石持浅海のレビュー一覧

  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    座間味くんの切れ味鋭い推理(想像?)が冴え渡る安楽椅子探偵もの。
    面白かったですが同時期に発表された「Rのつく月には気をつけよう」と比べると若干見劣りしてしまう。
    内容が重大なだけに違和感を覚えてしまう面が無きにしもあらずというか…
    それでも些細な点から論理を広げていく様子は良かったです。

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    2017年06月03日
  • 月の扉

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    初期の作品は初めて読みましたがこの時から論理が健在なことに感慨深いものがありました。
    犯人達の鮮やかな手口、異常空間での謎解き、切ないラストが見事に融合してました。

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    2017年06月03日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    2012/2/11
    石持浅海の短編ミステリがまた読みたくなって衝動買いしてしまった。
    楽しみながら少しずつ読み、感想があれば加えてみたいと思う。
    (税別495円)

    2012/2/18
    ”貧者の軍隊”(P29)を読みました。
    主人公”座間味(ざまみ)くん”と警視庁大迫警視との会話シーンであり、およその筋書きは・・・

    ”貧者の軍隊”は、日本における優秀な頭脳、技術をもったたった5人のテロリストであり、位の高い人をターゲットとし、身近な材料で作った武器を使い、他人は巻き込まない、告発したことはマスコミを通じて事実として暴かれるといったところから””現代の仕置人”と呼ばれ、一般にはうけがいい。

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    2012年02月19日
  • 賢者の贈り物

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    これこれ!


    粗雑に書かれた本にイラッとしていたけれど、なんとかこの本で機嫌が直る。
    最高の口直し‥と思いつつ、★5つ!とできなかったのはひたすらに、
    微妙な1作のおかげ、というか、せい。

    なぜかオチのない作品がある。
    しかもそれが、短編でのオチなしどころか、全編を並べて俯瞰したときに、
    もしやこれが、通しでのオチなし!?
    の、可能性が大だったから。

    うーん、うーん、どうなんだろう?
    この作品のネタばらしが知りたい!
    ネットで必死に検索したけど、イマイチ納得のいく回答が見つからず。

    ちょっとしょっく〜。
    誰か、ぜひすっきりと、解決お願いいたします!

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    2011年11月08日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    抜くときに ギャー というと聴いたことがある マンドレイク(アルラウネ)
    人を殺すことを冷静に表現するとこうなるのか……
    まるで 自分で刺しているみたい う う 気分が

    最後の殺人は…… あっ そこへ持って行くのね
    いろいろバリエーションを想像しながら読んでいたけど、はずれました~

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    2011年10月06日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    通算300冊目。
    お得意の思考、論理、葛藤を駆使して連続殺人を行う男の心理描写がしっかりされてあり、狂気に変わっていく様には引き込まれるものがあります。
    いつもの本格とは毛色の違う作品ですが、これはこれで好きです。

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    2018年05月05日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    この本は、狂気という言葉がぴったりだと思います。推理をしていくというタイプのミステリーではないです。

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    2011年09月07日
  • 顔のない敵

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    地雷撤去に携わる人たちの中で起こる殺人。
    心情的に理解しかねる部分はあるものの、重いテーマを分かりやすく紹介してあり、薄いわりに内容が濃い。

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    2011年08月25日
  • 賢者の贈り物

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    誰も死なないミステリー。
    「磯風さん」については、あとがきを読んでからもう一度読み直すと、また面白いです。

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    2011年06月05日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    女性の中で優秀な人が「男性化」する社会。生まれる人類は全て女。
    創造するだけぞっとする、なんかよしながふみの大奥みたい。
    あれれ、読み終わってから時間経つとなかなか思い出せなくなってしまう内容、でもすらすら読めたミステリ。
    この作者さんは性別にチャレンジするのが好きなのかしら。

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    2011年03月17日
  • 水の迷宮

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    夜の水族館で一人残業をする男。頻発する水槽の温度異常。そして突然訪れる死。
    物語はその数年後。水族館に脅迫のメールが届く。悪意があるのかないのかわからない悪戯が水槽に繰り返され、振り回される職員。しかし「悪戯ではすまない」死体が発見される・・・

    この人文章のプロット力がすごいなあ・・・殺人なり事件なりが起こるものの、その事件の不可能性とかそういうところは比重を軽くして「何故そんなことが起こったのか?」という原因の謎、というところに焦点を置く手法は毎度毎度感心させられます・・・おもしろいわ~。

    結構多作みたいなのでしばらくこの人の作を読みふけりまくりたいと思います。

    ところで、本作のラスト

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    2019年01月16日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    この方の本を読むのは3冊目。
    読んだのは月の扉、水の迷宮。

    いや~、座間味君。いいですね~。
    月の扉では、かなり唐突に強引な展開で
    主人公(?)の女性を乗っ取った感じで驚きましたが
    やっぱり、あれは彼が主人公だったんでしょうかね??

