井沢元彦のレビュー一覧

  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    オーディオブックで視聴完了。
    聖徳太子編めっちゃおもしろかった。

    何があれって、うちの地元の太子町が出てくるところが最高(違

    井沢さんの面白い所は、色々な資料を引っ張り出してきて、推論を組み立てるところにあり、教科書やこれまで読んだどんな歴史書とも違う世界を見せてくれるところにある。

    本当に井沢説が正しいかはわからないけれど、腹に落ちるし胸も躍る。僕は歴史家ではないので、正しい歴史を正しく理解したいわけではない。僕らが点と点で知っている出来事や人名を有機的に結んでくれる本書は実に読んでいて楽しいし、僕が理解する歴史に対して深みや幅を与えてくれる素晴らしい本だと感じる。

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    2018年10月14日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    井沢氏の解釈
    古代のある時期から「徳」という名は、「ご無念な生涯であらしめられた」天皇に贈られることになった。
    天武はなんと「忍者」だった。
    持統王朝は、持統系の皇族と藤原氏の「連立内閣」だった。
    アマテラスはそもそも卑弥呼であった。
    子孫を蘇我氏によって皆殺しにされ、子孫による祭祀をたたれた聖徳太子は怨霊化した。
    日本の大魔王「崇徳上皇」は、アマテラスの決めた「日本はアマテラスの子孫が永久に支配する」という根本原則に対して「天皇家を没落させ天皇家以外の人間をこの国の王にする」と、呪いをかけた。
    長屋王一族の供養つまり怨霊鎮魂にために東大寺と大仏は建立された。

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    2018年10月12日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    信長が、天皇(公家)の都である平安京に対抗して作ったのが、武士の都安土(平安楽土)なのである。
    出雲大社は、オオクニヌシという「死の世界の王」が封じ込められている「死の国」なのである。
    天皇は朝鮮半島から来た。

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    2018年10月12日
  • 英傑の日本史 西郷隆盛・維新編

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    大河ドラマの歴史的背景を知りたくて手に取った。
    かなりのページを割いて、縄文時代からの日本の歴史を念頭に、西郷隆盛の出身地である薩摩、藩主である島津家、江戸時代の思想、外国との関係について整理している。その上で、西郷隆盛という人を説明している。
    おそらく史学的な常識とは違う、井沢元彦の歴史観なのだとは思うが、広い視野でみて論理的に説明しているため、分かりやすかった。
    他の本も読んでみようと思う。

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    2018年05月05日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    資料実証主義をあえて排斥しているため、とかく自由な論述が際立つし、学会批判と韓国批判が繰り返されている。が読みやすいのでシリーズ化にも成功したのだろう、特に序論は面白い。番号付けはされているけど、興味のある時期だけ読んでも楽しめるのでは。結論だけならWIKIPEDIAで知ることができます

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    2018年02月09日
  • 英傑の日本史 信長・秀吉・家康編

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    信長の経済政策や、秀吉の人脈を操る策謀、それに家康の「歴史に学ぶ」姿勢。戦国時代に展開された三武将の戦略は、シュミレーションゲームみたいで面白い。にしても井沢先生、かなり信長贔屓ねぇ(笑)いつものように、「存在しない敵に対しての罵詈雑言で脱線」する部分は読み飛ばーし。

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    2018年01月08日
  • 学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎

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    本能寺の変、小牧長久手の戦い、関ヶ原の戦い、大阪の陣など


    教科書ではあっさりとしかも既定路線のように語られている史実が

    実はその奥にはとても深い真実があり、本来はそれこそが知っておくべきものだということが

    よく分かります。

    視点の違いを学ぶのも大切な勉強ですね。

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    2017年12月18日
  • 学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎

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    10年以上前から愛読している、逆説の日本史の最新単行本が出版された(2017.11)ようですが、本屋さんの店頭で迷った挙句、この本を先に読むことにしました。

    というのも目次を見て、秀吉が織田家からどのような手順で天下を取ったのかが、この本では詳細に解説されていると思われたからでした。久しぶりの大阪南部への出張で新幹線の乗車時間も少し長め、往復で楽しく読むことができました。

    信長の失敗を秀吉が修正して引き継ぎ、秀吉の失敗を参考にして家康が引き継ぎ、家康自体も失敗をしてそれが明治維新へつながった、歴史は一つに繋がっていることを改めて感じさせられた本でした。

    以下は気になったポイントです。

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    2017年11月11日
  • 逆説の日本史15 近世改革編/官僚政治と吉宗の謎

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    八代将軍吉宗の政策と実情を解説。ジリ貧になること間違いない徳川幕府の方針とその原因をリアルに説明。吉宗がドラマや小説で扱われるような名君ではないことを検証している。
    単なる暗記科目でしか捉えない日本史が面白いものであることを証明する評論。
    みなもと太郎の漫画「風雲児たち」とセットで日本の学生に読ませたい必読書ですね。

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    2017年09月20日
  • [決定版] 世界の[宗教と戦争]講座

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    私のように宗教知識に乏しい人であれば、本書から得られるものは多いと思う。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の関係性についてはわかりやすく書かれている。後半の仏教・神道・儒教についての章では、日本の宗教観について筆者の持論が展開され、なかなか興味深い。ただ、後半は日韓関係に話題がそれることが多々あるのが玉に瑕。

