石持浅海のレビュー一覧
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立て続けに倒叙ミステリーが読めて嬉しい。
碓氷優佳シリーズの第3弾。
1作目の『扉は閉ざされたまま』だけ読んでるけど、1作目よりも探偵役の優佳が怖くなってる。
多くを語らず、一言が重い。もう目線でさえも怖い。1作目よりも優佳の怖さが濃くなって面白くなってる。
倒叙は犯人の嘘がバレて焦るのが好きだけど、この作品はあまりにも優佳の切れ味が鋭すぎて、犯人が気の毒に思えてきた。
犯人の切り返しが弱いので、もう1ターンくらい頑張って言い逃れて欲しかった。
終わり方も良くて面白かったので、5作目の『賛美せよ、と成功は言った』を予約した。楽しみだ(^^) -
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ネタバレ『女と男、そして殺し屋』だそうです。シリーズ第3作は、嬉しいいきなり文庫で登場だっ! 帯にあるように大好評なのかは知りません。
いちいちネタバレに配慮しないが、前作では第2の殺し屋が登場した。本作では、元祖(?)である富澤一派と、第2の殺し屋一派のエピソードが交互に並んでいる。そして最後の表題作「女と男、そして殺し屋」では…。
富澤の仕事「遠くで殺して」。奇妙な条件の理由と、ドロドロでゲスな人間模様の末路とは。正直ターゲットに同情するが、殺すしかないと結論づける依頼者も頭おかしい。だってさ、依頼者は…。金さえもらえば冨澤は仕事するのみ。
第2の殺し屋の仕事「ペアルック」。ある意味 -
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人間の理想と言えるかもしれない不老。
若いときのままの体力や頭脳を維持できたらと思ったことがある人は少なくないと思います。
それが現実になるならば、多少の犠牲は仕方ないと。
そんな風に考える人も、きっと現実にも出てくるんでしょうね。
不老虫を日本に持ち込むために、外国人女性に寄生させて入国させ、体内で育ったところで不老虫を取り出す。
人を人と思わないような所業は、いくら崇高な理想を掲げていても吐き気がする。
そして不老虫を退治するためにアメリカから呼ばれた専門家と、行動を共にする農林水産省職員。
双方の視点からストーリーが進むので、より臨場感があってハラハラしました。
結末は予想外。 -
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タイトルの「鎮憎師」が何だろうと思っていたら、字のごとく「憎しみを鎮める人」
殺人事件が起きれば、被害者を想う人が犯人を憎むのは自然な流れ。
その復讐の連鎖を止めて事件を終わらせる人。
事件を解決する探偵役とは少し違っていて、解決するのではなく終わらせる。
同じようで同じじゃない。
いわゆる探偵的な人の名推理ではなくて、主人公たちが頭を抱えながら事件を考えるので、ミスリードだらけというか、妙に納得してしまったりして、一緒に悩んでしまう感じ。
伏線には気づいていたのに、その違和感を深く考えることができなくて、すっかり騙されました。
今までにないような設定というか角度?
シリーズになってもおも -
Posted by ブクログ
連続殺人犯になってしまった教え子を犯行を止める為に殺してしまった塾講師の高島太一。それを目撃していた塾の同僚達がそれぞれの思惑で事件を闇に葬るため高島を殺す計画を立て、彼一人だけが先に現地入りしたサマースクールを開催する予定の研修所を目指す。この設定なので誰が他の人に気付かれる事なく彼を殺すのかという展開だと思ったら集まった同僚5人の前に現れたのは瀕死の高島。倫理感すっ飛ばした5人が放っておくのがいいか?とどめを刺すのがいいか?刺すにしても出される案に穴がないか?そもそも何故瀕死になっているのか?と議論していく展開は面白かった。真相はピンときたし最後が拍子抜けしたけど途中の会話劇がメインだと思