石持浅海のレビュー一覧

  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    警視庁の大迫さんが語る過去の解決済み事件を一般のサラリーマン座間味くんがズバッ斬る6編!!

    6編には少しずつ時間が流れており座間味くんの近況が語られる。
    →何となく大迫さんは更けていく感じ。

    毎度の事ながらお酒を飲みながら色んな料理を美味しそうに食べている。
    →特に座間味くん!

    過去の事件に関連するのはテロリストや宗教団体などの普通じゃない団体の中で起きる普通の殺人事件



    最後の再会は『月の扉』で人質になっていた子供の話
    →久々に月の扉を開いて見たくなる


    座間味くん:石持浅海の『月の扉』に出て来る探偵役の若者、本名不明:東野圭吾のガリレオシリーズ湯川学級の理解力!

    月の扉:ハイ

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    2016年11月05日
  • 二歩前を歩く

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    日常の謎!では、決してない話。
    ありそうに見えなくもないが、ないない。ないよね〜。
    そういう変わった短編集。
    ある意味、なにげに小泉がすごいぞ。

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    2016年10月02日
  • 三階に止まる

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    表紙が暗く怖い感じだったので不安でしたが、眠れなくなるほど怖いものはなくてよかった…!

    どの話も読みやすく面白かったです。
    どれも日常からかけ離れた話ではなくって、想像力を掻き立たれました。

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    2016年08月28日
  • 月の扉

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    なんとなく再読。
    記念すべき座間味君のデビュー作ですが、最近の作品より感情が表面に出るところに若さを感じます。

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    2016年07月18日
  • まっすぐ進め

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    ネタバレ

    まっすぐ進むのは難しい。主人公の名前は「直幸」。幸せに向かって真っ直ぐ進む……という名前だけれど、本人は「行き先は分からない」と嘯く。
    彼は一人の「美しい人」――高野秋を見かけて、彼女の腕にはめられた二本の腕時計を気にするようになる。二人は知人を介して知り合い、そして腕時計の「謎」を解いた直幸は秋と付き合い始める。けれど、直幸が本当に腕時計に秘められた事実を知るのは、この本の最後の話だ。

    果たして直幸が秋に話した説が、正解なのかは分からない。今となっては知ることもできない。
    それでも彼の説は過去に残って迷い続けていた秋を、まっすぐ導いてくれることだろう。

    石持浅海さんの作品は、常識や、とき

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    2016年03月26日
  • わたしたちが少女と呼ばれていた頃

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    うん、面白い。主人公のこの時代の話をもっともっと読みたくなった。でも、あっさり終了です。
    短編集だけど、最後の話が怖い。

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    2016年03月23日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    主人公の男は三人の女をどうしても殺さなければならない。今すぐに、というわけではないので、そのための綿密な計画をたて、準備をしようとする。そこへ標的とはまた違う一人の女が来訪する。いつもと違う時間に訪ねてくる女、そして彼女がとった驚くべき行動…。
    冒頭からグッと引き込まれる。緻密でロジカルな石持浅海だが、本作ではテンションで押し切るような無茶苦茶な幕開けである。

    そもそもなぜ主人公は三人の女を殺さなければならないのか、という謎の引っ張り方が上手い。
    そして何より面白いのが主人公の成長である。
    一晩で三人殺さなくてならなくなった主人公。特に殺人技術に秀でているわけでもない彼が、あれこれ苦心して効

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    2016年01月24日
  • 扉は閉ざされたまま

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    ネタバレ

     序章,「扉は閉ざされたまま」で,「犯人」である伏見亮輔による殺人シーンが描かれる倒叙モノのミステリ
     倒叙ミステリらしく,探偵役である碓氷優佳が、些細な点から伏見亮輔の「完全犯罪」を暴く。まさに倒叙ミステリの王道ともいえる構成
     本作の特徴は,犯罪が発覚するまでの時間が大きなポイントとなっている点。作品の中で,犯人が犯罪発覚までの時間をピリオドに分けて計算しているのだが,探偵役の優佳が伏見の予想を上回るスピードで伏見が描いたシナリオをたどっていく展開は秀逸
     新山がカギを掛けていたという点をきっかけとして,ドアストッパーが使われていることを見抜き,新山が倒れている可能性を示唆する。カーテンが

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    2025年05月18日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    ネタバレ

    並木直俊は、決意した。三人の人間を殺す。完璧な準備を整え、自らには一切の嫌疑がかからないような殺害計画で。標的は、いずれも劣らぬ、若き美女たちである。倫理? 命の尊さ? 違う、そんな問題ではない。「破滅」を避けるためには、彼女たちを殺すしかない!! しかし、計画に気づいたと思われる人物がそれを阻止しようと動いたことによって、事態は思わぬ方向に……。本格ミステリーの気鋭が初めて挑んだ、戦慄の連続殺人ストーリー。

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    2015年12月30日
  • 玩具店の英雄~座間味くんの推理~