    また、「宗教と戦争」と銘打っているが、大半の内容は宗教に割かれている。戦争との関連性はおまけ程度であって、ほとんど書かれていない。

    宗教に対する造詣が深い人であれば ☆2

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    2017年07月14日
  • [決定版] 世界の[宗教と戦争]講座

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    日本人の信条と 世界の宗教を比較した本。信条や宗教を 「生き方」と読み替えると読みやすい。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教、神道の入口部分を比較しながら理解できる

    日本人論には納得する
    *和を重視する*話し合い至上主義*原理原則がない*儒教と禅のいいとこどり*言霊を信じている


    ユダヤ教→キリスト教→イスラム教
    神の言葉をどのように伝えたかの解釈が違う

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    2017年07月08日
  • 逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別

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    本から離れていたから、読み始めるには重い感じ。でもずっと、宗教、とくにユダヤ教は興味の範囲。でもこの本は、微妙にキリスト教、イスラム教が多かった。興味深い本でした。

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    2017年06月04日
  • 逆説の日本史10 戦国覇王編/天下布武と信長の謎

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    信長の功績が、政教分離であり、それが現在の日本の融和的な宗教観と平和につながっているというのが個人的にとても新鮮に感じた。

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    2017年05月22日
  • [決定版] 世界の[宗教と戦争]講座

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    ネタバレ

    世界の平和を考え、世界の民族との協調を望むのであれば、彼らが信じる宗教はどのようなものか、国際問題では何が争点となっているのか、その背景は何かを知らなければならない。同時に日本人の宗教にどのような特徴があるかを知ることは、日本人としてのアイデンティティを確立するうえでも、あるいは世界の宗教を理性的に知る上でも必要である。「宗教音痴」では国際問題は理解できない。国際人の入門書として、本書は有益だ。印象に残った点を纏めると次のとおり。
    1.和の世界
    日本人の思想は、「和」によって規定されている。これは弥生時代の環濠集落の「環」→「輪」→「和」に由来すると考えられる。また、聖徳太子が作った「十七条

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    2017年05月02日
  • 英傑の日本史 智謀真田軍団編

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    真田幸隆、昌幸、信幸(信之)・信繁(幸村)の三代の真田一族を軸に、「逆説の日本史」の読者であればお馴染みの文脈で戦国後期の動きを読み解いている。歴史学ではない歴史が好きな人にオススメの一冊。

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    2018年11月12日
  • 学校では教えてくれない日本史の授業

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    歴史ものはほとんど読まないので新鮮。そして、この本に書かれていることも新鮮だった。
    過去、その時代においてコミュニティを支配していた貴穀賤金という意識。当時から今の日本人のこころにも根付いている和の精神、怨霊信仰、穢れ思想、言霊信仰。「なるほど、そう考えると確かに腹落ちするね」という事例が多い。非常に面白い。

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    2016年10月26日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    おそらく初めて読むジャンルであろう歴史ミステリー?作品。
    折口信夫という名前は初めて聞いたが、柿本人麻呂はもちろん、宇合など少しマニアックな知識も日本史で学んだことを思い出して、物語とは別のところで楽しめた。また肝心の謎解き部分でも、歌の意味やそれにまつわるしがらみなどを紐解いていく過程おいて、歌人の技術がどれほど優れているかを味わうことができた。
    ただ、薬を飲んでタイムスリップをするという要素が必要だったのかは少し疑問に思った。単に初めから折口信夫が主人公の物語にしてもよかったのではないだろうか。

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    2016年10月16日
  • 逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別

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    ネタバレ

    キリスト教とは一口に言えば、約2,000年前にいたユダヤ教世界の中に生まれ、いちどは死んだイエスが死から復活したと言う奇跡を認め、イエスを人間でなく唯一の神と信じる宗教のことだ

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    2016年09月12日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    ネタバレ

    以前から古代史好きな方のレビューを読んで積読リストに入れてあったのだけど、この世界に踏み込む心構えがなかなかできなくて・・・
    でも、シリーズ累計500万部突破!というのを聞いて踏ん切りがつきました。(ミーハーすいません)
    全巻読むって決めなくてもいいよね?古代史好きなのでとりあえず一巻です。。

    日本の創世期について、著者が史料至上主義を排除し、新しい視点から見つめ直した新しい日本史です。

    書かれていないということはその事実がない、という認識が今までの歴史解釈であったのに対し(史料過剰重視)、著者は
    ・当時の人々にとって「常識過ぎる」ことは文献にわざわざ記載しないことを認識する。
    ・当時の人

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    2016年08月08日
  • 逆説の日本史19 幕末年代史編2/井伊直弼と尊王攘夷の謎

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    久々に幕末関連の本を読んだ。そのため、発見も多かったし、何より読みやすく、分かりやすかった。
    ただ、やはりこの本の通説批判が正しいだろうか?とは疑問を持たざるをえない。

    島津斉彬の死を暗殺と考えることは、通説では行われていない、という主張だが、証拠がない以上、断定して通説にすることはできないし、学者の中でも暗殺と疑われることはわかっていると思う。
    また、この暗殺説も別に珍しい話ではないのに、自説のように語るのがなんとも言えない。
    あとがきの、孝明天皇の攘夷論の背景も、この本の作者だけが主張している論ではないと思うし。

    自分的には評価は高いが、割り引いた解釈を要するとも思うシリーズ。

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    2016年07月30日