石持浅海のレビュー一覧

  • 三階に止まる

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    【収録作品】宙の鳥籠/転校/壁の穴/院長室 EDS緊急推理解決院/ご自由にお使い下さい/心中少女/黒い方程式/三階に止まる

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    2013年09月14日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    座間味くんの短編。
    最初はロジックに驚かされ面白く読んだが、どれもパターンが同じすぎて飽きてしまう。
    毎回出る食べ物屋に関しても、もう少し薀蓄を混ぜたほうが面白いかな・・・?

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    2013年07月31日
  • 三階に止まる

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    ミステリの短編集だと思っていたらそうではないものが混じっていたというのが,読み終わった後に残るもにょもにょ感の原因か.

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    2018年10月07日
  • アイルランドの薔薇

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    ◆南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!


    石持さんの作品は二冊目!
    やっぱり石持さんの作品は、設定が特殊で面白い!
    日本人なのに、なんで処女作をアイルランド問題に絡めたクローズドサークルものにしたんだろう?ってのが少し気になりました。

    アイルランド問題に詳しくないから、ちょっと歴史的な描写を読み進めるのに苦労したかな。
    登場人物が多くて、しかも英名だから、誰

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    2013年07月12日
  • 水の迷宮

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    帯の、「胸を打つ感動と美しい謎」は言い過ぎ。やっぱり人がなくなっているのだから、最後のみんなでお口を閉じるというのはどうかな。共犯者。謎解きまでは面白かったし、片山館長が目指していたもののスケールの大きさも想像して楽しかったが。締めは都合よ過ぎ。

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    2013年05月07日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    お酒を飲みながら、会話の中で 恋愛の謎を推理していくミステリー短編集。 動機や人物像もわかりやすいし、 さくっと読める本で、おもしろかったです。 登場人物も皆サバサバしていて爽やか。 とにかく、お酒と肴が美味しそうで 口に入れたときの香りやのど越しを想像したら、幸せ。 おなかがすく本です。

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    2021年01月16日
  • 水の迷宮

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    解説にて「甘い」という言葉が使われてたけど、確かにそうかも。
    けど、いいお話だし、事件も面白かったと思います。
    水族館に行きたくなりました。

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    2013年02月19日
  • 賢者の贈り物

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    日常のちょっとした疑問をあーでもない、こーでもないと仮説をぶつけ合いながら解決していく短編集。
    童話のストーリが各編で象徴的に使われていることと、「磯風さん」という女性が推理の補佐役で登場するところが共通点です。磯風さんの年齢や
    立場は短編毎に変わるものの、黒髪で美人で聡明という共通点を持っているので、もしかして同一人物かも?
    仮説のバリエーションには感心・共感するものの、少しくどいので、途中で「もうええやん」と突っ込みたくなり星3つ。

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    2012年11月16日
  • セリヌンティウスの舟

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    「走れメロス」に登場するセリヌンティウス。
    確か彼ってメロスの身代わりとして人質になったんですよね…。
    その話を土台として、自殺した美月の謎を解明していく仲間5人。
    内容はほぼ謎解きばかり。
    特に驚きのラストってことはなかったけど、相変わらず細かな部分をいちいち掘り下げていくな~って、半ば感心?半ばちょっと飽きたな(笑)という感想でした。

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    2012年10月19日
  • 八月の魔法使い

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    平凡な会社の平凡なサラリーマンがロジックのみを武器に、ある一日を乗り越える物語。この作品限定条件にもとづくロジックが多いが、日々のサラリーマン生活でも多少なりともある話だな。官僚的な会社と付き合う時と、停滞気味の社内では特に。

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    2012年10月06日
  • 心臓と左手~座間味くんの推理~

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    本屋に立ち寄った際に見かけた、ハイジャック事件の時の男性。
    声をかけ飲みに行き…そうして出来た飲み友達?
    飲むついでに事件の話をして、微妙に解決していきます。

    飲む、という事は、当然『食べる』という事。
    前回と違って短編集になっているので
    毎度毎度色々食べています。
    あぁ美味しそう…。

    印象に残っているのは、表題である短編。
    そのまま想像すると…ちょっと気持ち悪いです。
    入れているとはいえ、そのまんま持ち歩いているのですし。
    袋が袋なだけに、誰も気がつかないでしょうが。
    沖縄の話も、違う意味で衝撃的ですが。
    女って怖い…とかいう前に、恋人をそのまま置いて行く気ですか。
    いやでも付いて行って

