井沢元彦のレビュー一覧

  • 逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別

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    新年(2017)になって最初に読破した大部の本(300頁超)は、逆説の日本史シリーズでお馴染みの、井沢元彦氏の書かれた「逆説の世界史2」です。

    この本のテーマは「一神教のタブーと民族差別」です、私の受け取ったメッセージは、元々は同じ神を信じている、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が、経済発展にどのように貢献・障害となったのか、です。

    世界の主要三宗教の違いを解説した本をある程度読んできましたが、なぜ、キリスト教国が近代になって、イスラム教国に対して有利になったのか、逆に言えば絶大な力を持って世界を制覇していたイスラム社会(オスマン帝国)が、なぜ西欧諸国に圧倒されることになったか、私なりの解

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    2017年01月08日
  • 逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎

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    時々読んでみようと思うこのシリーズ、しかし20巻とか出てるし、まだまだ先は長い。言霊ってのはしかし割と分かる。日本あるある的な。でも海外ドラマとか、あれだ、ビリーダイエットだったか、ああいうので、俺はできる!とか言ってみる、というか言わされる、みたいな自己暗示みたいなイメージがあるんだけども、ああいうのと言霊っていのはきっと違うんだよな。うん、違うな。まぁでもなんつーか、言霊って言っても、良い事を言ったっていーじゃん、と思ったりする。あー、おっさんくさいな。

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    2016年12月19日
  • 英傑の日本史 智謀真田軍団編

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    真田三代!
    幸村が有名だが祖父幸隆や昌幸の業績も大きい。
    吉田学校ならぬ武田学校は凄いと改めて実感。

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    2016年11月07日
  • 六点鐘は二度鳴る 自選短篇集 歴史ミステリー編2

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    歴史ミステリ短編集、会社の青空文庫から何となく持ち出した。織田信長が謎解きをしちゃう、まあ楽しくは読めた。

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    2016年09月11日
  • 逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎

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    第7巻では、南北朝の動乱から足利義満、義教の治世が扱われています。

    著者は、政治的な非道を貫けなかった尊氏が、けっきょくは政治的な混乱を招き多くの人びとを苦しめることになったことを指摘して、政治的な業績と道義的な観点からの評価とを切り離し、冷静に評価をするべきだという主張を繰り返しおこなっています。

    ただ、こうした著者のような歴史の見方は、倫理についての歴史的相対主義に陥るか、あるいは倫理的評価を経験的なレヴェルから引き離してしまう形式主義を招いてしまうということにも、気を配っておきたいように思います。もちろん社会や歴史についての考察は、特定の価値や政治的イデオロギーへのコミットと関わりな

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    2016年07月29日
  • 逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎

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    第6巻では、鎌倉新仏教の成立と、元寇から鎌倉幕府の滅亡、建武の親政までの歴史が扱われています。

    著者はこれまで、現代の「民主主義」の常識で過去の出来事の意味を解釈することの誤りを繰り返し指摘していますが、鎌倉新仏教と天台本覚思想を結び付けている著者自身が、そうした誤りに陥っているのではないか、という疑いがあります。ただこの点については、著者があくまで宗教の歴史的な意義だけを考察する立場を取っており、信仰の立場からそれぞれの宗教を論じているわけではないということに留意するならば、むしろ正しい主張ではないかと思います。たとえば著者は、親鸞に対する蓮如や、道元に対する螢山の役割を高く評価しています

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    2016年07月29日
  • 逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別

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    逆説の世界史、2巻目は一神教─ユダヤ教、キリスト教、
    イスラム教が題材である。なぜ当時最先端だったとも言える
    イスラム教国が歴史的に没落していったのかについての
    分析など、著者独特の視点は相変わらず読んでいて面白い
    のだが、何せ相手は一神教という巨大な存在、ごく浅く
    歴史をかいつまんで紹介するまでにとどまっているように
    思える。この一冊を踏まえてのさらなる論に期待するところ
    である。

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    2016年07月20日
  • 英傑の日本史 智謀真田軍団編

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    タイトルから予想される内容と違い、真田家が活躍した時代背景や、周辺の大物の動きの解説がほとんどで、期待した真田家の深堀りは見られなかった。
    タイトルが異なれば印象も違うかもしれない。

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    2016年07月19日
  • 義経はここにいる

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    ネタバレ

    源平の頃の歴史小説も
    過去読んだことがあるが
    皆名前の漢字がよく似ている。
    そのため、「誰だっけ?」
    と直ぐに忘れちゃう。

    これは源義経を中心として
    歴史に触れながらの
    ミステリー。

    ストーリーよりも
    歴史建造物や
    如来と菩薩の違いなど
    違うところでへぇ~と感心した。

    と言いながら
    最後まで犯人は分からなかったけど。

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    2016年06月08日
  • 逆説の日本史 別巻5 英雄と歴史の道

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    井沢説を知らないと、ん?と思うこともあるかもしれない。
    が「1人物・1話題」の小分けになっているので読みやすい。
    気になったら該当の本編(逆説の日本史)を読めば良いという感じ。
    道路の舗装率のことは何度触れられても、なるほどなぁと思う。
    解説はヤマザキマリ氏。

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    2016年02月23日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    相変わらず歴史学者に喧嘩を売りまくりで、ここまで言ってしまうと、大丈夫なのか、と心配になるレベル。別に自分は歴史に詳しくもないので、この本を普通にふーんと言って読むわけで。でも、歴史書に書いてあることより、より当たり前と思われる方向、より蓋然性の高い方向に考えていく、というのは好きだし、そういう意味では好感が持てるんだけども、てか結局聖徳太子の謎はなんだったんだか、分かんなかったような気もするけど、結論出たのかな?

