石持浅海のレビュー一覧

  • 殺し屋、続けてます。

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    ネタバレ

    1作目を読んで面白かったので、さっそく続編を買いました。
    今作も表紙が可愛いですね。
    帯に「殺し屋に商売敵現る!!」と書いているからどきどきしながら読んだのに、想像していた展開と違って拍子抜け。煽るな。

    前作は富澤視点が多かったですが、今作は雪奈、塚原、依頼者、商売敵の鴻池と色んな人が語り手になっています。
    前作では「伊勢殿」視点もありましたが、それに比べ塚原が語り手の「死者を殺せ」はあまり塚原の人となりがわからない感じでちょっと残念でした。

    一番面白いと感じたのは「銀の指輪」。次点で「靴と手袋」。読んだ後なるほど…となる話が面白いです。
    「靴と手袋」で、鴻池と富澤がエンカウントするかと思

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    2021年12月31日
  • 殺し屋、続けてます。

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    まちぼうけ/わがままな依頼人/双子は入れ替わる/
    銀の指輪/死者を殺せ/猪狩り/靴と手袋

    殺し屋の需要って………
    依頼から始まって完了まで。殺し屋の側から、連絡係の側から、殺し屋の恋人側から、依頼人の側から、
    そして 殺し屋Bの場合は??

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    2021年12月29日
  • 彼女が追ってくる

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    ネタバレ

    碓氷優佳シリーズの第三弾。
    倒叙ミステリーは犯人が完璧(だと本人は思っている)な計画を何も知らない被害者がはまってしまうというのが定石だが、今回はそんな思い込みを利用したミステリー作品だと感じた。夏子が完璧な計画を立てたつもりが姫乃がそれを凌駕した計画を立て、自分が死のうが生きのころうが関係なく夏子が破滅するように仕組んでいたところに女の執念を感じた。そして最後のシーンはそんな彼女の執念が最大限に現れていて凄い後味を残したと感じた。

    今回の小説をアニメ化したときの声優陣を自分なりに考えたので読むときの参考にしてください。
    碓氷優佳:沢城みゆき
    堀江比呂美:雨宮天
    中条夏子:悠木碧
    黒羽姫乃:

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    2021年12月13日
  • 殺し屋、続けてます。

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    殺し屋の小説としては異色のシリーズと言える。殺人の対象となる人の行動を謎とするミステリーだからだ。なんならこの謎を解明するのは殺し屋でなくてもいい。でも、だから面白い。短編集なので、依頼が来て、対象者の行動に気になるところがあって、でも殺しの依頼を受けて実行して、最後に謎の行動の理由を解き明かすという流れ。
    これは好き嫌いが分かれる小説とも言えるかもしれない。しかも本作には女性の同業者も登場する。まだニアミス程度なので、次作以降で本格的に接触していくのだろう。楽しみでしかない。

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    2021年12月12日
  • 殺し屋、続けてます。

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    殺し屋シリーズの短編集。

    副業で殺し屋を営む経営コンサルの男が活躍?する。

    なんと、その商売(副業の方)のライバルとも言える話も。 
    殺しのニアミスもあったりで、これからの展開がますます楽しみに。

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    2021年12月03日
  • 水の迷宮

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    水族館が舞台。水槽へのいたずらと百万円の要求というちょっと変わったミステリー。
    これでいいの?とか、つっこみどころはあると思うけど、でも面白かったな。水族館好きだし。
    作者の作品によく感じる冷酷さはあまりなくて、少しほっとするような終わり方だった。

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    2021年11月24日
  • Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス

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    前作に引き続き、こちらも面白く、一気読み。

    ただ、当事者が参加していた前作の方が、すっきりするかな。

    今回も、最後の章でハッピーエンド。
    終わり方が素敵。

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    2021年11月14日
  • Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス

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    ネタバレ

    時代の流れの速さにクラクラしましたねぇ。
    あの3人が、親になったと思ったら!それ以上のことまで!!あらあらまぁまぁ!と、親戚のおばちゃんのような気持ちになりました笑

