石持浅海のレビュー一覧

  • 彼女が追ってくる

    Posted by ブクログ

    殺人に至る動機が曖昧で入り込めなかった。
    謎解きは面白かったけど、そんな単純な理由?と思うことしばしば。
    最後まで罠を仕組むくらいなら、そんなにあっさり殺されるなよ、とも思う。
    テンポが良く仕掛けは面白いだけに、細かいところのイマイチで入り込めなかった。

    0
    2014年11月30日
  • 御子を抱く

    Posted by ブクログ

    犯人は何故被害者を殺さなければならなかったのか・・・うまい具合に読者を誘導していた。
    殺意の前提をうまく隠していたのは見事

    0
    2014年11月28日
  • 御子を抱く

    Posted by ブクログ

    石持さんらしいな~って話でした。宗教色?洗脳?ぽっさがやっぱりあった。
    悪者いない、っていうかだから怖いみたいな。

    私も「部外者」だから犯人はなんとなくわかったな。
    トリックもいまいちだった気がする。

    一つ言えるのは本当に星川さんがいたら私も会ってみたいわ。

    0
    2014年11月20日
  • 御子を抱く

    Posted by ブクログ

    初期作品の作風に戻り、期待したのだが、もう一つ練りこみ不足というか食い足りない。説得力、意外性、どんでん返し、もう二つ三つ作れたと思うが。6.5

    0
    2014年11月09日
  • 三階に止まる

    Posted by ブクログ

    奇妙な話系の短編集。最後の2編「黒い方程式」「三階に止まる」が印象的だった。
    「黒い方程式」は、そりゃ開けたらやられるでしょうよ、というのは誰でも思うと思うのだが、その動機と夫の反応が、なかなか意表をついていた。いい話だなあ…って違うよ。
    「三階に止まる」はホラーとしてもよかった。気持ち悪いよお。

    0
    2014年10月26日
  • 御子を抱く

    Posted by ブクログ

    一人の人物を「師」と仰ぐ奇妙な団体で起こった殺人。設定が面白いですね。宗教っぽいけど、宗教ではない。いっそ宗教団体でもトリック破綻しなかったような気もしますけど、それだと読み終わった後の印象が平凡になってしまうのかもしれないし。。。

    しかし実際にこんな感じの理由で人は人を殺すものなんだろうか?犯人が「狂って」いたとしちゃうのも安直な気もするし。。。

    0
    2014年10月15日
  • 相互確証破壊

    Posted by ブクログ

    このテーマでこんなに書けるのはすごい。ミステリにもなっている。おもしろくないわけじゃない。
    でも、性描写が陳腐で飽きる。みんなじゅんってしすぎだしうおうって言いすぎ。全部同じキャラならわかるけど書き分けがなかった。発想はおもしろいので残念。

    0
    2014年10月14日
  • 相互確証破壊

    Posted by ブクログ

    20代女性の視点で描く「官能推理」短編集ですが…、
    2つのワンパターンによる幅の狭ぃ作品集でした…。

    1つ目のワンパターンは、お話のシチュエーション。

    短編6本中3本が、40代男性上司と20代女性部下の、
    「社内不倫」といぅ同じシチュエーションでしたが、
    となると、お話自体も、おのずとワンパターンに…。
    それ以外の3本では、「カントリー・ロード」は、
    サスペンスとしては、ベタだけどよかったかな~。

    2つ目のワンパターンは、セックス描写(プレイ)。

    6作品すべてで、セックス描写(プレイ)が同じ…。
    しかもノーマルなので、さすがに、ゲンナリ感も…。
    今どき、ネットでは、無料のアダルトサイト

    0
    2014年10月10日
  • アイルランドの薔薇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    組織を裏切った者の暗殺を謀ったが裏切り者は何者かの手によって殺されてしまう。日本人の活躍により謎が解けていく。
    最初はアイルランドの紛争のこと自体知らなかったので、入りこめるか心配でしたが、読んでいくうちに北と南の人間性もわかるようになりました。
    しかし、少しあっけなかったような感じです。

    0
    2014年10月01日
  • 御子を抱く

    Posted by ブクログ

    石持ファンなら受け入れられる設定かな。でもミステリー要素としては、あまり意外性なかったなあ。
    石持初心者の方には、短篇集等で慣れてから読むことをおすすめします。

    0
    2014年09月27日
  • 御子を抱く

    Posted by ブクログ

    不思議な設定
    宗教ではないと言いながら
    ほとんど宗教の成り立ちと変わらない
    教祖が亡くなってしまった後に
    どのように組織を存続させるか

    さてさて、この後、存続するのかなぁ?

