井沢元彦のレビュー一覧

  • 学校では教えてくれない日本史の授業

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    書いてあることをそのまま鵜呑みには出来ないが、筋は通っており、歴史の連続性という視点から説得力のあるものであり、興味深く読ませてもらいました。ただただ年表を暗記するような授業ではなく、背景を説明してくれれば退屈な授業では無かっただろうと思う。そうすれば、歴史を正しく理解できただろうし、もっと興味を持てただろうなと感じた。

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    2024年06月05日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    いろは歌の奥深さに驚かされました。一つの歌にいろんな意味・仕掛けを込めていた昔の歌人の頭の中を見てみたい。

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    2024年02月08日
  • 逆説の日本史13 近世展開編/江戸文化と鎖国の謎

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    鎖国を、三代家光の時代に、なしくずし的に成立されたことを幕末には「祖法」として敬ってしまった。成立に至る過程や、初代家康の外交政策などは忘れられ、観念としての祖法を守り続ける思考停止。
    これは、平和憲法を祖法として敬う我々に酷似している。
    世界情勢を理解せず、偶然を勝手に日本の力と勘違いし、祖法を神聖なものとしてしまう思考停止。変わるのは黒船や原爆などの外圧があるときだけ。納得!
    というスケールの大きい日本人論。

    また、二章では、大阪攻めからずっと浪人対策という観点から述べる。国政爺、天草一揆、由井正雪の乱と。急な戦後で仕事のなくなる食い詰め浪人をどうするかという政治問題

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    2024年02月09日
  • 逆説の日本史12 近世暁光編/天下泰平と家康の謎

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    司馬遼太郎の「封建社会では恨みは世襲する」というワード。
    関ヶ原の後の処罰により、薩摩、長州、土佐が恨みをもち続け、力を蓄え続け、徳川幕府を滅ぼすに至る。でも、家康は薩摩らを潰すまではできなかったわけで。自分ができなかったことをその先の世代に託したのもしれないが、それも忘れ勝者はおごり、260年かけて弱くなっていくのが切ない。
    しかし、潜在的な脅威である天皇家の封印は見事。家康は脅威も対策も全部わかっていたのかもしれない。井沢元彦は徳川家康を「危機管理の天才」と呼ぶ。吾妻鏡を読み、鎌倉幕府の滅び方から学ぶ天才。血縁のスペアを作り、武家諸法度で大名を縛り、朱子学で下剋上思想を潰す。
    だが、朱子学

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    2024年01月28日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    第1章は聖徳太子は怨霊化していたという話だと思う 正直長すぎてあまりピンとこなかった 「徳」という字は後世に徳があったと伝えることで怨霊鎮魂をしようとした話はなるほどと思った
    第2章は天智系と天武系の考察は面白かったが、これも長すぎて… 全体に感じることだけど同じ主張が繰り返されていて読むのに労力がいる…
    第3章は前の2章に比べて読みやすかった 天皇の系統?についての考察とかは面白く読んだ
    第4章は小学校で習った奈良の大仏や平安京遷都について、独自の(?)怨霊信仰の観点から話を進めていて面白かった

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    2023年12月26日
  • 逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎

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    日本史苦手なので人物が覚えられず(笑)
    ①藤原氏の勢力に対抗しようとした称徳天皇の中華的政治思想で語られていた。藤原仲麻呂=奈良時代の呂不韋というイメージから道鏡と称徳女帝について愛人説が浮上したが、称徳天皇は天皇制から皇帝制への移行を目指していたという内容が面白かった。
    ②桓武天皇が平安京に遷都した理由を、天武持統王朝が断絶し天智系王朝に交替したから+風水や陰陽道からという内容が書かれていたと思う。怨霊を〜は井沢節炸裂感があったけど地形を陰陽道で考えているのは興味深かった。
    ③万葉集と言霊について

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    2023年12月26日
  • 逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎

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    ネタバレ

    ①古今和歌集=鎮魂という話
    ②③④藤原摂関政治について源氏物語や平将門の話に絡めて書いてあり、面白かった。 藤原氏が栄華を極めた時代に源氏メインの世界最古の物語ができたことと平将門が近代でも怨霊として恐れられてたことは面白い
    ⑤荘園と院政の成り立ち
    ⑥武士とケガレ
    ⑦平氏と平家物語 あたりも興味ある話題。
    全体的に 今までより章が細かく読みやすかったけど、思想強めの他者(歴史学者、護憲派)批判が随所にありすぎてつかれた(笑) そういうのをあとがきにまとめてくれたら読みやすくなると個人的には思いました。

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    2023年12月26日
  • 逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎

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    ネタバレ

    ①②源頼朝というと武士のお館様!というイメージだったけどミコシの側面があったというのが面白かった。あと源平の戦いではなくて武士対天皇(公家)という見方が新鮮だった。
    ③④北条氏による政治がそれまでの公家の政治とどう違うのか、どう違うべきと思われていたのかと考えて歴史を見ると理解も深まりそうだと思った
    ⑤三方一両損についてエピソードから歴史的背景を考えるのが面白かった