    相変わらず、美味しいものと美味しいお酒と楽しいお話。ぐんぐん読めます。

    もっと読みたいなぁ。ギブミー後日談。
    新婚さんと姑・舅たちも楽しそう。

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    2021年11月11日
  • 君が護りたい人は

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    碓氷優佳シリーズ。思いを寄せる女性が二十も年上の男と結婚することになり、彼女を「解放」するためにその男を殺そうと目論む三原。殺意を打ち明けられ、その犯行を止めることなく見届けることにする芳野。犯行の舞台になるキャンプ場で、三原はいったいどんな手段を使って殺人を実行するのか。息詰まるようなサスペンス感が溢れるミステリ。
    三原がいかなる手段を用いようとするのかを考察する芳野の視点から描かれた物語。自らが疑われることなく、できれば事故に見せかけて相手を葬る方法にはどんなものがあるのか。キャンプ場ならではの要素を取り入れた完璧ともいえる計画は、なるほど見事です。なのに優佳によって阻止されてしまうその計

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    2021年11月06日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    ネタバレ

    面白かったです。呑む食べる喋る。お酒も肴もどれも美味しそうでした。
    大学時代からの呑み友だち、長江・熊井・夏美。長江くんちに集合して飲み会をする連作短編集だけれど、毎回ゲストを呼んでてその人や関係者のちょっとしたモヤモヤを解く。3人とも頭の回転が早くて、大人なので良いキャラです。冷静や毒舌であっても、人の心の機微がわからない人たちじゃないのでいいな。
    わたしはてっきり、話し言葉から夏美のみ女性だと思ってたけど熊さん貴女も!どのお話も恋愛が絡んでて、夏美は途中で健太さんという人と結婚するんだけど、最終話で長江くんも熊さんもかわいい…ってなりました。特に熊さん可愛すぎる。相思相愛ですかご馳走さまで

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    2021年10月28日
  • 君が護りたい人は

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    碓氷優佳シリーズの新作。このシリーズは毎回楽しみにしているのだが、今回も引き込まれてしまった。
    本作は、殺人の見届け人を頼まれた芳野が語り部。奥津を殺そうとする三原の犯行を想像し想定しながら現場を目撃しようとする過程が描かれる。これがまた面白い。こうなのか、いやこれでは無理だ、それならばこうか?たしかにその方法の可能性が高い!なんて思考を読み進めていく感じ。
    そしていよいよ!というところで優佳の登場。さりげなく犯行を阻止していく。本シリーズを読んでいた人間であれば、優佳が三原の殺意を感じ取っていることがわかるので、最後の謎解きを心待ちにしてしまう。でも、三原の動機が薄いのもいつもの感じ。それで

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    2021年10月22日
  • 温かな手

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    優しくて賢くて頼りになるギンちゃん。おまけにかっこいい。人間じゃなくても恋愛感情持ちそうだけどなー。
    いろんな事件は起こるけど、そのわりにほっと温かくなるお話だった。

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    2021年09月30日
  • 君が護りたい人は

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    ネタバレ

    ①なぜ視点人物がこいつなのか
    ②三原は奥津をどうやって殺すのか
    ③芳野はどういう展開を望んでいるのか
    ④優佳は三原の殺意をどうやって知ったのか
    ⑤なぜペグは残っているのか
    ⑥君が護りたい人は

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    2021年08月17日
  • Rのつく月には気をつけよう

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    いつもの男女3人+ゲスト1人、そこで話題になるゲストの話をツマミに楽しくご飯を食べるお話。

    ご飯のメインは牡蠣だったり、フォンデュだったり、角煮だったり、、
    読んでると料理がしたくなる本。

    お話の内容は、正解のない日常のミステリーって感じだけど、読後は意外とスッキリする。
    また、推理の思考を辿るのが楽しい。

    シリーズのもう一作も読みたい。

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    2021年08月08日
  • 鎮憎師

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    憎しみを鎮める人

    犯人を見つけるための謎解きではなく、更なる犯罪を防ぐために憎しみを解きほぐすための謎解き。う~んとっても難しそう。人を見る目があって、心の動きを推し量る力量がなければとても出来ないことだと思う。