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    2012年09月30日
  • 水の迷宮

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    ネタバレ

    水族館の話、としか覚えてなかったので再読。
    読み始めて、ほんとに全然覚えていなかったことにびっくり。
    物語としての整合性はあるんだけど、やはりちょっと非現実的な展開でもあるので、現実に引きつけて感動するというタイプの作品ではなかったということかもしれない。
    水族館の裏側が垣間見られたのは興味深かったけど、やはり「一人で全部背負い込む」というのが無理があったかなあ。その夢の継承という展開はしかし、物語としては美しいとも言える。
    この作品は白石持浅海なんだろうなあ。ラストがなんとなく清々しい感じになっていたので。
    人が何を許して何を許さないかは、千差万別。なにに価値を置くかも人それぞれだという潔さ

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    2012年09月20日
  • 温かな手

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    ギンちゃんとムーちゃん
    お互いの相手と握手したのは自分らがいなくなった後のことを考えての行動だったんだよ、切ないね

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    2012年08月12日
  • 八月の魔法使い

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    なんとも石持さんらしいというか。
    どうでもいいことを練りに練る、みたいな。
    スケールの小ささが、心地よいです。

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    2012年08月11日
  • セリヌンティウスの舟

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    ネタバレ

    設定的には石持さんらしい感じ。スキューバだし。やっぱスキューバしたいなーと関係ないことを思う。自殺した仲間の謎を解く話。しかし、結局その理由が分かったような、分からなかったような。やっぱり美月や磯崎の考えはよく分からない。そんなに自分たちの思い出を印象付けたかったの?むー。麻子だけ美月と呼ぶ理由も解明されてないし。何かしっくりこないわ。そもそも「走れメロス」、全然好きじゃないしなー。

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    2012年07月31日
  • 温かな手

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    ネタバレ

    7編の連作短編集。非常にライト。面白いとはいえない。ギンちゃんがギンボ君みたいだなーと思ってたら、まさにその魚からの命名だった。こっちは見た目からじゃないけどね。同じ人間ではないとはいえ、ギンちゃんは優しくかっちょいいし、ムーちゃんだって北西匠は好きだっただろうに。しかし、人間でないと分かってたって、性的興味というか関心は持てそうだけどな。特に匠がムーちゃんに対して。最後は切ない。黙っていなくなるなよ。ひどいよ。残されたもの同士だからといって、うまくいくだろうか。いくらお互いいい人だからといって。私もギンちゃんと暮らしたいものだ。

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    2012年07月28日
  • アイルランドの薔薇

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    閉鎖空間の舞台設定は演劇を見ているかのよう。あらすじにしてしまうと解決などは凡庸だが、細かな仕掛けに何度も翻弄される心地よさがある。7.5

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    2012年05月27日
  • 耳をふさいで夜を走る

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    ひゃー!

    石持作品でこのクオリティはがっかり。
    初の石持作品ハズレバージョンだ。


    私の好きな石持作品は、閉ざされた空間で、
    最小限の人物と条件だけでストーリーが展開するもの。
    例えば「扉は閉ざされたまま」とか、「セリヌンティウスの舟」。

    今回の作品は残念だったな〜。
    フリは十分だったのに。
    才能の開花とか選ばれた少女達とか。
    あーもったいない!!!
    なんだってーの、このエンディング。
    むしろ若干、目を塞ぎたくなった感あり。

    これだけの才能のある人なので、次に期待。
    待ってますよ石持先生、渾身のミニマムないつものあのキレを!

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    2012年04月30日
  • セリヌンティウスの舟

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    ネタバレ

    石持浅海らしい、ロジックを突き詰めるミステリーでありながら、
    そこにあるのは冷徹な論理の「冷たさ」ではなく、
    あくまで、人を信じることを描いた、とても「温かい」作品。

    自殺に至るまでの動機付けが苦しいと見る意見もあるでしょうが、
    この部分こそが、人と人の絆の意味を問う、今作の醍醐味(論点)なのだと思います。

    ///

    遭難するも奇跡の生還を遂げた男女6名のダイバー。6人はその不思議な縁を大切にし、
    定期的に同じメンバーでのダイビングを実施していた。
    しかし、メンバーの1人美月が、ダイビング後の宴席で皆が酔いつぶれた中、
    青酸カリを呷る自殺を遂げる。

    残された5人は49日の法要で再び顔を合

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    2012年04月05日
  • BG、あるいは死せるカイニス

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    題名のアルファベットの意味が今一つ落ちてこなかったのが残念。一方で人間が性転換する世界と言う独特の設定においてパズラーとしてのミステリーを成立させているのは見事だった。ジェンダーフリー、高齢化社会といろいろな現実の社会問題を取り込む為のとしての舞台装置だったことを読み終わってから理解する。好みはわかれるところだろうが、この作品に限って言えば好感が持てた。伏線の張り方からするとあくまでも本格ミステリーが作者の意図するところであろうし、その部分が失敗しているとは言わないが、SFのスパイスがよく効いてそちらのほうが印象に残る作品。

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    2012年02月16日