    この作品では彼の魅力がいっぱいでした。

    3冊のうちでダントツ一番良かったです。

    短編集なのだけど、ひとつひとつのボリューム、
    まとまりがちょうど良く、テンポ良く一気に読んじゃいました。
    最後の彼のひとことがまた何とも良いです。

    多分、この短編集を読んだ後に彼の登場シーンを知るという意味で読んだのなら月の扉の評価はもっと高評化にしていたかもしれません。

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    2010年09月25日
  • 顔のない敵

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    「地雷」と「ミステリー」なんて相容れない。
    そう読む前に思っていたのに、そんなことは全くなかった。
    時代の移り変わりと共に、さまざまな登場人物の思いが描かれていて、何だかやりきれない気持ちにもなったが、非常に良かった。
    あらすじで難しそうだと避けずに、読んでみて欲しいと思う。

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    2010年06月22日
  • セリヌンティウスの舟

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    マンションの一室という、狭い空間で話が進んでいく。少々ファンタジー的要素があるが、違和感なく最後まで飽きずに読めた。

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    2010年06月02日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    特殊な世界観の中での話しなのでそういう世界なんだからと思えば
    なんでも許せるんじゃないでしょうか。

    なかなか面白くドキドキしながら読めました。
    あまり期待せず読んだ分、余計に評価が高いです!

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    2010年05月12日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    不思議な本だった。



    そもそも設定が不思議。
    全ての人類は、女性としてしか生まれず、その中で、
    優秀な人のみが『男性化』という性転換を遂げる。
    しかも、男性化するためには原則として処女ではいけない。

    だから、自分の父親は、姉の母親でもあるとかいう、
    不思議な家族が成り立つ。

    その世界では、男性は生物学的に『優れている』とみなされる。
    たいした仕事でなくても、高給をもらえるが、
    逆に要職は女性で占められる。
    少子高齢化対策のために、男性は
    『暇と金を与えるから、その代わりに沢山の子供を作りなさい』
    という役割となっている。
    男性にとって、性行為はある種の義務でさえある。

    そんなわけで、

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    2010年04月15日
  • 顔のない敵

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    語りつくされた表現だけれど、確かに作家のデビュー作にはその全てがつまっている。
    と、感じさせてくれた一作。

    対人地雷という変わったテーマにいどんだ連作集はどれも、身近にはない地雷というもの、それにまつわる政治や活動、人の思い、残酷さ、貧富、格差、技術、さまざまなものを内包しながら、石持流のさらりとドライな語り口でスマートに読ませる。

    最後の後書きに丁寧に語られた、作者自身の地雷に対する真摯な態度にも感銘を受けた。

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    2010年03月29日
  • 温かな手

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    石持浅海さんの本は初めて。

    もっと硬い文章を書く「本格」系の人かと思ってたけど、いやいや全然違いました。

    柔らかい文章と優しい登場人物。いい雰囲気の作品でした。

    SF的な設定もあるけど、それも鼻につくことないので、SFが苦手な人でも大丈夫。

    短編の連作物で、最後のストーリー展開はちょっと読めてしまったけど、魅力的な文章で最後まで飽きさせません。

    石持さんの他の作品も読んでみよう。

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    2010年03月22日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    全ての人間は女性として生まれ、優秀な人間が男性へと自然に性転換するという世界設定。
    特に優秀な男性「BG」の話を中心に、主人公の少女がそれに巻き込まれていく話。
    世界設定が面白い。そこで繰り広げられる話は幾分単調ながら、少なくはない登場人物がみんなキャラが立ってて、楽しめました。

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    2010年03月07日
  • セリヌンティウスの舟

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    海難事故からの生還で、強い絆で結ばれた6人の仲間。
    その1人が、自殺してしまう。
    残された直筆の遺書、用意した青酸カリの出所は、全て自殺を物語っていた。
    しかし、たった一つの不自然な点から、5人は彼女の自殺に疑問を持つ。
    彼女の死は、本当に自殺なのか?
    ってな話。

    完璧に整った、自殺以外ありえない状況から、一体どうなるのかとハラハラしながら読んだ。途中の行ったり来たりの推理がちょっとヌルかったけど、それも含めて面白い。ちゃんとまとめたラストは予想外。おすすめ。

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    2009年12月18日