石持浅海のレビュー一覧

  • 身代わり島

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    アニメ映画の舞台となった島で起こった殺人事件。この設定がよかった。謎解きの過程もなかなか。
    ただ、石持氏の小説にありがちな動機の希薄さを感じた。幼女趣味がばれたからと言って殺すか?
    でも、まぁ楽しく読めたのだからよしとする。

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    2015年06月13日
  • 攪乱者

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    兼業テロリストの緩~い活動記録
    3人の一人称が繰り返される。
    エンディングは、やや無理矢理感あり。
    串本が生きているので、続編も行けるかも。

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    2015年06月10日
  • 玩具店の英雄~座間味くんの推理~

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    ネタバレ

    何となく引っかかると思いながらも読み進めると、座間味くんは見事に言い当てる。すごいなぁと思う。
    短編なので物足りないのと、あまり人が亡くなったりしてほしくないので、★は-2としましたが、長編だときっと面白いと思います。

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    2015年05月24日
  • 御子を抱く

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    石持浅海による、宗教サークルミステリ。
    教祖的に崇拝される人物が亡くなり、休眠状態にある彼の息子を巡って起こる連続殺人事件の話。
    クローズドサークルでもないのに緊張感を維持している感じや、感情的な要素もロジカルに噛み砕く点は、相変わらず秀逸。
    テーマとしては、そういった著者の作風にとてもマッチするものだったと思うので、もう少し頑張って欲しかった、というところ。
    しかし、この人はかなりドライな描写で淡々と話を進めるのに、なぜかよく青春・恋愛要素を盛り込む。今更ながら、ミスマッチのようで科学反応起こしてるような、不思議な感じがする。
    3

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    2015年05月11日
  • 御子を抱く

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    もっと宗教色が強くてどす黒いはなしかとおもったら、思いのほかライトだった。だからこそ、最後までページを繰ることが出来た。

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    2015年04月30日
  • 身代わり島

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    石持浅海の独特な感じが、舞台設定とホワイダニットには効果的に発揮されていたと思う。
    他、例えば感情描写や会話は、物語上の必然性というか相性が、そこまでマッチしてたということはない。
    著者のファンとして、文庫化で購入したことに後悔はなく、読んでよかったが、特別人に薦めようとは思わないくらいの、普通、な出来。
    3-

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    2015年04月29日
  • 顔のない敵

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    地雷をテーマにした6編+1の短編ミステリー。

    各話登場人物が重なり合って登場して面白い。

    この作品も大局のためには罪に目を瞑るという結末が全て。

    石持さんはとことん大局的正義を貫き通すことがテーマなのかもしれない。

    杉下右京が出てきたらバトりまくりそうだ。笑

    と思ったら、最後の1話は地雷も関係なく、犯人は警察に捕まったようだ。

    短編とはいえオーソドックスなミステリー作品もあったのはちょっと意外だった。

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    2015年04月26日
  • 玩具店の英雄~座間味くんの推理~

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    長らく文庫にも電子書籍にもならなかったので期待しすぎたかもしれません。
    他の石持浅海の短編『Rのつく月。。とかの方が読み応えある気がします。

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    2015年04月22日
  • 水の迷宮

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    ネタバレ

    水族館を舞台にしたクローズドサークルミステリー。

    相変わらず読みやすく、この作家らしい雰囲気も満載で面白いが、アイルランド同様出てくるキャラに感情移入はしずらい。

    これもこの作家の個性なんだろうな。

    今までと少し違う、というか違和感を感じるのは、殺人事件の真相があまりにも軽んじて描かれることだろうか。

    人の死よりも夢の実現の方が大切なのだろうか?!という疑問が今でも消せないでいる。

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    2015年04月21日
  • アイルランドの薔薇

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    ネタバレ

    アイルランドを舞台にした、アイルランドの南北問題をテーマにしたクローズドサークルミステリ。

    警察関係者が来れない閉鎖的環境というのがこの作家の真骨頂らしい。

    この作品も同様の環境下で、武装勢力NCFという組織が関わるという状況が通常のミステリとは一線を画して面白い。

    ただ探偵役のフジを筆頭に、出てくるキャラが特殊すぎて、感情移入しずらいのが、この世界観に入り込むのを妨げているような感じ。

    とはいえ読みやすいし、デビュー作だそうなのでそれを考えれば悪くない作品ではないかと。

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    2015年04月17日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    感じかたや考えかたは人それぞれ、と分かっていても、このお話の犯人の殺害動機は解せないものがあります。
    動機云々を考えないで読めば、これから人を殺しに行くっていう緊張感を何度か味わうことができて、ハラハラドキドキですが。

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    2015年04月15日
  • トラップ・ハウス

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    相変わらず密室の作り方がうまい。探偵役の広瀬を中心に推理を展開していくが、素人っぼさをわざと醸し出させて何回もミスリードしていく描写はなかなか興味深い。
    さらっと読むにはちょうどよい本格ミステリーだ。

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    2015年04月03日
  • 身代わり島

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    ドキドキする序章の始まりだったけど、事件の解決には絡まずあっさり終了。
    どんな言葉で飾っても、子どもを商業的に使おうとする大人たちは好きになれなかったな。
    鳴川さんがあり得ない万能ぶりでも許せてしまうほど唯一好印象。正体不明なので気になってしょうがない。また別の作品でお会いしたいものです。

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    2015年02月26日
  • 相互確証破壊

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    ネタバレ

    エロいだろうとは思ってたけど、これほどまでとは…
    官能ミステリ小説?エロ8割ミステリ2割ってところかな。

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    2015年02月14日
  • セリヌンティウスの舟

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    一つずつ問題提起されて一つずつ解決していく。テンポは良いが登場人物特に美月に全く感情移入できない。凡人たちが話あって論理展開していくのもなにか物足りない。こいつは!ってキャラクターがいないのが惜しい。読みやすい

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    2015年01月23日
  • 身代わり島

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    まぁ面白かった。
    2015.1.13

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    2015年01月14日
  • 身代わり島

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    石持浅海で孤島ものでというわけで期待しすぎたかもしれません。
    テーマがいまいちというのもありますが、折角登場人物が単にコマという以上に描かれていているのにチグハグする印象を受けます。
    ロジックはよいのですが。。。何だろうこの満足感の足りない感じ。

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    2015年01月09日
  • 御子を抱く

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    石持さんらしい作品。私には設定そのものが理解しがたかったので、作品に入り込めず。もやっとしたまま終わりました。

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    2015年01月06日
  • トラップ・ハウス

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    文体が一人称なのか三人称なのかハッキリしない、主役が誰なのか分からない、登場人物の半分が空気、あまりにもご都合主義な展開と、ちょっと残念な点が多い。
    あと、もっと人が死ぬ話だと思ったので拍子抜け。
    舞台設定なんかはいいと思ったんだけど…

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    2014年12月12日
  • 見えない復讐

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    【背表紙】
    エンジェル投資家・小池規彦の前に、同じ大学の後輩にあたる田島祐也が現れた。立ち上げたばかりのベンチャー企業への出資を求めに来たという院生の田島は、熱意と才能に満ち溢れた若者のように見えた。しかし彼の謎めいた行動から、小池は田島が母校の大学に烈しい復讐心を持っていることを見抜く。そして実は小池自身も、同じ復讐心を胸に抱いていたのだった…。「実行者」と「支援者」、ふたりの天才が繰り広げる極限の推理劇!

    ★2.5くらい。
    推理に少し無理があるようにも感じる。

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    2014年12月02日