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    座間味君シリーズの短編集。
    今回は警察庁で警備の成功と失敗事例を分析してパターン化する研究をしている女性が登場し、彼女の研究内容に座間味君が意外な推理を披露する。
    事件の概略を聞いただけで物事の裏側に対して新たな切り口を披露する座間味君の思考回路が非常に面白い。
    石持氏の本領発揮というところでしょう。

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    2015年12月17日
  • 水の迷宮

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    石持氏のロジックは本当に気持ちいい。
    かちりと嵌まっていく快感、理論の展開はシンプルながら、気付きの部分でハッとさせられるし、伏線にも唸るばかり。
    中でも電話の着信音に関するロジックは圧巻です。
    それでいて本作は物語性も抜群です。背景にあるのは一人の男が描いた夢物語。それがここまで綺麗にミステリ部分と融和するとは…
    結末に限って意見が別れるのはしょうがないことですが、同氏の「扉は閉ざされたまま」でも素直に勧善懲悪とはいかない締めくくりだったので、これが氏のスタイルなのでしょうか。

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    2015年10月06日
  • 煽動者

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    テロ組織内部での犯罪。警察は呼べない、証拠調べなどの捜査的行動は無理、使えるのはメンバーの頭脳のみ。読んでるこちらの頭脳はチョッピリついていけない。面白かったけど、熱が出そう。

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    2015年09月13日
  • フライ・バイ・ワイヤ

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    ミステリーとしては、強引というか安易というか、納得はできるけれどスッキリとはしないし、一ノ瀬さんのことも犯人もだいたい察することはできたんだけど、それを補うくらいの青春の雰囲気と読後の爽やかさが好きだった。

    終盤の伏線の回収も、凝り過ぎてないけど分かりやすすぎず、読んでてあー、ここでか。というスッキリ感もあったかなぁー。

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    2015年09月08日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    ネタバレ

    座間味くんの安楽椅子探偵物の短編集。酒の席で語られるさまざまな事件の説明の些細な点から真相(かもしれない)を解明していく座間味くんの洞察力が素晴らしい。地味なんだけど惹かれます。「月の扉」より先に読んでしまったのがちょっと残念。

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    2015年10月26日
  • 水の迷宮

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    ネタバレ

    水族館で起きた男性の感電死から話は始まる。

    三年の月日を経た男性の命日に水族館の生物たちは脅迫される。考えようによっては取るに足らない事件ではあるが、謎めいた事件は徐々に全体像を浮かび上がらせていく。

    あまりの展開の巧みさについつい引き込まれて目的地まで連れ込まれてしまう。驚かされている印象は薄いものの重厚な世界観にどっぷりと満喫させられてしまうのだ。

    ただ、最後の解決方法だけはどうしても好きになれない。そのことを置いておいても良作間違いなしであるが、★マイナス一してしまうのも人間のサガなのである。

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    2015年08月27日
  • アイルランドの薔薇

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    イェイツ懐かしい。いくつかの詩は今でもなんとなく覚えてる。
    「アイルランド人は困った人に優しい」って台詞があるけど、本当に信じられないくらい親切でびっくりした記憶。それはこの本にあるようなアイルランドの複雑な歴史も一因なのかもしれない。

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    2015年08月07日
  • フライ・バイ・ワイヤ

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    SF/ミステリー/青春/学園/近未来
    石持さんのSFミステリーというと『BG、あるいは死せるカイニス』を思い出す。
    ファンタジーチックな『BG〜』に対し、こちらはコテコテのSFでした。
    近い未来の世界観が興味深い。
    ミステリーとしては犯人の動機当てがメイン。少しインパクトは弱いか。
    評価は★3.5くらい。表紙が可愛いので★4に。

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    2015年07月13日
  • ブック・ジャングル

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    登場人物たちの心情をロジカルに綴ることで読書の理解を深める描写方法や、閉鎖空間における戦いの演出と緊張感などは、珍しいアクションものとはいえ石持作品の王道を充分に継承しています。

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    2015年07月12日
  • フライ・バイ・ワイヤ

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    登場する小道具が現在と地続きで、あり得そうな未来に思える。ロボットがミステリーの要素としてうまく取り込まれていて、近未来な舞台と合わせて設定の巧みさを感じさせられました。
    いわゆる名探偵役が存在せず、議論の中で真相に近づいていくという構成は、リアルではあるものの物語としては少し物足りない感じもしました。

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    2015年07月12日
  • 彼女が追ってくる

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    ネタバレ

    前作同様、未だ発生していない事件の真相を看破するという倒叙ミステリーで碓氷優佳シリーズ。

    今作は正直謎解きはどうでも良く、美しい殺人計画に心酔し、犯人が誰であろうがどうなろうが知ったことではないと振る舞う、優佳の悪魔っぷりに痺れまくる。

    事件を紐解くのではなく、美しい殺人計画を紐解くことに喜びを感じるその悪魔っぷりに。

    犯人が警察に捕まろうが、死のうが知ったことではないというドライなスタンスで。

    死のうが知ったことではないという所がラストに繋がるわけなのだが。

    探偵っぷりとしては、むしろ第一作の方が際立っていたように思う。

    個人的にはこのシリーズはどんどん優佳が悪魔的になっていって

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    2015年05月29日