石持浅海のレビュー一覧
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不思議な本だった。
そもそも設定が不思議。
全ての人類は、女性としてしか生まれず、その中で、
優秀な人のみが『男性化』という性転換を遂げる。
しかも、男性化するためには原則として処女ではいけない。
だから、自分の父親は、姉の母親でもあるとかいう、
不思議な家族が成り立つ。
その世界では、男性は生物学的に『優れている』とみなされる。
たいした仕事でなくても、高給をもらえるが、
逆に要職は女性で占められる。
少子高齢化対策のために、男性は
『暇と金を与えるから、その代わりに沢山の子供を作りなさい』
という役割となっている。
男性にとって、性行為はある種の義務でさえある。
そんなわけで、 -
Posted by ブクログ
数ページ読み始めると、ギンちゃん・ムーちゃんの正体は
すぐ分かるのですが、ここではあえて伏せておきますね。
気になる方は是非読んでみて下さいね。
不思議な力を持つとだけ書きますが、その力が素敵なんです。
もし自分の周りにこんな力を持つ人がいたら、
一緒に暮らしてみたいですね。癒されそうです♪
ギンちゃんと一緒に暮らしているのは、
大学で生物学を学び助手を務める寛子。
おっとりしてそうな印象を受けますが、目の付けどころは鋭そう。
ムーちゃんと一緒に暮らしているのは、
会社員で交友関係も広い匠。
とても優しい雰囲気を持っている印象。
ギンちゃんと寛子、ムーちゃんと匠。
それぞれが別々の事件に遭 -
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◼️ 石持浅海「夏休みの殺し屋」
経営コンサル、ネット販売業、副業は殺し屋の、男と女。
石持浅海さんは日本推理作家協会賞候補になった「月の扉」を読んでから、だいぶ久しぶり。著作は気にしていたものの、読む機会がなかった。今回は殺し屋シリーズの4作めのようだ。
富澤允は事務所を構える若手経営コンサルタント。副業は殺し屋。依頼はフロントの「伊勢殿」が受け、旧友の塚原俊介が富澤に持ってくる。富澤の恋人でマンガ家の岩井若菜は彼氏の副業を知っていて、彼らの作戦会議にも加わる。
鴻池知栄はシングルマザーで中学生の娘・彩花を育てている。主に美術品の通信販売業で、たまに宝石の依頼が入る。それが、殺しの依 -
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仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。
女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。
一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているん