井沢元彦のレビュー一覧

  • 逆説の日本史10 戦国覇王編/天下布武と信長の謎

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    信長の時代を知る面白い教材だと思う。

    これまで自分が学習してきた信長像は「短気で残虐的」という印象であった。しかし、今回の本を読んで、新しい信長像を感じられた。

    自分が信じるミッションに向かって突き進む強さをヒシヒシと感じたのである。

    逆説の日本史を読んでいると、ふと歴史上に出てくる場所に行きたくなってしまう。安土城や大阪城はぜひ訪れてみたいと思ってしまった。

    今後の逆説シリーズも楽しみにしたい。

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    2019年03月27日
  • 逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎

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    時々読んでみるかなぁ、と思出すわけだけど、毎回、おおうっ、と膝を打つわけですよ。ともかく日本人ならではの感覚がうまいこと説明されてて、気にいる人もいれば気に入らない人もいるだろうけど、納得させようとぐいぐい迫ってくる。
    といっても納得させられるのは、自分がそもそもアンチ穢思想であって、いや、まぁ多分だけど、落ちたものは3秒経っても食べるし、汚れてないのに上着を洗濯しないし、まぁケチなんかもしれんけど。こういう話題は知恵袋あたりじゃ盛り上がるネタだもんなぁ。
    そんなこんなでたまに読んでも脳にシワが増える感がたまらんのです。後は、天皇の世代交代とか話が全然ついて行けないので、そこが面倒なのをどうに

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    2019年03月16日
  • 困った隣人 韓国の急所

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    韓国に対する疑問が解消する。なんで大統領経験者が逮捕や自殺などが多いのかとか、どうして学歴偏重がこれほど強いのかとか、どうして財閥企業が富を支配しているのかとか、どうして反日が強いのかとか、などなど。まあ、全てをそのまま信用するのでなく、批判的に見ておくことも必要だけど、かなり理性的な内容だとおもうな。

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    2019年03月01日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    著者26歳のときの作品らしいが、その膨大な知識量と流麗な文体に驚いた。
    『インセプション』みたく入れ子構造になっているのだが、それが少し煩雑で余計に感じた(必要性は解説で理解したが、ほかに回避策はなかったものか)。
    物理トリックは後付け感が強く蛇足だったかなと。

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    2018年12月28日
  • 逆説の日本史18 幕末年代史編1/黒船来航と開国交渉の謎

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    ネタバレ

    ☆☆☆2018年12月レビュー☆☆☆
    『逆説の日本史』もいよいよ幕末へ。1853年ペリー来航前夜の歴史から不平等条約締結までの歴史。幕府はペリー来航を予期できた・・・という話が主だが、僕はここで3人の人物に焦点を当てたい。

    まずは中島三郎助。浦賀奉行、大船の建造などに功績があり、のちに桂小五郎にその知識を伝えたという。筆者である井沢氏は、この時代の人物の評価として「日本人」として物事を考えているかどうかを基準にしている。中島が桂を指導したことは、「幕府」でも「長州」でもなく「日本」のために中島が働いた証左であろう。

    次に江川英龍。「労災死」して大人物として紹介されている。江川は、反射炉の建

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    2018年12月26日
  • 逆説の日本史9 戦国野望編/鉄砲伝来と倭寇の謎

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    琉球から倭寇へ。さらに戦国の信長の上洛までを綴った巻。倭寇に関しては濡れ衣の感を大きくし、信長は旧体制の破壊者であることを分析。
    井沢氏は信長が好きなんだなと感じる。

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    2018年12月24日
  • 逆説の日本史 別巻3 ニッポン[三大]紀行

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    今までにない(と思う)三大○○に着目した本です。もうちょっと数を減らして、突っ込んだ内容でも良かったかとも思うけど、このレベルの読みやすい内容でもありかと。

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    2018年11月12日
  • 逆説の日本史14 近世爛熟編/文治政治と忠臣蔵の謎

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    今回は忠臣蔵、綱吉名君説、デリバティブの本家日本、徳川時代の中朝関係について。綱吉は生類憐みの令を出したことで暗君扱いされているけれど、それまでの時代は切り捨て御免の風習があり、かの水戸光圀でさえ浮浪者を大した理由もなく殺していたという。綱吉はそれを改め、今では当たり前の命の大切さを世間に知らしめたという。また彼は、側用人の制度を設け、政治の実権を握る役人たちを世襲制から実力本位の人が担当するように変革した。
    だから暗君ではなく、名君だと著者は判断している。一方で綱吉には朝鮮系の血が流れている可能性もあり、そのためか現鬱陵島、現竹島(旧名松島)を朝鮮のものと認めてしまった経緯がある。これが現在

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    2018年11月05日
  • 歴史を人生の武器にする

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    歴史学者の井沢元彦が、歴史について綴ったもの。

    これまでの井沢節を知ってる人には懐かしく、そうでない人も楽しめる一冊。

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    2018年10月28日
  • 逆説の日本史16 江戸名君編/水戸黄門と朱子学の謎

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    ああそうか。浮世絵が大量生産されると言う事は、技術的に可能+需要があって商売として成り立つって事か。そうだよなあ。とか、文化の大衆化ねえ。とか、太平記(読むモノ)と平家物語(聞くモノ)かあ などと

