石持浅海のレビュー一覧

  • 月の扉

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    透明な文体で、余計な叙述がない。こういうのを好きな人も多いだろう。僕もそうだが、ずっとこんなのだったら飽きるかもしれない。

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    2018年10月14日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    人間はすべて女性で生まれ、やがて一部の人間だけが男性になる世界。
    そんな特殊な世界で起こる殺人事件。
    「男性化」筆頭候補の優秀な姉を持つ主人公。その姉が殺される。

    特殊な世界観が面白かったです。
    その世界を説明するのに「授業」という形をとっているので、わかりやすいし。
    単に殺人事件で犯人が捕まっておしまい、というのではなくて、どちらかというとそれはおまけで、ちょっと異常な世界にオチがつくのも面白かった。

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    2009年10月04日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    生まれた時はみんな女、出産を経験してのちに男に変化するのが常識の世界。
    主人公の遥と異母姉妹で男性候補の優子が殺される。
    なぜ死ななければいけなかったのか、優子の秘密とは何か。
    男になってしまった女性たちと、それを厭う女性たちの水面下の苦しみが遥を襲う。
    人工による優秀さを望むもの、あたりまえを望むもの、男性からの女性への不理解がまとわりつくミステリ。

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    2009年10月04日
  • 温かな手

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    ほんわか「温かい」ミステリ。ヒトも死ぬし、血も出る。なのに「温かい」んだな。擬態して人間界に住み、ヒトの生命力を吸い取って生きている兄妹 ギンちゃんとムーちゃん。彼らが同居人、寛子と北西くんの周りで起こる事件をなんとも鮮やかな推理で解いていく連作ミステリ。SFちっくな設定なのだけど、そばにいてもいいかも、もしくはいて欲しいかもと思っちゃう。だってどれだけ食べても彼らといる限り太らないんだからね。でも一緒にいても恋人にはなれない…切ないなぁ。

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    2011年08月01日
  • 温かな手

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    数ページ読み始めると、ギンちゃん・ムーちゃんの正体は
    すぐ分かるのですが、ここではあえて伏せておきますね。
    気になる方は是非読んでみて下さいね。
    不思議な力を持つとだけ書きますが、その力が素敵なんです。
    もし自分の周りにこんな力を持つ人がいたら、
    一緒に暮らしてみたいですね。癒されそうです♪

    ギンちゃんと一緒に暮らしているのは、
    大学で生物学を学び助手を務める寛子。
    おっとりしてそうな印象を受けますが、目の付けどころは鋭そう。
    ムーちゃんと一緒に暮らしているのは、
    会社員で交友関係も広い匠。
    とても優しい雰囲気を持っている印象。

    ギンちゃんと寛子、ムーちゃんと匠。
    それぞれが別々の事件に遭

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    2009年10月04日
  • セリヌンティウスの舟

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    話は閉塞的な空間で淡々と進んでいく。さいしょはなんか微妙だと思ったけど
    後半一気にのめり込んだ。美しい。だけど悲しくて。悪意の不在を証明しようとする、人を信じるミステリー。

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    2009年10月07日
  • 温かな手

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    私も過剰なエネルギーを吸ってもらいたい。これぞ究極のエステだ。

    でもそのためにはおいしい人でなければならない。
    自分のはおいしいかなと顧みた。


    作成日時 2008年02月09日 11:43

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    2009年10月04日
  • 温かな手

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    ちょっとSFなミステリ。ほのぼのテイストの割には人がガンガン死んでいる。しかも結構シビア。余分なカロリーを吸い取ってくれる存在がいたら私もお願いしたいものだw

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    2009年10月04日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    奇想天外な舞台設定がすごいですね。そしてその中でのきっちりとしたミステリ。伏線の張り方も上手いです。一行も見逃せません。

    ただ、登場人物たちに魅力が無かった点が残念。台詞が硬いので、何かの台本を読んでいるような感じ…。特に主人公のキャラというか、性格が掴めませんでした。他の人物にも感情移入出来ませんでしたし…。

    でも結果的には面白いと思ったので、石持氏の作品はこれからも読んでいきたいです!

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    2010年02月06日
  • 高島太一を殺したい五人

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    ネタバレ

    ミステリー読みたいなぁーと思って。
    塾長本当にかかわってないのかしら?と思ったらねぇ。やっぱりねぇ。
    そして絵奈ちゃんだけでも小説ひとつ書けそうですよね。終わり方もまたすごい。この後の展開で、さらにもう一作書けそうな終わり方でした。最後の一言が…ぞわり。

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    2026年02月08日
  • 扉は閉ざされたまま

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    ネタバレ

    ☆3.8
    扉は閉ざされたまま、でもなんで犯人が扉を開けさせたくないのかずっと分からんかった
    最初はただはやく見つかりたくないとか、なんか時間で消える証拠を残してるんかなぁとか思ってたら、ぜんぜん違う理由やった

    臓器提供の時間制限は知らなかったけど、一度臓器提供してみるとそんな気の持ちようになるのは、確かに今以上に気をつけようってなりそうやなぁとは思った

    表紙はみんなでドアの前に面してる場面かな?
    1人いないもんね、みんなで呼びに来たところを絵にしてるのおしゃれやね

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    2026年01月28日
  • 「真」犯人

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    ネタバレ

    話の構成場2人目の死体は必要だと思うが、真犯人にしたてあげる所を警察等の考察とかを楽しみにしていたので、話の方向が変わってちょっとがっかりでした!

