悪いかなあ。
3つ目の「残された者たち」は若干変化球。直接殺しの場面が -
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読書系YouTubeの「ほんタメ」で紹介されていたミステリー小説。
面白そうだなとおもったので読んでみた。
中身はタイトルの通り、密室殺人のお話。なんだけど、最後まで現場の扉は閉ざされたままで進んでいくという変わったストーリー。そもそも現場である部屋の扉が開いていないので、死体すら発見されていない。いや、むしろ「ただ中で寝てるだけなんじゃないの」と思ってダラダラする時間が結構長い。異色のミステリーだ。
登場人物は大学時代のサークルの仲間たち。卒業からしばらく経ち、数年ぶりに同窓会を開くことになる。舞台はサークル仲間の祖父が所有していた、豪華な洋館。現在は仲間の兄がレストラン兼ペンションとし -
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◼️ 石持浅海「夏休みの殺し屋」
経営コンサル、ネット販売業、副業は殺し屋の、男と女。
石持浅海さんは日本推理作家協会賞候補になった「月の扉」を読んでから、だいぶ久しぶり。著作は気にしていたものの、読む機会がなかった。今回は殺し屋シリーズの4作めのようだ。
富澤允は事務所を構える若手経営コンサルタント。副業は殺し屋。依頼はフロントの「伊勢殿」が受け、旧友の塚原俊介が富澤に持ってくる。富澤の恋人でマンガ家の岩井若菜は彼氏の副業を知っていて、彼らの作戦会議にも加わる。
鴻池知栄はシングルマザーで中学生の娘・彩花を育てている。主に美術品の通信販売業で、たまに宝石の依頼が入る。それが、殺しの依 -
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仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。
女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。
一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているん