【感想・ネタバレ】月の扉のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年04月23日

手品を凄いと思うのは種も仕掛けもあるのが解るから。

超能力を胡散臭いと思うのは仕掛けが有るか無いかが解らないから。



私は奇跡(宗教的な)や超能力の類いを信じません。

何故なら、見たことが無いのと理屈が無いからです。


宗教が嫌悪されるのは、理屈が無いものを無理矢理信じ込ませ『お節介な心配...続きを読むをしてあげるからお金を下さい』
そのお金で建物を建てます。
一生に一回は拝みに来てください。
というような事を古今東西すべての宗教でやっているからだと思います。

全ての宗教家が石嶺孝志のようだったら死後の世界にもう少しだけ興味が持てたような気がします。




沖縄那覇空港でこれから離陸しようとする旅客機がハイジャックされた。

反抗グループ【柿】【真壁】【聡美】の要求は無実の罪で留置されている師匠【石嶺孝志】を《空港まで連れてくる》事!


しかし物語は急変する。
ハイジャック中のトイレの中で乗客の一人が死亡する。


死体の第一発見者の恋人【座間味くん】はハイジャックグループから事件解決するよう命令される...

ハイジャックグループの要求は無事!?達成できるのか?【座間味くん】は事件を解決出来るのか?


全ての伏線は皆既月食の下で収束されていく...


石持浅見の小説は題名が美しくて、つい買ってしまう。しかし月の扉は中身も美しい...

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Posted by ブクログ 2014年02月11日

那覇空港で旅客機がハイジャックされた。
犯人グループの要求は、拘留中の『師匠』を“連れてくること”
緊張に包まれる旅客機の中で、殺人が起こり、事態は一変する。


少し…不思議な話です。

でも、なんかあったかいものを感じたり。

ハイジャック犯に思わず肩入れしたくもなりました。

探偵役の登場人物...続きを読むが飄々としていて魅力的です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月11日

夏の扉というハインラインの名著がある。時間をモチーフにしたSFでボーイミーツガールの快活なストーリーであるなどということと本書はまったく関連がない。
県警の不当捜査により逮捕された石嶺という男を信奉する三人がハイジャックを起こす。その中で発生した密室殺人。
冷静に考えれば真っ当ではない異常なハイジャ...続きを読むック犯であるが、その論理には狂気を含んでいるものの一貫性があり胸が苦しくなる。
若干の消化不良感があるものの、ひたすら世界観に埋没していく。
細かい部分の齟齬はあるかもしれないが、心情描写が好みで魅力的である。石嶺は本人が登場する場面はほとんどないもののキャラクターたちの多面的な語りでイメージを浮かび上がらせており技術力が感じさせられる。
万人にお勧めってタイプの小説ではないが、純粋に良かったと思った。
ちょっと最近、評価が甘めになってきた。かも?

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Posted by ブクログ 2019年03月20日

これは先が気になって読み進めてしまう系。短いしね。
個人的には真壁さんの冷静っぷりが好きだったけど、座間味くんが出てきてからは、そっちを上にあげるためにやや能力ダウンさせられて残念。仲間になると弱くなるアニメみたいな展開で、ちと萎えるんだよねぇ。最初はめっさ頭まわってたのに、終盤はわしでも気がつくわ...続きを読む!ってことを指摘されたり。
まぁでも昨日までの一般市民があっさりと子どもを奪ってハイジャックを成功あせたりして、もしかして自分も簡単にできちゃうかも?という夢を与えてくれるので、良い子のみんなは一度は読むべき。

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Posted by ブクログ 2016年07月18日

なんとなく再読。
記念すべき座間味君のデビュー作ですが、最近の作品より感情が表面に出るところに若さを感じます。

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Posted by ブクログ 2015年12月03日

真壁たち主人公の目的はハイジャックなのだが、彼らの関知しない殺人事件が発生してしまう。真壁はハイジャックを成功させることに忙しく、事件の解明はただの一般人の乗客として乗りあわせてしまった座間味くんに依頼する。
しかしその座間味くんの思考が非常に丁寧で事実をひとつひとつ積み上げて解答に近づいていくとい...続きを読むう過程が小気味いい。同時進行で進む警察との戦い。ドキドキしてどんどん先まで読めてしまう。面白かったー

