平安末期~鎌倉時代に焦点をあてる。前4巻とは異なり、一級史料が多く史実の信頼性も高い時代のため、通説をなぞり細部を反証するスタイルになっている。論理の著しい飛躍がないため筆者にはむしろこちらのほうが性に合っている気がした。
鎌倉幕府成立前後は中世日本史の山場なので面白くないわけがない。これまでのような通説を覆そうとする派手さはないものの、「源平合戦ではなく、実は源源合戦だった」といった逆説はとても興味深く納得感も高い。
・源頼朝と北条一族編
・源義経と奥州藤原氏編
・執権北条一族の陰謀編
・悲劇の将軍たち編
・北条泰時と御成敗式目編