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    2018年10月14日
  • 逆説の日本史15 近世改革編/官僚政治と吉宗の謎

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    吉宗vs尾張宗春、田沼意次vs松平定信あたりのお話。しかし、宗春や意次の再評価はまあ聞いた事ある話だが、一橋治済の野望と光格天皇の功績は知らなかった。そして、一橋慶喜って、水戸家からの養子だったのか!(無知)ようやく慶喜が朝廷(官軍)に弓を引けなかったのが理解できた(今更

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    2018年10月14日
  • 逆説の日本史13 近世展開編/江戸文化と鎖国の謎

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    武断政治から文治政治への変換の観点での綱吉名君論は考えたことがなかったので大いに刺激を受けた。「鎖国」が外国からの評価の翻訳だとは知らなかった(無知)

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    2018年10月14日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    オーディオブックで視聴完了。
    聖徳太子編めっちゃおもしろかった。

    何があれって、うちの地元の太子町が出てくるところが最高(違

    井沢さんの面白い所は、色々な資料を引っ張り出してきて、推論を組み立てるところにあり、教科書やこれまで読んだどんな歴史書とも違う世界を見せてくれるところにある。

    本当に井沢説が正しいかはわからないけれど、腹に落ちるし胸も躍る。僕は歴史家ではないので、正しい歴史を正しく理解したいわけではない。僕らが点と点で知っている出来事や人名を有機的に結んでくれる本書は実に読んでいて楽しいし、僕が理解する歴史に対して深みや幅を与えてくれる素晴らしい本だと感じる。

    続きのオーディオ

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    2018年10月14日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    信長が、天皇(公家)の都である平安京に対抗して作ったのが、武士の都安土(平安楽土)なのである。
    出雲大社は、オオクニヌシという「死の世界の王」が封じ込められている「死の国」なのである。
    天皇は朝鮮半島から来た。

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    2018年10月12日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    井沢氏の解釈
    古代のある時期から「徳」という名は、「ご無念な生涯であらしめられた」天皇に贈られることになった。
    天武はなんと「忍者」だった。
    持統王朝は、持統系の皇族と藤原氏の「連立内閣」だった。
    アマテラスはそもそも卑弥呼であった。
    子孫を蘇我氏によって皆殺しにされ、子孫による祭祀をたたれた聖徳太子は怨霊化した。
    日本の大魔王「崇徳上皇」は、アマテラスの決めた「日本はアマテラスの子孫が永久に支配する」という根本原則に対して「天皇家を没落させ天皇家以外の人間をこの国の王にする」と、呪いをかけた。
    長屋王一族の供養つまり怨霊鎮魂にために東大寺と大仏は建立された。

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    2018年10月12日
  • 英傑の日本史 西郷隆盛・維新編

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    大河ドラマの歴史的背景を知りたくて手に取った。
    かなりのページを割いて、縄文時代からの日本の歴史を念頭に、西郷隆盛の出身地である薩摩、藩主である島津家、江戸時代の思想、外国との関係について整理している。その上で、西郷隆盛という人を説明している。
    おそらく史学的な常識とは違う、井沢元彦の歴史観なのだとは思うが、広い視野でみて論理的に説明しているため、分かりやすかった。
    他の本も読んでみようと思う。

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    2018年05月05日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    資料実証主義をあえて排斥しているため、とかく自由な論述が際立つし、学会批判と韓国批判が繰り返されている。が読みやすいのでシリーズ化にも成功したのだろう、特に序論は面白い。番号付けはされているけど、興味のある時期だけ読んでも楽しめるのでは。結論だけならWIKIPEDIAで知ることができます

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    2018年02月09日
  • 英傑の日本史 信長・秀吉・家康編

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    信長の経済政策や、秀吉の人脈を操る策謀、それに家康の「歴史に学ぶ」姿勢。戦国時代に展開された三武将の戦略は、シュミレーションゲームみたいで面白い。にしても井沢先生、かなり信長贔屓ねぇ(笑)いつものように、「存在しない敵に対しての罵詈雑言で脱線」する部分は読み飛ばーし。

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    2018年01月08日
  • 学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎

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    本能寺の変、小牧長久手の戦い、関ヶ原の戦い、大阪の陣など


    教科書ではあっさりとしかも既定路線のように語られている史実が

    実はその奥にはとても深い真実があり、本来はそれこそが知っておくべきものだということが

    よく分かります。

    視点の違いを学ぶのも大切な勉強ですね。

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    2017年12月18日
  • 学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎

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    10年以上前から愛読している、逆説の日本史の最新単行本が出版された(2017.11)ようですが、本屋さんの店頭で迷った挙句、この本を先に読むことにしました。

    というのも目次を見て、秀吉が織田家からどのような手順で天下を取ったのかが、この本では詳細に解説されていると思われたからでした。久しぶりの大阪南部への出張で新幹線の乗車時間も少し長め、往復で楽しく読むことができました。

    信長の失敗を秀吉が修正して引き継ぎ、秀吉の失敗を参考にして家康が引き継ぎ、家康自体も失敗をしてそれが明治維新へつながった、歴史は一つに繋がっていることを改めて感じさせられた本でした。

    以下は気になったポイントです。

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    2017年11月11日