井沢元彦のレビュー一覧
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・崇峻天皇暗殺事件を疑われた聖徳太子は天皇位を継げる状態ではなくなってしまった
・崇峻天皇は殯なしで即日葬られた。聖徳太子の叔父であり、史上唯一臣下の手によって暗殺された天皇
・藤ノ木古墳の被葬者の足下に壊された金冠が入っている
・合奏するためには、近親者で身分も近く、同じ境遇(非業の死)を遂げた人物が的確。それは穴穂部皇子ではないか。
・顕徳天皇は後に後鳥羽となった。顕徳は一見良さそうだが実は悪い名前だと当時の人々が考えていた。「贈”徳の字”方式鎮魂法」には終止符が打たれた
・中国では「徳」は皇帝となるための絶対条件だが、日本は「血統」。日本では「徳」という概念を怨霊鎮魂に使った。日本では怨 -
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鎌倉幕府の誕生から北条泰時による武家政治の確立までの約150年間が書かれている。
平氏が滅び源氏が鎌倉幕府を起こした、というのに、戦では源平合戦どころか、源源合戦になっていたり、教科書で学んだ学生当時は、よくわからなかったが、時の流れと、当時の感覚に意識をのせてみると、面白いほどよく分かった。
源氏も平氏ももとは天皇家の子孫。そこから頼朝が幕府という実体をつくり、実権を握るが、あくまで朝廷は存続し、源氏三代を経て、北条氏によって、朝幕併存体制という日本独特の不思議なシステムが確立する。
しかも、幕府時代(武家社会)といっても、日本はあくまで桓武天皇の古代から律令国家のままだった。そして、 -
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藤原道長ただのボンボン。超ワンマンな極悪非道な奴。
五代前の良房からせっせと作ってきた藤原包囲網という権力をなんの苦労もなく受け継いだ。
そんなふざけた藤原政権に立ち向かった田舎っぺ平将門。
以後100年かけて平清盛政権へと向かう。
本書が紀伝体で書かれているため、正直年表的な感覚は乏しいが、時代の流れはよくわかる。
平氏と源氏。天皇と上皇。
学生の頃は編年体で学び、なんとも合点のいかなかった人間関係が、おぼろげながらつかめた。
なぜ、武士が生まれたのか?
今では納得。
そして、ぴょーんと現代に飛んで、自衛隊という存在の仕方にも、合点がいった。
やっぱ日本人は何年経っても日本人。 -
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今回は藤原氏の隆盛と怨霊信仰の話。
ひととおり日本史の授業で藤原氏と荘園の発展は学んでいるはずだが、非常にわかりやすく説明している。暗記にうんざりしている学生にお勧め。
怨霊と文学との関わりが興味深かった。出版がペイしなかったであろう当時でなぜ源氏物語が成立したか?文化を重んじる風潮がある程度成立していたのではあろうがこっちの方が説得力はある。源氏が藤原氏とライバル関係で権力闘争に負けた勢力だった、というのはあまり認知度が高くないのではないかと思うがそれ自体が歴史認識が欠如しているのであろうと反省。
文化史は教科書でも独立していて章の最後におまけのように羅列してあった記憶があるが、本当に意味が -
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伊呂波耳本反止
千利奴流呼和加
余多連曾津禰那
良牟有為乃於久
耶万計不己衣天
阿佐伎喩女彌之
恵比毛勢須
これ読めた人いますか?
万葉仮名です。
現在にの仮名をふると・・・。
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
そう、ご存知いろは歌です。
これを踏まえてあらすじを・・・。
大学院に通ってる香坂明は、自分の書いた猿丸大夫伝説の論文を斜め読みしていた。
突然、製薬会社の研究員が現れ新薬の助言が欲しいと車で訪ねて来た。
いぶかりながらも研究所に行きそこで新薬は過去幻視効果がある