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    2023年12月26日
  • 逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎

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    1〜3章は鎌倉新仏教を中心に日本の宗教について書かれていてとても読みやすく、面白かった!!
    4章は元寇について、5/6章は後醍醐天皇について書かれていたけど、筆者の思想が強く出ている部分もあって前半に比べると読むのが大変だった。
    幕府の衰退や朱子学思想などは興味が出た。

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    2023年12月26日
  • 逆説の日本史8 中世混沌編/室町文化と一揆の謎

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    ネタバレ

    ①③足利尊氏と後醍醐天皇との争い、南北朝に日本が分かれていく過程を書いていたような・・・
    ②太平記から①③の内容+筆者の主張の補完のイメージ
    ④足利義満について、天皇になろうとした将軍という視点で書かれていて、面白かった
    ⑤足利義教=魔王として君臨した独裁政権のパイオニア、織田信長の先輩としての視点でこれも興味深かった

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    2023年12月26日
  • 逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎

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    ネタバレ

    ①②室町幕府の衰退と応仁の乱をメインに、戦国時代への移り変わりについて書いてあった。
    ③一揆について時代の価値観と一緒に考察してあり、わりと面白かった。
    ④室町時代にルーツをもつ、能や将棋や折り紙、華道、茶道などについての考察が面白かった。

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    2023年12月26日
  • 宮本武蔵 最強伝説の真実

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    宮本武蔵の話に関して詳しくなく、吉川英治の武蔵も読んでいないので、井沢さんの読み解く真実に触れたという驚きや感動はありませんでした。
    世間一般に知られている話はこうだけど、実はこのように考えられるのではといった書き方なので、心動かされるような感じにはなりませんでした。
    逆説の日本史の全巻を読むための前哨戦。そんなつもりの読書でした。

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    2023年12月03日
  • 逆説の日本史11 戦国乱世編/朝鮮出兵と秀吉の謎

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    朝鮮攻めと太平洋戦争は似ている。それは情報の軽視すること。戦争においては、その民族の最大の弱点が露呈する。
    という最後のところが響きます。

    秀吉はウルトラCをぶちかまして天下をとるわけですが、ただの農民の出自で低く見られた存在が、周囲を納得させるのにどれほど苦労したか。どれほど金をばら撒いたか。もし元が大名であったなら、もっと楽に天下を取れたのに。そう考えると、空前絶後の一代記もまた切ないものになる。

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    2023年11月26日
  • 逆説の日本史10 戦国覇王編/天下布武と信長の謎

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    信長の革命の一つ。狂信的な宗教を潰したことである。そのおかげで日本は現実主義的になり、俗になり、近代的思考を持つことができた。良くも悪くも。
    信長は地名をつけたり、天下統一の道筋を考えたり、宗教を潰したり、あらゆる革命をやった。コロンブスの卵の連続。世界的な英雄である。だが当時の画期性を、後の世の我々はわからない。

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    2023年11月08日
  • 絶対に民主化しない中国の歴史

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    ま、格差社会に儒教は上手く適合でき、使われる、と。
    故に民主化も必要ない、か。

    外形的な模倣を気分良く行えるなら、問題ないか。
    行動規範意識も、あまり感じないしな。
    位取りが、好きなのは感じるもんな。

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    2023年04月11日
  • 学校では教えてくれない日本史の授業

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    なぜ徳川幕府は滅亡したのか、なぜペリー来航にショックだったのか、日本が相手に暴力的だったとは驚き。
    なぜか日本人の怨霊伝説、源氏物語も平家物語も同じ、なぜ遷都が繰り返されたのか、面白かった。
    歴史問題は学者の問題でもあるか。

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    2023年01月25日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    20年ほど前にこのシリーズを10巻くらいまで読んだことがある。
    改めて、通しで読みたくなった。
    これから時間以降も楽しみです

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    2022年11月20日
  • はじめての古寺歩き

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    お寺を楽しむにも事前知識があった方がよい。
    信仰心はないが、こういう思いで置いてあるのかと楽しみたい。古寺に行くのが楽しみに

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    2022年09月04日
  • 朱子学に毒された中国毒されなかった日本

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    中国(共産党)の現在の政治的な情勢が何故かを紐解くには十分な内容。朱子学の思想が、力の強いものが上に立つ(世の中のルール)とさせている側面が強く、片や日本は天皇性があるために、同じように朱子学が入ってきても、民主的な発展に繋がったという部分は勉強になった

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    2022年09月04日
  • 逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎

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    歴史を独自の観点で紐解くシリーズの4弾目は平安時代の藤原摂関政治の背景や源氏平氏、武士の成り立ちや部落差別など、昔に学校の授業で出てきたなぁとか思いながら読んでた。家系のつながりが難しい笑 あと白河上皇がえげつない。

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    2022年02月07日