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    2016年02月06日
  • 学校では教えてくれない日本史の授業

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    歴史を事象を並べて覚えるだけではダメだ、と教えてくれた本です。
    点と点だけで見ていたので新鮮に感じられました。

    でも言霊、言霊と全面的に連呼するのにはちょっと違和感を覚えました。
    戦争の理由はその信仰はなくはないと思うけれどそれだけではないと思います。
    多分著者はそれをわかっていてキチンと書いているとは思うのだけれどそれしか印象に残らなかった。

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    2016年01月11日
  • 義経はここにいる

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    義経伝説と殺人事件が上手くリンクされていましたが、ミステリーの部分より歴史の謎を解くということに重点を置いた作品のように思いました。義経の最期についての謎も著者独自の解釈で解明されていますし、説得力も今までに聞いた話よりも数段上でした。平泉に関係のある(地元の方や行った事のある)方であればもう少し面白かったように思いますが、私には聞きなれない建物の名前の連発で少し難しかったです。 何よりも幼い時から義経北行伝説を(中学生くらいまではチンギスハン説まで)信じていた私には受け止めがたい解釈でした。

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    2016年01月11日
  • 逆説の日本史18 幕末年代史編1/黒船来航と開国交渉の謎

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    本作の中に、ペリーが突然来たわけではないのに、日本人のほとんどが突然来たと思っている、という作者の見解が書かれている。
    作者の指摘通り、自分もそう思っていたので、勉強になった。こういう気づきがこの本を読む醍醐味だと思う。
    ただ、毎巻思うのが作者の主張が強いこと、なんでも言霊に結びつけようとすることに、少し辟易する。
    例えばあとがきに原発事故が日本らしい言霊文化の結果、と書かれているが、世界中の原発も安全対策が不完全なまま、運転されており、日本特有のものではないと思ったり。
    幕末の外国への対策が後手に回るのも、儒教文化以前の集団心理の結果だと思えたり。
    主張が強い分、反論したくなる点が多い。

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    2015年09月13日
  • 「言霊(コトダマ)の国」解体新書

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    ネタバレ

    井沢氏の本は「逆説の日本史」くらいしか読んでいないので読んでいた。
    「逆説~」でも書いてあった「言霊」。
    言霊思想というようなものは自分の中にもあるなーと思う。
    自分を鼓舞するときに使うことが多いけれど、無意識的なものもあるかもしれない。
    それがもたらす弊害もあるんだろうとは思った。

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    2015年07月31日
  • 逆説の日本史18 幕末年代史編1/黒船来航と開国交渉の謎

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    ネタバレ

    全編にわたり、「ペリーは突然やってきたわけじゃないよ!」と言い続けられていた。
    「コトダマ」思想は自分の中にも根付いているように思うし、昔の人も大半はそうだったんだろうなぁと思うところ。

    前の巻までの内容をだいぶ忘れているので再読しようと思う。

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    2015年07月18日
  • 逆説の日本史 別巻3 ニッポン[三大]紀行

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    昔は日本という概念がないから日本三大みたいな言い回しは明治以降と、日本人が三大モノが好きな理由を断じたりと作者の考えが面白い。

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    2015年04月04日
  • 学校では教えてくれない日本史の授業

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    歴史というのは個人でいえば病歴書で、それを見れば日本人がどういう病にかかりやすいのかがわかる:という主張に同意。日本人の宗教観である怨霊・御霊、穢れ、言霊が歴史を語るうえで欠かせないというのも首肯できる。なかなか尖った筆致で書かれているが「~と私は思う。」という言葉で結ぶ場面が多く、著者はアウトサイダーなんだと思えてしまう。現在の史学界に一石を投じ、日本通史の研究者が増えてほしいなと思った。最終章の最後の頃は言霊にかこつけたマスコミ批判のような気もしたが……

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    2017年08月20日
  • 逆説の日本史12 近世暁光編/天下泰平と家康の謎

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    関ヶ原の戦いから徳川幕府を立ち上げるあたりのことがわかりやすくまとめられている。対抗勢力の力を落とすための方策が参考になった。

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    2015年02月05日
  • 逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎

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    今回は、鎌倉幕府の成立から御成敗式目の制定までが扱われています。

    平安時代以降の中央の土地をめぐる政策に不満を抱き続けてきた武士たちが、自分たちで政権を作ろうとしたのが幕府だったとする見方が、本書の全体を貫いています。戦術の天才だった源義経は、武士による政権を作るために努力していた兄・頼朝の意図を理解せず、そのために頼朝に討たれることになったとされます。さらに同じ観点から、北条氏による源実朝殺害に至るまでの鎌倉時代初期の歴史の流れが解説されています。

    一方、北条泰時が制定した「御成敗式目」は、武士の「道理」を実現するものでした。著者はそこに、現代にまで続く日本人の「自然」理解を読み取ろうと

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    2015年01月17日