あらすじ
独自の歴史眼で新しい日本史を紡ぎ出す井沢元彦、渾身の歴史シリーズ第四弾! 今回のテーマは、ズバリ「怨霊」。藤原氏はなぜ権力を独占できたのか。『源氏物語』成立に秘められた謎とは。明治時代まで朝廷を苦しめた崇徳上皇の呪いとは。歴史のギモンは、「怨霊」でスッキリ解決せよ! 平安時代から現代まで、井沢史観で縦横無尽に解説する。
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Posted by ブクログ
今回は藤原氏の隆盛と怨霊信仰の話。
ひととおり日本史の授業で藤原氏と荘園の発展は学んでいるはずだが、非常にわかりやすく説明している。暗記にうんざりしている学生にお勧め。
怨霊と文学との関わりが興味深かった。出版がペイしなかったであろう当時でなぜ源氏物語が成立したか?文化を重んじる風潮がある程度成立していたのではあろうがこっちの方が説得力はある。源氏が藤原氏とライバル関係で権力闘争に負けた勢力だった、というのはあまり認知度が高くないのではないかと思うがそれ自体が歴史認識が欠如しているのであろうと反省。
文化史は教科書でも独立していて章の最後におまけのように羅列してあった記憶があるが、本当に意味がないことだ。最近の教科書はどうなのであろうか。