    0
    2014年09月21日
  • 相互確証破壊

    Posted by ブクログ

    官能小説にミステリー的なオチを付けた短編集。ストレートなエロ描写たっぷりで読者を惹きつける力は強大です。ただ、性行為中の男女のセリフがワンパターンなのは残念でした。
    ミステリーとして評価出来ない短編もありましたが、【カントリー・ロード】は傑作です。女がヒッチハイクした理由を解き明かすロジックが見事で、エロシーンが伏線としてガッチリ機能していました。
    【見下ろす部屋】も有り得そうな話で面白かったです。

    0
    2014年10月08日
  • 相互確証破壊

    Posted by ブクログ

    う~ん ミステリーの方は相変わらず意表をついていて面白いんだけどねー
    エッチの方がね、バリエーションなさすぎじゃない?

    0
    2014年08月31日
  • まっすぐ進め

    Posted by ブクログ

    作者にしては珍しい日常ミステリー。その人の行動・言動にどのような意味があったのかを論理だけで推察するという短編集。明確な答えは出せないが、おそらくこうなんじゃないかという結論で終わりがち。仕方がないことだが、ややもやもや感が残る。

    0
    2014年08月29日
  • 相互確証破壊

    Posted by ブクログ

    まさかの官能小説。石持浅海さんてこんな小説も書くんだ、という驚きでイッパイ(笑)。ただ短編が並ぶと、官能表現が同じになってくるので、だんだん笑えてきちゃう。
    「ひゃう」はウケました。推理と官能は両立するもんなんですかね。とにかくがっつりエロスでした。

    0
    2014年08月08日
  • アイルランドの薔薇

    Posted by ブクログ

    アイルランドとか武装勢力とか和平交渉とか身近に感じられない事ばかりなのだが、宿屋で起きた殺人を解決すべく整理していく日本人科学者・フジの頭のキレがすごくて面白い。

    0
    2014年07月24日
  • 攪乱者

    Posted by ブクログ

    パートタイムテロリストっていう設定
    ちゃんと表の顔では仕事をしていて
    余暇の時間に命じられた任務を遂行する

    余暇の過ごし方としては、なかなか有意義

    0
    2014年06月27日
  • 水の迷宮

    Posted by ブクログ

    水族館という狭い空間内で組み立てられるミステリー
    犯人捜しであります

    館長宛てに届けられる携帯電話
    そこに送られてくるメールには水族館内の生物に危害を加えるという趣旨の内容文が
    攻撃される理由が不確定のまま職員たちの心の中に三年前に起きた事件が甦る
    閉鎖寸前のこの水族館を復活させたカリスマ職員の事故死・・・・・・
    三年前の事故と今回の脅迫事件の関連性、そして、犯人の狙いとは!!!!!!!

    ってお話なんですけど

    緊迫感が

    薄ーい

    迷路のような狭い空間で繰り広げられる姿なき、正体不明の脅迫者との攻防は外目にはミステリーファンにはとてもワクワクさせられる設定なのに・・・・・・

    すべての謎

    0
    2014年05月30日
  • 耳をふさいで夜を走る

    Posted by ブクログ

    石持氏としては珍しいクライムサスペンス。論理的な思考で物語が進んでいくのはいつも通りか。緊張感のある展開は面白いが、主人公が3人の女性を殺そうとする動機が弱い。もっとすごい理由を想像していただけに残念。でも、これも石持氏のいつも通りなところか。

    0
    2019年06月13日
  • まっすぐ進め

    Posted by ブクログ

    強引というか不自然というかなんというか。
    これみよがしにBaby-Gを2つつけてみたり(もっと目立たない腕時計はほかにもあるのに)、ひとつが黒で、それを恋人に渡してしまう秋の行動に、自分を救ってくれるのは男性だという過剰な自意識と、自分は男性にもてるという依存心と身勝手さがそこかしこに感じられて、私はあまり好きになれなかった。
    短編それぞれのなかで語られる謎の推理も飛躍しすぎていて、納得できなかった。

    0
    2014年05月18日