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Posted by ブクログ 2014年05月16日

なんだか不思議なミステリーだった。もう少し周りの人たちも絡んでほしかったかな。特に中だるみなく、ほぼ一気読み。

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Posted by ブクログ 2014年09月05日

座間味君シリーズはここから始まった。「ハイジャック犯に占領された機内」というクローズドサークルでの殺人事件。結末は幻想的な余韻を感じられた。ハイジャック犯と殺人事件の真犯人の動機は根っこは同じ物ですが、これを理解できるかどうかで面白さが変わってくると思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月01日

面白くて一気に読んだ。
ハイジャックされた飛行機の中で女性が死亡。
ハイジャックという緊迫した雰囲気の中にいるのに、殺人か自殺かあれこれゲームのように議論を交わす登場人物たち。
洗脳なのか宗教なのか、カリスマ的指導者や集団を善として描いているのか、揶揄したものなのか。
推理小説のための推理小説の部類...続きを読むだと思うが、この作家の意図を知りたいと思う作品の一つだった。

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Posted by ブクログ 2017年06月03日

初期の作品は初めて読みましたがこの時から論理が健在なことに感慨深いものがありました。
犯人達の鮮やかな手口、異常空間での謎解き、切ないラストが見事に融合してました。

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Posted by ブクログ 2019年04月05日

那覇発羽田行きの定期便、琉球航空 第八便が、男女3人によりハイジャックされた。
彼らの目的は、不当逮捕された師匠と仰ぐ石嶺 孝志氏を、空港に連れてくること。

しかし、航空機のトイレという『密室』で、女性の遺体が発見される。自殺?事故?事件?

普通に考えれば、犯人はハイジャック犯の3人しかいな...続きを読むい。しかし、彼らは、知らないという。

そこで、この謎を解くための探偵役として指名されたのが『座間味くん』。

彼の推理は?
女性を殺害したのは誰か?

ハイジャックと密室殺人という2つの組合せは斬新で、ハラハラドキドキの連続です。
最後の種明かしや意外な展開もあります。

しかし、月の扉を開けて、あちら側(再生の世界)へ行くという目的(?)は、若干理解出来ない面もあり、残念です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年02月27日

タイトルと話の中身が関連しなかったのですが、終盤に意味が分かりました。主人公達がハイジャック犯で彼等にどんな結末が待っているのかという目線で読んでいたので、結末にはやっぱり…というその結末を肯定する気持ちと別世界へ行く未来を見たかったという残念な気持ちも少々ありました。一人の人間に深く傾倒していくの...続きを読むはほぼ宗教に近い感じを受けました。“座間味くん”の正体は明かさずじまいでしたが、彼が何君だったのが気になるところです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年04月12日

石持浅海さんを読んでみたくてタイトル買いした。
そしたらハイジャックの話だった。

予想しない事態が次々に起こる展開に引き付けられて一気読み。
意外な人物が探偵役に指名されて、しかも期待以上の推理力を発揮するのもなかなか良かった。
座間味くん、おバカなチャラ男だと思ってたのに(笑)。
座間味くんでシ...続きを読むリーズ物になってるらしい。そちらも読みたくなった。

カリスマへの心酔(または信仰)から彼らはハイジャックを犯す。この、動機が「信仰」ってところが、信じてない者からすれば滅茶苦茶に見えるけど、その重さは第三者には図れないだけにズルイ設定だなと思った。

全ての事態の因果関係も明らかにされて、読み手としてはスッキリ。
☆4つにしようか迷っての☆3つ。やはり私はエンターテイメントを越えて考えさせるものがある本を求めているらしい…。

しかし、この手法でハイジャックを試みる模倣犯とか出てこないかねぇ。心配だ。

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Posted by ブクログ 2017年03月22日

心酔する「師匠」のために罪を犯し、ハイジャックしてしまう弟子たち。
しかし弟子たちそれぞれにも、それぞれの思惑や動機があって・・・。
突然のアクシデントで混乱する機内は、犯人によって監視状態に置かれていた。
にも関わらず、殺人事件が起きてしまう。
なぜ?どうやって?
ハイジャック犯からの指名により、...続きを読む不可能犯罪を解き明かしていく(通称)座間味くん。
愛する子供への愛情は、ときに人を狂わしてしまうほどの強さがあるのかもしれない。
理性では抑えきれないほど心が壊れてしまったときに、人は愚かな行為に及ぶのだろう。
犯人の動機には共感はできない。
でも、素人である座間味くんが論理的根拠に基づいて解き明かしていく過程は面白かった。
人の書かないものを書きたい。
そんな石持さんの意気込みが伝わってくるような物語だった。

