石持浅海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは人間ではない。
そして会社員の北西匠の同居人・ムーちゃんも人間ではない。
二人は人間の生体エネルギーを吸収し生きる、人とは異なる生命体なのだ。
それぞれ魂のきれいな同居人においしいごはんを作り、過剰摂取した分のエネルギーをもらう生活を続けているのだが、その同居人たちのまわりに事件が起こって・・・というストーリーで7編の短編集になってます。
(いくら食べてもギンちゃんがいればダイエットいらずなんだよなぁ。
うぅ、一家に1人はほしいものだわ。
アタクシ、魂の清浄さに自信がイマイチなので、きっと来てくれないと思うけど・・・。)
んー、設定は面 -
Posted by ブクログ
うーん。連作ミステリーで、主要登場人物が限られているものに共通した話なんですがね・・・どうして、そんなにその人たちの周りで殺人事件がいっぱい起きるのさ・・・って思ってしまうんですよね。なおかつ、対人地雷をテーマにしているので、それに関係した人たちが亡くなる訳で・・・そこのあたりの不自然さみたいなものがどうにも気になって。あと、恐らく作者は、対人地雷の非人道的であることやNGO団体の実態やその難しさみたいなものも同時に訴えようとしているのですが、ミステリーとそのテーマとの比重がうまくいってない気がします。というか、殺人をテーマにからめて無理矢理作り出している感がある・・・ので、動機とかが弱いとい
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Posted by ブクログ
私、水族館が好きでね。ひんやりした空気のほの暗い館内、そこだけ明るい水槽の中に群舞する海獣や魚の群れ。いつまで見ていても飽きないですよね。
この本は、閉鎖間際から立ち直り今は環境展示が人気を集める水族館が舞台。
3年前、不慮の死を遂げた片山の命日に、館長に届けられた携帯電話に送られてきた一通のメール。水槽への攻撃を暗示する内容に職員たちは見学者に悟られないように対応を重ねるが、次々と水槽は危険に晒され、そこからは片山の死が連想され、そして遂には殺人事件が起きて…、というお話。
近年の水槽の巨大化や自然に近い展示方法の進化をもたらした水族館の職員たちの努力など、水族館好きには興味深い話を背景にし