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    2026年01月24日
  • 「真」犯人

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    発想がすごい!
    ストーリーを作りあげる過程の一例というか、作家さんもこんな思考を辿るのかな、なんて思いながら読み進めました。

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    2026年01月19日
  • 「真」犯人

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    帯に書かれたあらすじ部分。小説中盤で帯に書かれた状況のクライマックスがやってくる。その後は「え?そんな安直な!」という展開から急転。あらすじから全く読めなかった展開へ。
    途中途中で本名が公開されるものの全体を通して通称で進められる話なので、私にとっては性別や年齢など想像しにくく(明らかにされているが記憶に定着しない)、読みにくかった。ハンドルネームで展開される某推理小説同様。

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    2026年01月18日
  • 扉は閉ざされたまま

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    ネタバレ

    いわゆる「倒叙」ミステリー。最初から犯人はわかっていて、探偵役と緊張感あふれるやりとりをしていく。

    そんな細かいこと覚えてたの?とか、
    そことそこが繋がる?とか、
    驚きつつも面白く読みました。

    動機もわかるようなわからんような…ではあったけど、あり得る話だと思う。

    シリーズ、引き続き読みたいです。

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    2026年01月07日
  • 「真」犯人

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    仕方がない。犯人になってもらおう。
    アーティストを支援する山あいの芸術村に、九人の芸術家の卵と一人の居候、そして四人のスタッフが暮らしていた。ニックネームで呼び合うこの村で、ある日、スタッフのわたしは、発明家エジソンさんの死体を発見。殺したのは恋人で歌人の小町さんのようだが、彼女を犯人にしたくない村長さんは、わたしに、CGアーティストの写楽さんを「真」犯人にするよう指示する。無茶苦茶な要求に戸惑うわたしだったが、いつしか冤罪作りに夢中になって……。
    設定が斬新でちゃんとミステリーとしても成立してて面白かったです。

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    2026年01月05日
  • 夏休みの殺し屋

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    ネタバレ

    「残された者たち」が特に良かった。殺し屋があんまり出てこない話の方が面白いかもしれない。

    最後の話は長い。

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    2026年01月01日
  • 「真」犯人

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    芸術家の卵と評価された若者たちが創作活動を支援されて暮らす芸術村には村長、寮母、番頭、書生そして丁稚の私も彼らと共に穏やかな日々を過ごしていた。
    この村のルール【35歳をすぎたら退居すること】により出ていくことになった彫刻家ロダンの壮行会が行われた翌日、私は衝撃的な現場に遭遇する。
    発明家エジソンの部屋で彼が首から血まみれになり、その横に彼の恋人で歌人の小町が手首を切って倒れていたのだ。
    私は村長らスタッフに相談するが、彼女が彼を殺して自殺しようとしたと考えた村長は、この村から初めて芸術家として開花しようとしている小町を守るため、警察も救急車も呼ばないと決断する。
    そして小町を守りつつ警察を欺

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    2025年12月29日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    夏美、長江、熊井の3人は学生時代からの飲み仲間。長江のワンルームマンションを会場に、毎回誰かが連れてくるゲストと共に美味い酒とつまみで他愛もない話で盛り上がる。
    酔いが回った頃にゲストがぽろりと溢した一言がきっかけとなり思い出の中の些細な違和感を紐解いていく。

    THE 人の死なないミステリー。それも本当に些細な日常の出来事や、軽いもやもやの真相を突き止める良い意味で重くない謎解きのような雰囲気で終始安心して読める。
    出てくる料理(つまみ)がどれも美味しそうだし、気のおけない仲間同士の会話もテンポよく進むので読んでいて楽しかった。
    安心しきって読んでいたら終盤の展開で作者にしてやられた感。思い

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    2025年12月14日
  • 殺し屋、続けてます。

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    前作よりターゲットの内情に含みを持たせていて面白かった。ただ相変わらず殺しの場面が淡々とカットされるなぁー。殺し屋というより、終始探偵なんだよな。

    今作から新しいおばさんの殺し屋も別口で現れてきた。もう少し殺し屋が追い詰めてくれないと、読んでいてハラハラ感がないし、そんなに淡々と証拠を残さずに殺されちゃう世の中じゃ怖いだろう…。

    ●『双子は入れ替わる』が一番面白かった。
    あと表紙のワインボトル、白ワインってもう少し緑色っぽいイメージなんだけど違うのかな?

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    2025年12月10日