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Posted by ブクログ 2016年08月23日

この作者の本は読んだことがなくてあまり期待していなかった。
でも読み終わってみたら、また他の作品も読みたいと思うようになっていた。
不思議な世界観だった。
座間味くんが『心臓と左手<座間味くんの推理>』という短編集に出てくるというのでそちらも読んでみたい。
ーーー
沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗...続きを読むせた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変ーー。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。 各種ランキングで上位を占めた超話題作が、ついに文庫化!

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Posted by ブクログ 2015年09月06日

けっこう期待を込めて読み始めたのですが、不自然な設定が多すぎて
「扉は閉ざされたまま」のような切れ味を感じませんでした。

また、座間味くんを含め、主要な人物たちが皆マネキンのように人間味がなく、
誰ひとりとして感情移入することができませんでした。
赤ちゃんにいたってはあまりに静かすぎて、
ポポちゃ...続きを読むんでも抱いているのかと思ってしまいます。

座間味くんシリーズを通して読みたいと思っていたのですが、しばらく保留です。

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Posted by ブクログ 2015年01月15日

面白い設定での犯人探し。
ある目的のためにハイジャックをするのですが、その中で殺人事件が発生。
もちろん犯人たちには思ってもいないこと。
これをどうやって解決するのか、ハイジャックはどうなるのか!
はたまた目的は達成されるのか??
単なる本格モノで終わるのかな~と思いながら読んでいたのですが、意外な...続きを読む方向へ結ばれていて、これまたどういう風に終わらせるのか、もうハラハラ。(う・・・言いたい!笑)
私はこの終わり方、好きです。ちょっぴり救いがあって、切なくて。
確か読んだ石持作品は2冊目のはず。
前に読んだデビュー作「アイルランドの薔薇」もそうでしたが、設定が本当、独特で面白く、それでいて本格派を守っているところが好きです。
他の作品も早く手に入れたいわぁ~。

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Posted by ブクログ 2014年07月24日

座間味君って

何者だ―

お話の大枠はあるグループのリーダーを警察の手から取り戻すために同士がハイジャックを起こすというお話

ただ、内容の中心となるのはハイジャック機内で発見される死体の真相解明

この死体はハイジャック事件とは別口で起きる犯行でありまして、これを解明するのが一乗客である『座間味...続きを読む君』であります

なんてことない、ただ、偶然に乗り合わせてしまった、一般人

ですが、いつのまにやら、名探偵・・・・・・違和感①・・・・・・

そして、乗客の死

周りの登場人物の反応が軽い・・・・・

人が死んでいるのに・・・・・違和感②・・・・・・

前回読みました『水の迷宮』と同じようなテイスト

サスペンス&ファンタジー??

登場人物の死体への向き合い方の軽薄さ

限られた空間の中でのお話というところも

内容に飽きてしまうことはないんだけど

終わってみると

消化不良って感じでした

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Posted by ブクログ 2014年05月02日

前作『アイルランドの薔薇』と同様にユニークなクローズドサークルを作り出すのが巧いと思います。ハイジャックされた飛行機の中で起こる不可能犯罪。その事件の推理をハイジャック犯に指名された乗客の一人が行うという趣向も面白かったです。ただ、仕方が無いとはいえ推理が始まると乗客が置き去りにされてしまう感があり...続きを読む、緊迫感が無くなってしまったような気がします。ハイジャックの動機や結末で見られる幻想性は好き嫌いが分かれそうですが、月の光を思わせる不思議さと物悲しさを残す物語に最後まで惹きつけられました。

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Posted by ブクログ 2013年09月19日

ハイジャック中におきる密室殺人。

現実離れしてるし、動機が弱い。
ハッピーエンドではないが、すっきりした終わり方は好き。

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