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    2021年07月26日
  • 鎮憎師

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    石持浅海さんの本は犯人の動機が弱い。そんな理由で人を殺すって思うことが多い。でも、話の展開や秘密を解き明かしていく論理思考が大好きで欠かさず読んでしまう。
    3年ぶりに再会した大学のサークル仲間が渋谷の街中で殺された。直前まで一緒に飲んでいたサークルの仲間のうち誰が殺したのかというミステリー。ただし、ただ犯人を見つけ出すということではなく、さらなる復讐を生まないためのアドバイザー(鎮憎師)の沖田が助言していくという話。
    これは新しい。誰が犯人なのかということよりも、どうやって復讐の連鎖を止めるのだろうということが気になってしまった。犯人が誰であるのかはかなり絞られているのでそこが問題ではないのか

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    2021年07月17日
  • 二歩前を歩く

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    前回読んだ「三階に止まる」では世界観に圧倒されましたが、本作はよりSFとホラーの中間のような不思議な雰囲気を楽しめました。
    超常現象に怯えるだけでなく、その理由を突き止める。そこには心の闇や人に言えない秘密があって、隠された真実が明らかになる過程や心理描写に引き込まれました。なにより短編で読みやすいのもありがたい。

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    2021年06月16日
  • わたしたちが少女と呼ばれていた頃

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    あの天才的な推理力を持つ碓氷優佳の高校生時代を描く短編集。

    彼女が登場する前3作から数え、第4作にあたりますが、時間が大きく戻ることに。

    高校生活の何気ない彼女たちの人知れぬ謎の数々。誰もが気が付かない何気ない出来事に、彼女だけが気付き、真の謎を解き明かす。
    今回は、もちろん殺人事件はありません。

    ・赤信号
    ・夏休み
    ・彼女の朝
    ・握られた手
    ・夢に向かって
    ・災い転じて
    そして、最後の
    ・優佳と、わたしの未来

    なんと、最後の章で、これまでの6章の推理が大きく転換することに...どんでん返し?

    これはすごいですね。
    さすが石持浅海さんです。

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    2021年06月12日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    ネタバレ

    銀英伝公式同人誌な短編集6編。どの作家さんも普通に外伝を読んでいる気持ちになって懐かしく嬉しい。同盟派なのでヤンの士官学校時代の仲間とのやり取りには終始にやにやしてしまう。著作既読は小川さん石持さん太田さんの3人だったけど皆それぞれの持ち味も上手く混ざっていて流石だと感心した。特に石持さん「士官学校生の恋」におけるキャゼルヌ夫人の名探偵っぷりが正に石持さんでまたこんな過去があるから皆頭上がらないのねー、と本編に繋がりそうな違和感の無さが凄い。藤井さんの「晴れ上がる銀河」ゴールデンバウム王朝初期時代といった一見枠外に思わせて実は礎だったのがとても良かった。締めも効いてる。第二弾あるかな。

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    2021年05月09日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    いわば二次創作なので読もうか迷っていたのですが、店頭で見かけちゃったのでつい買ってしまった…(笑)
    正伝外伝の新しい供給がないので列伝に手を出してしまうのも致し方ない…が、やはり二次創作なのでイマイチイメージ違うなぁというのもあり、その辺の嫌いな方は読まない方がいいのかな。

    執筆されてる作家さん全員を知ってるわけではありませんが著作を読んだことのある方もいて、それぞれの個性が出るものだなぁと。
    石持浅海さんの描くオルタンス嬢がすごくすごく碓氷優佳さん(石持氏の作品のヒロイン)っぽかったです(笑)。オルタンス嬢を探偵役に持ってくるところが上手いなぁと。

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    2021年02月14日